くず館
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くず館 (岩手県) | |
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城郭構造 | 山城 |
築城主 | 不明、小軽米氏?[1] |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 不明、小軽米氏? |
廃城年 | 不明 |
遺構 | 曲輪、空堀 |
指定文化財 | 史跡等未指定[2] |
位置 | 北緯40度17分45.1秒 東経141度31分18.5秒 / 北緯40.295861度 東経141.521806度座標: 北緯40度17分45.1秒 東経141度31分18.5秒 / 北緯40.295861度 東経141.521806度 |
地図 |
くず館(くずだて)は、岩手県九戸郡軽米町小軽米第1地割(陸奥国糠部郡古軽米村)にあった日本の城。
概要
[編集]小軽米地区の中心、久慈方面に通じる国道395号小軽米バイパスを久慈方向に見てバイパスに掛かる橋の手前、向かって右手の雑木林と草地が館跡である。雪谷川との比高差20メートルの丘陵上に立地する。現状は雑木林と草地になっている。城域は三角形を呈する単郭の曲輪で、東西150メートル×南北120メートルを測り、東側は雪谷川に面した断崖をなし、西側から北側にかけて屈曲した幅6-8メートル・深さ2メートルほどの堀が巡る。雪谷川を挟んで対岸には月山神社のある独立丘陵がある[1]。
築城者・築城時期はともに不明だが、東方1キロメートルの丘陵に南部一族・小軽米氏の居城とされる小軽米城跡があることから、当館も小軽米氏関連の遺構ではないかと考えられている[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 岩手県教育委員会「くず館」『岩手県中世城館跡分布調査報告書』 82巻岩手県盛岡市内丸10-1〈岩手県文化財調査報告書〉、1986年3月30日、287頁。doi:10.24484/sitereports.63039。 NCID BN09255684 。