おもちゃ屋ケンちゃん
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おもちゃ屋ケンちゃん | |
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ジャンル | 児童向けドラマ |
脚本 | 大石隆一 |
監督 | 柴田吉太郎 |
出演者 |
宮脇康之 永春智子 前田昌明 岸久美子 風見章子 有島一郎ほか |
音楽 | 牧野由多可 |
オープニング | 「おもちゃ屋ケンちゃん」(宮脇康之) |
製作 | |
プロデューサー | 杉山茂樹 |
制作 | TBS、国際放映 |
放送 | |
放送期間 | 1973年3月8日~1974年2月28日 |
放送時間 | 木曜19:30 - 20:00 |
放送枠 | ケンちゃんシリーズ |
放送分 | 30分 |
回数 | 52回 |
特記事項: 『ケンちゃんシリーズ』第5作。 |
『おもちゃ屋ケンちゃん』(おもちゃやケンちゃん)は、1973年3月8日から1974年2月28日までTBS系列の毎週木曜19:30 - 20:00(JST)に放送された児童向けドラマである。全52回。
概要
[編集]本作では舞台がおもちゃ屋に変わり、初めて飲食店以外の店が舞台となった。また前作までの「トコちゃん」に代わる妹として「マコちゃん」が登場している。
お父さん役の牟田悌三が一時的に降板し、『ジャンケンケンちゃん』の前田昌明が再登板している。
シリーズ唯一の劇場版が作られるなど番組はヒットしたが、ケンイチ役の宮脇康之(現:健)はこの年12歳になり半ズボン姿が嫌になったため、次作『ケンにいちゃん』からは岡浩也扮する弟・ケンジを主役的な扱いにし、ケンイチはケンジを見守ったり助言を与えたりする、副主人公的な存在へ変わる。
TBSプロデューサーの忠隈昌は、1981年に放送された『なかよしケンちゃん』のインタビューの中で、「玩具を見せることに終始した結果、玩具の宣伝番組となってしまった」として本作を失敗作に挙げ、以降のシリーズの大半は飲食店が舞台になっている[2][注釈 1]。
出演者
[編集]- ケンイチ:宮脇康之
- マコ:永春智子
- お父さん:前田昌明
- お母さん:岸久美子
- マキ(お母さんの妹):岸ユキ
- ヒロミ(従業員):あかはゆき
- ニンジン(従業員):藤江喜幸 (伍代参平)
- テンサイ:山田慶造
- ラクゴ:林達也
- ヨイトマケ:田村明彦
- 良子(順平の娘):榎本ちえこ
- 順平(近所のラーメン屋・お父さんの親友):藤木悠
- 安子(順平の妻):宮地晴子
- ホラタツ:赤塚真人
- ナルホド:湯浅順之
- 三五郎(野球のコーチ):石田信之
- 光代:生田くみ子
- 源太:池田義彦
- 須崎:石山雄大
- おばあさん:風見章子
- おじいさん:有島一郎
スタッフ
[編集]- 脚本:大石隆一、光畑碩郎、他
- 監督:柴田吉太郎、曽根義隆、他
- 助監督:杉村六郎
- 撮影技術:秋元茂
- 照明:加藤角三
- 録音:沼田春雄、渋谷明憲
- 美術:儘田敏雄
- 編集:池月正
- 制作主任:名久井寅喜
- 現像:TBS映画社
- 音楽:牧野由多可
- プロデューサー:杉山茂樹
- 制作:TBS、国際放映
主題歌・挿入歌
[編集]主題歌「おもちゃ屋ケンちゃん」
挿入歌「ケンちゃんと遊ぼう」
- 作詞:多地映一/作編曲:高田弘/歌:宮脇康之、みすず児童合唱団
サブタイトル
[編集]- 1973年3月8日 「ボクンちおもちゃ屋デース」
- 1973年3月15日 「ネジ廻しにご用心」
- 1973年3月22日 「不思議なロボット」
- 1973年3月29日 「にんじん君がやって来た」
- 1973年4月5日 「バレエ習います」
- 1973年4月12日 「ヒロミちゃんの休日」
- 1973年4月19日 「お父さん、ごめんね」
- 1973年4月26日 「よそではいい子」
- 1973年5月3日 「天才くん、バンザイ」
- 1973年5月10日 「落ちてたオルゴール」
- 1973年5月17日 「ポコちゃんがなおったぞー」
- 1973年5月24日 「仲なおりの方法」
- 1973年5月31日 「おじいちゃんの結婚記念日」
