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WHITE OUT 〜memory of a color〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TETSU69 > WHITE OUT 〜memory of a color〜
「WHITE OUT 〜memory of a color〜」
TETSU69シングル
初出アルバム『Suite November
A面 WHITE OUT 〜memory of a color〜
B面 WHITE OUT (Album Ver.)
15 1/2 フィフティーンハーフ (Beyond The Rainbow Remix)
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル ポップス
ロック
時間
レーベル SPROUSE
DREAM MACHINE
作詞・作曲 TETSU69
プロデュース TETSU69
チャート最高順位
  • 週間13位(オリコン
  • 登場回数4回(オリコン)
TETSU69 シングル 年表
15 1/2 フィフティーンハーフ
(2002年)
WHITE OUT 〜memory of a color〜
(2003年)
Can't stop believing
(2007年)
Suite November 収録曲
WHITE OUT
(1)
wonderful world
(2)
ミュージックビデオ
TETSU69「WHITE OUT ~memory of a color~」 - YouTube
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WHITE OUT 〜memory of a color〜」(ホワイト アウト メモリー・オブ・ア・カラー)は、日本ロックバンドL'Arc〜en〜CielベーシストtetsuyaがTETSU69名義で発表した通算4作目のシングル。2003年2月13日発売。発売元はワーナーミュージック・ジャパンの社内レーベル、DREAM MACHINE内に設けた自身の主宰レーベル、SPROUSE。

解説

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前作「15 1/2 フィフティーンハーフ」から約4ヶ月ぶりとなるシングル。本作発売の約3ヶ月前にリリースした1stアルバム『Suite November』からのリカットシングルとなっている。

表題曲「WHITE OUT 〜memory of a color〜」は、アルバム『Suite November』に収録された「WHITE OUT」のリアレンジバージョンとなっており、アルバム収録版からシンセサイザーの音などが追加される一方、生ドラムがカットされている。また、このシングルに収録されたバージョンでは、アルバム収録版からテンポを落とし[1]、新たにtasukuを共同編曲者に迎えリアレンジ作業が行われている。また、アルバム収録版の制作陣とは異なるメンバーでレコーディングが行われており、各楽器のフレーズも変更されている。今回tasukuの他に、ギタリストとして林部直樹米米CLUB)、シンセサイザーオペレーターとして飯田高広が招聘されている。なお、この曲はリカットシングルとして発表されているため、現在までフィジカルアルバムに収録されていない。ただ、2022年7月1日にソロ名義でリリースしたシングル・アルバムの音楽ストリーミングサービスへの公開を開始した際、アルバム『Suite November』が『Suite November -Complete Edition-』として発表され、このコンプリート版で初めて表題曲がアルバムに収録されることになった。

ちなみに、本作に収録されたバージョンに関するデータは、当時のレーベル代表が保管していたが、後年に紛失してしまったという[2]。このエピソードは、2018年に自身がパーソナリティーを務めるインターネットラジオ番組で明かされており、TETSU69は「ライヴでこの曲だけやってないのはデータが無いからなんです」と語っている[2]。その後自身の手により、本作に収録されたバージョンに限りなく寄せたアレンジで作り直され[3]2022年にソロ活動20周年を記念し開催したライヴ「TETSUYA 20th ANNIVERSARY LIVE」で久々に披露されることになった[4]

カップリングには、表題曲のアルバム収録版である「WHITE OUT」に加え、前作の表題曲「15 1/2 フィフティーンハーフ」のリミックスが収録されている。なお、リミックスは、音楽プロデューサーの大川タツユキが手掛けている。

本作は、通常盤(CD)のみの1形態で発売されている。通常盤の初回限定仕様は、スーパーピクチャーレーベルかつカラー歌詞カード仕様となっている他、「BAKED PENDANT」(全5種)がランダムで1枚封入されている。

なお、本作の発表をもってワーナーミュージック・ジャパンとの契約が終了している。その後tetsuyaは、2005年にTETSU69名義でトリビュート・アルバムLOVE for NANA 〜Only 1 Tribute〜』に自身が作詞・作曲した楽曲「REVERSE」を提供。2006年には、当時L'Arc〜en〜Cielで活動する際に使用していたtetsu名義でライヴイベント「天嘉 伍 -DANGER Ⅴ-」に出演している。そして2007年からは、再びKi/oon Recordsに戻り、tetsu名義で次作「Can't stop believing」を発表している。そのため、TETSU69名義で発表したソロ名義の単独作品は、本作が最後となっている。

収録曲

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#タイトル作詞作曲編曲/リミックス時間
1.「WHITE OUT 〜memory of a color〜」TETSU69TETSU69TETSU69・tasuku(編曲)
2.WHITE OUT (Album Ver.)TETSU69TETSU69TETSU69・鈴木智文(編曲)
3.「15 1/2 フィフティーンハーフ (Beyond The Rainbow Remix)」TETSU69TETSU69大川タツユキ(リミックス)
4.「WHITE OUT 〜memory of a color〜 (instrumental)」 TETSU69TETSU69・tasuku(編曲)

参加ミュージシャン

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収録アルバム

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タイアップ

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WHITE OUT 〜memory of a color〜

脚注

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  1. ^ 『R&R NewsMaker』、p.25、ビクターエンタテインメント、2003年1月号No.172
  2. ^ a b ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #9】2018年3月31日放送分
  3. ^ ニコニコチャンネル『てっちゃんねる』【TETSUYA SATURDAY KING RADIO #209】2022年7月23日放送分
  4. ^ "【ライヴレポート】TETSUYA (L'Arc-en-Ciel)、<20th ANNIVERSARY LIVE>に温かな感動「好きになってくれて、ありがとー」". BARKS. 27 July 2022. 2023年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月14日閲覧