Visual Brains
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Visual Brains(ビジュアル・ブレインズ)は風間正(かざませい、1956年10月8日 - ) と大津はつね(おおつはつね、1956年10月29日 - )による映像作家ユニット。
風間、大津共に東京都出身。風間の父、風間完は挿絵画家。1981年にVisual Brainsを結成し、活動を開始。ビデオ・アート作品を主に、パフォーマンス映像、舞踏とのコラボレーション、インスタレーション制作も行う。80年代には、数多くの企業VPも手がけた。 風間は、早稲田大学教授を経て、明星大学情報学部教授。(2012年に退職。)大津は、東京工芸大学芸術学部名誉教授。
風間は、2007年に「現代映像芸術論[1]」を刊行。その他、松本俊夫著「逸脱の映像」のブックレビュー[2]などを執筆している。
受賞
[編集]- 1982年:「東京ヴィデオ・フェスティヴァル」VIDEO CATION賞受賞
- 1984年:「東京ヴィデオ・フェスティヴァル」2作品入賞
- 1987年:「コンテンポラリー・アートEXPO87」入賞
- 1987年:「第15回 SHOP&DISPLAY」銀賞受賞
- 1988年:「3th VIDEONALE」入選(西ドイツ/ボン)
- 1989年:「イメージフォーラム・フェスティバル」大賞受賞
- 1989年:「EUROPALIA'89」(ベルギー/アントワープ)
- 1990年:「SCAN'90」ピーター・カラス賞受賞
- 1992年:「5th VIDEONALE」入選、招待(西ドイツ/ボン)
- 1995年:「Video Fest95」入選(ドイツ)
- 1997年:「ヨーロピアン・メディア・アート・フェスティヴァル」/芸術ホール(ドイツ/オズナブルック)
- 2005年:「東京ビデオ・フェスティヴァル2005」佳作受賞
- 2016年:「地方の時代映像祭」地方・学生・自治体部門 奨励賞受賞(記憶のマチエール8<D-27>[3])
個展・展覧会歴
[編集]- 1984年:「ヴィデオ・アートのニュー・ウェーブ」銀座POCKET PARK(東京)
- 1985年:「夜会」展/ストライプハウス美術館(東京)
- 1986年:「大阪アンデパンダン」展(大阪)、「モンベリアールヴィデオ祭」(フランス/モンベリアール)
- 1987年:「犀川アートフェスティバル」/INKSTIK芝浦(東京)・長野東急百貨店・信州信町美術館(長野)に巡回
- 「彩色音楽」展/ミクスト・メディア・パフォーマンス『慧何断臂』を上演/宇野萬(舞踏)、西村朗、鶴田睦夫、岩崎真、大山麻里らと共作/STUDIO200(東京)
- 1988年:「SCAN88」展/スタイナ・ヴァルスカ推薦、「第3回ヴィデオナーレ」(西ドイツ/ボン)
- 1989年:「第3回ふくい国際ヴィデオ・ビエンナーレ」/フェニックス・プラザ(福井)、福井県立美術館に巡回、「イメージフォーラム・フェスティヴァル」/東京、横浜、京都、福岡に巡回
- 1990年:「ロカルノ映画祭」(スイス/ロカルノ)、『PRIVATE VISION』世界各地で上映/国際交流基金
- 1990年:「イメージフォーラム・フェスティヴァル」招待作家/イメージフォーラム(東京)(〜2007年)
- 1991年:個展(イメージフォーラム・WAVE六本木店)、「IMPACT91」展(オランダ/ユトレヒト)
- 1992年:「5th VIDEONALE」/招待作家としてインスタレーションを制作/ケルン日本文化会館(ドイツ)
- 1992年:「World Wide Video Festival」/World Wide Video Center(オランダ/デン・ハーグ)
- 1993年:「ヴィデオ・ナイト」展 谷島ギャラリー(東京)インスタレーション制作/川崎市民ミュージアム
- 1994年:個展(カナダ バンクーバ Video In Studio)
- 1995年:「8.VIDEOFEST'95」展/メディオポリス主催(ドイツ/ベルリン)
- 1996年:米国大使館主催インターリンク出演/草月ホール(東京)
- 1997年:「ヨーロピアン・メディア・アート・フェスティヴァル」/芸術ホール(ドイツ/オズナブルック)
- 1997年:「ヴィデオアートの25年」展/東京都写真美術館(東京)
- 1998年:「映像表現の時間と空間−日本の映像作家」展・作品上映/NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京)
- 2002年:「芸術と医学展」インスタレーション・作品上映/NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京)
- 2000年: 「立川国際芸術祭」インスタレーション・作品上映/新鈴春ビル(東京)
- 2006年:「眩暈の装置」展関連企画・ビデオアート・SCANコレクション特集上映/川崎市民ミュージアム(川崎)
- 2006年:「天保図録挿絵展」関連映像『風間完のアトリエ』上映/松本清張記念館(北九州)
- 2007年:「日本の表現力-文化庁メディア芸術祭10周年記念」作品上映/国立新美術館(東京)
脚注
[編集]- ^ 風間, 正 (2007-10-01). 現代映像芸術論―映像作家活動の思想的背景 1970年‐2000年. 出版文化研究会. ISBN 978-4-921067-12-0
- ^ “【Book】ブックレビュー『逸脱の映像』(松本俊夫著)text 風間 正 - neoneo web”. neoneo web - ネオネオウェブ (2013年10月25日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “2016年入賞作品一覧 | 作品紹介 | 「地方の時代」映像祭”. www.chihounojidai.jp. 2024年5月1日閲覧。