ぼくは勉強ができない
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『ぼくは勉強ができない』(ぼくはべんきょうができない)は、1993年刊行の山田詠美の小説[1]。「新潮」1991年5月号掲載の表題作をはじめとした、9篇の連作小説。鳥羽潤主演で映画化された[2]。2015年刊の文春文庫版には書き下ろしの続編「四半世紀後の秀美くん」が収められた。
17歳の主人公が学校を窮屈に感じながらも凛々しく生きる、高校生小説。
あらすじ
[編集]17歳のサッカー好きの高校生 時田秀美は勉強はできないが、女性にはよくもてる。 しかし、どこか学校での居心地の悪さを感じ、窮屈さを悩みつつも解決していく。
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書籍
[編集]- 山田詠美『ぼくは勉強ができない』新潮社、1993年3月30日。ISBN 9784103668060。
- 山田詠美『ぼくは勉強ができない』新潮社〈新潮文庫〉、1996年3月1日。ISBN 9784101036168。
- 山田詠美『ぼくは勉強ができない』文藝春秋〈文春文庫〉、2015年5月8日。ISBN 9784167903619。
映画
[編集]キャスト
[編集]- 時田秀美 - 鳥羽潤(小3の秀美:崎本大海)
- 武田真理 - 山口紗弥加
- 桜井先生 - 高橋和也
- 時田仁子 - 高泉淳子
- 時田隆一郎 - 高松英郎
- 桃子 - 佐藤忍
- 川久保一 - 松嶋亮太
- 植草昇 - 志萱一馬
- 山野舞子 - 重光絵美
- 脇山茂 - 永本恵樹
- マスター - 綾田俊樹
- 川久保の父 - ひさうちみちお
- 奥村先生 - 山崎一
- 佐藤先生 - 有薗芳記
- 保健室の先生 - 秋本奈緒美(特別出演)
など
スタッフ
[編集]- 監督 - 山本泰彦
- 脚本 - 中瀬梨香
- 原作 - 山田詠美
- 製作総指揮 - 市毛るみ子、松下千秋
- 製作 - 大里洋吉、山本久、久板順一朗、寺尾和明
- プロデューサー - 森重晃、宅間秋史、野村敏哉、大桑仁
- 企画 - 山本泰彦事務所
- 撮影 - 石川三明
- 美術 - 河野博
- 音楽 - 菅野よう子
- 音楽プロデューサー - 金橋豊彦
- 主題歌 - ボクらは何処へ行くのだろう/psycho babys
- 録音 - 北原慶昭
- 照明 - 佐野武治
- 編集 - 前田智子
- 助監督 - 杉山泰一
- 製作 - アミューズ、フジテレビジョン、TSUTAYAグループ
- 配給 - 東宝
受賞歴
[編集]- 第20回日本アカデミー賞(1997年)
- 新人俳優賞 - 鳥羽潤
脚注
[編集]- ^ “山田詠美 『ぼくは勉強ができない』 | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2021年7月1日閲覧。
- ^ “ぼくは勉強ができない|MOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS. 2021年7月1日閲覧。