みちのく温泉
表示
みちのく温泉 | |
---|---|
温泉情報 | |
所在地 | 青森県西津軽郡深浦町艫作(へなし) |
交通 |
鉄道:JR五能線艫作駅下車、徒歩約15分 車:津軽自動車道五所川原東ICから国道101号で約1時間30分 |
泉質 | 食塩泉 |
宿泊施設数 | 1 |
みちのく温泉は、青森県西津軽郡深浦町艫作(へなし)(旧国陸奥国)にある温泉。希少な二酸化炭素泉で遊離二酸化炭素含有量が国内1位[1][2]。
泉質
[編集]- 二酸化炭素泉・食塩泉
- 遊離炭酸含有量4,004mg/kg
吉川温泉の開湯までは、日本でもっとも遊離二酸化炭素含有量の高い温泉であった[3]。その後は吉川温泉の二酸化炭素含有量が低下しているため、2014年8月現在はみちのく温泉が1位に返り咲いている。源泉温度は60℃であり、毎分119ℓの湯量を源泉かけ流しである。近隣の黄金崎不老不死温泉とは、湯の色が似ているために同じ成分だと誤解されがちであるが、泉質は別物である。
効能
[編集]二酸化炭素泉の特徴は、1キログラムの温泉水中に遊離炭酸1000ミリグラム以上を含むとされている。これに浸かると、体表の隅々まで炭酸ガスの気泡が付着する。冷鉱泉および低鉱泉が比較的多く見られるが、体熱が拡散されることにより、湯冷めを気にすることもない。この泉質は毛細血管を拡げて血圧を下げるので『心臓の湯』と称され、高血圧に効くとされているが、他に適応は、運動麻痺、関節痛・筋肉痛、打撲、動脈硬化、切り傷、冷え性、更年期障害、不妊症などとなっている。同様の泉質に、大分県の長湯温泉がある[4]。
これらの効能には個人差があり、必ずしも効果があるわけではない。
施設
[編集]アクセス
[編集]周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ みちのく温泉旅館|温泉 宿/旅館が満載【ゆこゆこネット】
- ^ みちのく温泉旅館 - 宿泊予約は<じゃらん> Archived 2014年11月27日, at the Wayback Machine.
- ^ (社)日本温泉協会の調査による[要出典]
- ^ 初級テキスト初版用の修正ページ (PDF) 「日本の宿 おもてなし検定委員会」(株式会社JTB総合研究所)
- ^ 浴場入口には、五能線の列車通過時刻が書かれており、露天風呂の目の前を列車が通過する。