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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/日本の悪霊 20241018

選考終了日時:2024年11月1日 (金) 14:10 (UTC)

追記:冒頭「文庫版は新潮文庫より、のちに河出文庫より刊行されている。」の文章に出典がついていません。重要な記述なので、出典がつけられるまでは賛成票を取り消します。--以上の署名のないコメントは、アロイス・ヒトラー会話投稿記録)さんが 2024年10月22日 (火) 23:34 (UTC) に投稿したものです(灰色の海会話)による付記)。[返信]

コメント文学作品の記事としては経緯から評価まで十二分に記述されており、申し分ないものと思います。映画作品部分については古い作品なので記録が残されているか定かではありませんが、動員数や興行収入などの定量的な評価があればなお良いと思いました。また、受賞歴があると思われる点と、高橋和巳原作の映像作品としての位置付け(初?唯一?)についての言及が出来そうですので、そのあたりの加筆がなされるとより充実したものになるのではないかと思いました。--Gurenge会話2024年10月22日 (火) 13:07 (UTC)[返信]

返信 (Gurengeさん宛) ご指摘ありがとうございます。ご指摘の部分は実に的確な痛いところでして、管見の限りでは動員数や興行収入などの資料を発見できませんでした。また高橋作品の映像化は、川西政明『評伝高橋和巳』(1981年、講談社)末尾の年表を見ますと、『悲の器』のテレビドラマ化(1963年)、『散華』のテレビドラマ化(1964年)が他に存在し、映画化は本作が唯一なのですが、残念ながら高橋原作の映像作品としての論といったものも発見できていません。「受賞歴があると思われる点」という点が恐縮ながらわからなかったのですが、『日本の悪霊』は小説・映画ともに、何らかの受賞を受けたとの資料を見つけられませんでした。ただ調べ直したところ、佐藤慶が本作と『儀式』の演技で昭和46年度キネマ旬報賞主演男優賞を受賞した、との事実が新たに確認できましたので、これは追加いたしました。

返信 (アロイス・ヒトラーさん宛) アロイス・ヒトラーさんは、充分に記事を読んだ上とは思えない投票を濫発されていることを既に他の方に指摘されておりますが、特に今回、タイミングに照らして、会話ページ及び他記事の選考でそのような指摘を受けた直後に、導入部の一文に目をつけて投票を取り消されるという対応は実に唐突かつ粗笨なものと感じざるを得ません。ご指摘の部分は書誌情報であり、他の諸記事でも特に出典のない状態が通例となっておりますが、ご指摘を受けて出典をつけることはできなくはありません(但し、河出文庫が最近の刊行であるため、全集の書誌情報に記載はなく、一次情報に頼らざるを得ないようではありますが)。ただし今回、私は対応しません。他の方からのご指摘が再度ある場合には一考いたします。--灰色の海会話2024年10月23日 (水) 04:11 (UTC)[返信]

返信 (灰色の海さん宛) 賛成 調査ならびにご対応ありがとうございます。『ATG映画の全貌』あたりに記載があるのかもしれませんが、やはり難しそうですね。現状で賛成票とさせて頂きます。動員数や興行収入などの資料は当方も見つけられなかったのですが、渉猟した中でいくつか加筆に役立てそうな情報があったので、備忘として残しておきます。
『映画評論』1972年2月号[1]/「1971年度映画評論ベストテン」という映画評論家たちからの得票をもって順位付けする企画において、『日本の悪霊』は日本映画部門で8位になっていました。p.26から各論者の短評もあるので、評価節の加筆に使用できるのではと思いました。
『映画評論』1971年7月号[2]/このコラムは高橋和巳の死を受けて監督の黒木和雄が寄稿したものですが、その中に大島渚が映画『日本の悪霊』を痛烈に批判したという話が出てきます。こちらも現在の評価節には無い視点かと思いました。--Gurenge会話2024年10月23日 (水) 12:00 (UTC)[返信]
返信 調査頂き、大変ありがとうございます。ご指摘頂いた「1971年度映画評論ベストテン」につきまして、記事に反映させて頂きました。大島渚の評価も、是非加筆したいところですね。当該評論(『黒木和雄・日共と悪霊』)は、『同時代作家の発見』(1978年、三一書房)という本に収録されているようなのですが、近隣の図書館に所蔵がなく、未だ確認できていません。こちらもなるべく近いうちに確認・加筆したいと思います。--灰色の海会話2024年10月26日 (土) 02:02 (UTC)[返信]