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Wikipedia:井戸端/subj/新訳で邦題が変更された小説について

新訳で邦題が変更された小説について

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とある映画記事に関連した話です。作品は本国出版から2年後に邦訳が出ました(この時の作品名を「邦題A」とします)。その後、映画公開に合わせて出版社の違う新訳が出版され、訳題が映画版と揃えた「邦題B」に変更されました。因みに原題と比較すると、邦題Bの方がより直訳に近いものです。この原作記事については現在立項準備中で(忙しいのでもう少し先になりますが)、邦題Bで立項し、邦題Aをリダイレクトにする予定でした。更にこれを念頭に、映画記事では曖昧さ回避を付け、作品の原作欄には、邦題Bを採用して仮リンクを貼っておきました。

この後ですが、別の利用者の方が「邦題に揃える」としてリンクを邦題Aに変える作業をされました(差分)。確かに映画のホームページでも「原作は邦題A」[1]とされていますが、映画の原題は原作小説と全く同じですし、更に邦題B(=映画の邦題)での訳本も出ていますので、個人的感覚では邦題Bで立項したいところです(赤の他人の個人ブログですが、感覚的にはこんな感じです[2])。何より、WP:CRITERIAの「認知度が高い」に関しては、映画の邦題と揃った邦題Bの方が勝ると思います。この場合、先に出版された邦題Aに記事名を揃えるべきなのでしょうか?--FMmice (会話/履歴) 2017年2月5日 (日) 01:27 (UTC)[返信]

素人が失礼します。その経緯ですと映画の制作時には邦題Bはまだ存在していませんよね。そういう意味では原作は邦題Aと言えるのではないでしょうか。またもしも内容が映画寄りになっているならそれはノベライズと言われるべきですが、そういう訳ではないんですよね?Hiroes会話2017年2月5日 (日) 02:18 (UTC)[返信]
追記:自分はWP:CRITERIAで述べられているのはある事柄の名称をどうすべきかだと解釈します。今回のケースだと邦題Aと邦題Bはなんらかの形で区別されるべきだと思いますので、こちらには当たらないのではないでしょうか。Hiroes会話2017年2月5日 (日) 02:26 (UTC)[返信]
「原作が邦題A」という公式サイトの表記については、サイト設立時に邦題Bでの本が出ていなかったということなので、そこは理解しています。ただし、邦題A(ハードカバー)と邦題B(文庫版)はどちらも同じ原作小説を翻訳したもので、映画の公開によって後から出版された邦題Bの方が有名になってしまった状態です。言うなれば、『犯人は二人』問題とも言うべきものなのでしょう(この場合原題に忠実な方も、初訳に準じた方も、両方同じくらいの知名度があるので参考になるかは微妙ですが)。記事の主従から考えて、原作記事を邦題A・Bのどちらかで立項し、片方はこの原作記事へのリダイレクトにすることが必要なわけですが、はたまたどっちで立項すべきなのでしょう、という話です。WP:CRITERIAはjawpの記事名に普遍的に適用されるものなので、別物ではないと思うのですが……--FMmice (会話/履歴) 2017年2月5日 (日) 02:58 (UTC)[返信]
作品としては別物であってもページとしてはどちらかに統合が必要なんですね。理解が足りませんでした。そういう事でしたら自分としては口を挟む余地はありません。お騒がせしました。Hiroes会話2017年2月5日 (日) 06:39 (UTC)[返信]
コメント 「認知度が高いかもしれない」で編集するのは編集合戦を引き起こしかねないので注意が必要です。記事名を決めるうえで複数の選択肢がある場合、代表として適切と考えられるものを選択しなければならないですが、これを「かもしれない」で決めてしまうと「じゃあ、こっちのほうかもしれない」で延々議論しなくてはいけなくなります。なので、「かもしれない」ではなく「こちらに決めた理由はこれ」というのを決めたうえで、ノートにでも理由を明記しておくとよいでしょう。改名議論になるにせよ、あるのとないのでは入り口が違いますので。結構原作となる作品と日本に入ってくるときの日本語訳作品の題名がかけ離れているケースは多い(例えばコップ・アウト 〜刑事した奴ら〜はサブタイトルは原作側ではありませんし、ナポレオン・ダイナマイトなんて日本で初めてDVD化されたときに「バス男」なんて付けられて批判されましたし・・・)ので、あくまで「執筆時点でどちらが著名なのかを明らかにしたうえで」名前を決めてください。あとで改名しようと思えばできるわけだし、リダイレクトで転送もできるわけですから。
著名性としていうと、邦題Aと邦題Bでは「(小説として)評価がされているのはどちらが多いのか」を調査してみてください。というのも、翻訳者がそれぞれ異なるので(おそらく)内容的にも細かいニュアンスがAとBでは違ってくるはずなのでそれぞれに評価があるはずです。映画はまた別の著作物(当然ですが、映像化に当たっての脚本や翻訳者は小説の翻訳者とは別であることが多い)なので、記事名を「映画ではこれだから」と映画の邦題に必ずしも引っ張られる必要はありません。
評価において「邦題Bとして劇場公開されるものを再翻訳して出版」というのも立派な評価ではありますが、文学作品としての評価が邦題Aとしてのほうが多いなら、邦題Aを選ぶべきともいえます。この辺りは初版を投稿される方、後にどちらが良いかを比較検討される方の調べ方次第になると考えられます。--アルトクール会話2017年2月5日 (日) 03:11 (UTC)[返信]
返信 (アルトクールさん宛) - 確かに翻訳作品そのものの評価について精査が必要ですね(とはいえ邦題Bの方は映画についても引っかかってしまって大変なのですが)。『リリーのすべて』のように、映画化に合わせて単純に改題したものは楽ですけれど、この場合は翻訳者・出版社共に違いますし……手に入れるなり何なりして少し調べてみます。立項時の選択については、仰る通りノートに但し書きしておくのが良いと思います。--FMmice (会話/履歴) 2017年2月5日 (日) 03:44 (UTC)[返信]