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Wikipedia:井戸端/subj/残虐表現や性的描写は駄目なのか

残虐表現や性的描写は駄目なのか

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マブラヴシリーズの登場人物において、IPユーザーさんが「残虐表現や性的描写は、記事を読む人の心情を悪くする」という理由で該当する記述を削除しています。
それ自体はまあ別に分からなくも無いのですが、問題なのは「残虐表現や性的描写は駄目だというローカルルールを提示したにも関わらず、それをノートで他の執筆者とまともに議論しようともせず、一方的に他の執筆者に自分のルールを押し付けている」ということです。
僕は以前僕自身の会話ページにおいて「ローカルルールを作るなら他の参加者に対して議論提起をしろ」と忠告したのですが、残念ながらそれを無視して一方的に記述の削除を行っているというのが現状です。
そこで皆さんに意見を頂きたいのですが、
  • ウィキペディアにおいて残虐表現や性的描写は明確に禁止されているのか
  • 残虐表現や性的描写を認めないというローカルルールを作るなら作るで、どこまでが「残虐表現」「性的描写」という線引きになるのか(このIPユーザーさんの編集を見る限りでは、「背中から刺されて死ぬ」だけでもアウトのようですが。)
  • そもそも事実を正確に書いているにも関わらず、残虐表現や性的描写という理由での記事の削除が認められるのか
以上の点についてどう思うでしょうか。意見やアドバイスなどを送って頂けるとありがたいです。
ここからは僕の私見になるのですが、残虐表現や性的描写を無闇に削除する行為は記事の「特筆性」を損なう結果となり、あまり好ましくないんじゃないかと思っています。
「マブラヴ・アンリミテッド」と「マブラヴ・オルタネイティブ」の過酷な世界観、各登場人物が異性体BETAにどれだけ酷い目に遭わされたのか、異性体BETAがどれだけ恐ろしい存在なのかということを明確に読者に伝えるには、どうしても残虐表現や性的描写が必要になるのではないかと思うのです。ただ「攻撃されて死んだ」だけでは「マブラヴ」シリーズの過酷な世界観や異性体BETAの恐ろしさは伝わりにくい。「強化装備ごと全身が溶解して死んだ」「主人公の目の前で陵辱されて絶望した」ここまでやって初めて、異性体BETAはとても恐ろしい存在なんだ、主人公たちはこんな奴らと戦っていたのか、ということが明確に読者に伝わるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。--ルーファス会話2012年4月8日 (日) 12:25 (UTC)[返信]
ウィキペディアは百科事典ですので、事実が担保できればできるだけそれを正確に、解りやすく、書くべきです。また、ウィキペディアは原則的に検閲を行ないませんし、中立であるべきです。これにつきましてはWikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアでは検閲は行われませんで明記されている通りです。事象を性格に説明するのに必要であれば、どの様なショッキングな言葉やどの様な猥褻な言葉が飛びだそうが、それはやむを得ないことです。同時にWikipedia:不快なコンテンツというガイドラインもあり、必要の範囲を逸脱しない様には求められているのですが、これに示される「多くの読者にとって冒涜的、侮辱的、下品、卑猥だと感じられるであろう」な言葉と言うものは、相当に常軌を逸したケースに適用されるものであるはずです(恐らくは、普通の人が普通に記事を書いた時に問題となることはないでしょう)。
今回の編集を拝見致しますと、特に誰かの権利を侵害している訳でもなく、差別を助長している訳でも、法令に違反している訳でもありません。また、必要や常軌を逸して過度に不快に記述されて居るとも見なせません。また、私は原作を見ておりませんのでかなり想像の入った意見となりますが、こう言った状況において女性キャラが陵辱(レイプ?)されたのであるか否かは、キャラクターまたはストーリーを説明するにおいて、無視出来ない要素である可能性があります。逆に些末な要素であるのであれば、端折ってもよいでしょう。ただしいずれにしてもWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないには重々ご配慮下さい。
以上の点につきましては、コメント依頼を提出し、題材について見識のある第三者の意見を募ってみるのもよいでしょう。--Hman会話2012年4月8日 (日) 12:56 (UTC)[返信]
丁寧なアドバイスをありがとうございました。とても参考になりました。アドバイスに従い、コメント依頼にも今回の件についての依頼を出させて頂きました。--ルーファス会話2012年4月8日 (日) 13:07 (UTC)[返信]
Wikipedia:不快なコンテンツの成立に少し関わっているので、個人的に気になる話題ではあります。「不快なコンテンツ」にとって鍵になるのは、その表現が百科事典の内容として必要であるかどうかというところにあります。これはWikipedia:ウィキペディアは何ではないかが求めることでもあります。この件で挙げられているマブラヴシリーズがどういうものか詳しく存じ上げませんが、記事の主題そのものが性的で残虐な表現を含む場合、その解説にそういう要素を排除することは不可能であると考えます。ですから、そういったものを避けることは百科事典の内容としてふさわしいものではないですし、過剰に強調されていない限り「不快なコンテンツ」として排除されるべきものでもありません。後はキャラクター紹介としてのバランスの問題だと思います。ウィキペディアはネタバレを禁止していない(百科事典の性質上、物事の核心に触れないことはありえないからです。)ので、キャラクターについてはそのキャラクターの情報に専念し、ストーリーや設定は別にまとめることも考えられるでしょう。--有足魚会話2012年4月9日 (月) 09:07 (UTC)[返信]
アドバイスありがとうございます。やはり残虐表現や性的描写があるからといって、余程度が過ぎた物でない限りは無闇に記事を除去するべきではないのですね。--ルーファス会話2012年4月9日 (月) 14:43 (UTC)[返信]
そうですね、今回の「陵辱」でしたら、ほとんどの方が恐らくは単純なレイプを想定するのでしょうが、もし単純なレイプでない場合はプロットの説明として、それが多少ショッキングな表現になってしまっうのであってでも、あえて陵辱の内容を記しておくことが必要である可能性もあります(これは題材に知識のある人しかわかりませんが、例えば二次資料でその陵辱の内容が説明されているのでしたら、それは敢えて特記するに足る陵辱であるとの判断を後押しするひとつの事実でしょう)。とは言え、原則主義や極端な(現実世界からの)アナーキズムに陥るのもアレなんでしょうけどね。例えば「暴行監禁レイプバラバラ殺人事件」という現実に起こった事件を題材とした場合、裁判や取材で明らかになった確度の高い残虐行為を逐一事細かに情緒豊かに示す事は確かに事件への理解を少なからず助けますが、これは「多くの人にとって不快」または「必要以上」と捕らえられる可能性があるため、若干ボカす程度の配慮が必要に成ってくるかもしれません。ただし特定の政治的主張や宗教観をお持ちの方に特別に配慮する必要は無く、もう常識で考えて恐らく8割、9割の方が、って言うレベルで判断するべきでして、いずれに致しましても程度と必要性につきましては逐一お話し合い頂くよりないでしょうね。--Hman会話2012年4月9日 (月) 15:13 (UTC)[返信]