- 1973年6月7日 「お人形とお巡りさん」
- 1973年6月14日 「ボクにまかしとけ!」
- 1973年6月21日 「かわいいマルちゃん」
- 1973年6月28日 「ロボット大作戦」
- 1973年7月5日 「おじいちゃんのオムライス」
- 1973年7月12日 「もうひとりのボク」
- 1973年7月19日 「落語とお化け」
- 1973年7月26日 「こわれたお人形」
- 1973年8月2日 「ジャックと豆の木」
- 1973年8月9日 「とんだプール騒動」
- 1973年8月16日 「ゆかいないとこ」
- 1973年8月23日 「坂道のおじいさん」
- 1973年8月30日 「それいけ! 冒険旅行」
- 1973年9月6日 「南の国へ行って来た」
- 1973年9月13日 「南の国であった少年」
- 1973年9月20日 「いじめっ子騒動」
- 1973年9月27日 「夕日の対決」
- 1973年10月4日 「うそつき日記」
- 1973年10月11日 「なぐられてよかった」
- 1973年10月18日 「ふしぎなランプ」
- 1973年10月25日 「チビッコ作戦・大当り」
- 1973年11月1日 「おじいちゃんの歩き競走」
- 1973年11月8日 「ボクたちの宝さがし」
- 1973年11月15日 「おばあちゃん、ありがとう」
- 1973年11月22日 「サムライでござる」
- 1973年11月29日 「古ぼけた時計」
- 1973年12月6日 「がんばれ! ニンジン君」
- 1973年12月13日 「小さな約束」
- 1973年12月20日 「ヨイトマケのお父さん」
- 1973年12月27日 「早くこい、お正月」
- 1974年1月3日 「消えたトランプ」
- 1974年1月10日 「ごめんね! おじいさん」
- 1974年1月17日 「おしゃべりマクラ」
- 1974年1月24日 「一人ボッチのサーカス」
- 1974年1月31日 「お父さんの秘密」
- 1974年2月7日 「北風の笛」
- 1974年2月14日 「ひろった大事件」
- 1974年2月21日 「ニンジン君のガールフレンド」
- 1974年2月28日 「すてきなお父さん」
放送局
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- TBS:木曜 19:30 - 20:00
- 青森テレビ:木曜 19:30 - 20:00[3]
- 岩手放送:木曜 19:30 - 20:00[3]
- 秋田放送:水曜 19:00 - 19:30[4]
- 山形放送:水曜 19:00 - 19:30[3]
- 東北放送:木曜 19:30 - 20:00[3]
- 福島テレビ:木曜 19:30 - 20:00[3]
- 山陰放送:木曜 19:30 - 20:00
- 新潟放送:木曜 19:30 - 20:00[5]
劇場版
[編集]- 『おもちゃ屋ケンちゃん よそではいい子』
- 1973年8月1日[6][7][注釈 2]、「東宝チャンピオンまつり」内で上映。第8話のブローアップ版[1]。シリーズ唯一の劇場版。上映時間は26分[1]。
- 同時上映は『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(再映)『ウルトラマンタロウ』『愛の戦士レインボーマン』『科学忍者隊ガッチャマン』『山ねずみロッキーチャック』の5本[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 『ゴジラ画報』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN 4-8124-0581-5。
- 『ゴジラ 東宝特撮映画全史』講談社〈キャラクター大全〉、2014年7月15日。ISBN 978-4-06-219004-6。
- 電撃ホビーマガジン編集部 編『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日。ISBN 978-4-04-866999-3。
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