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UNSTOPPABLE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「UNSTOPPABLE」
キングギドラシングル
初出アルバム『最終兵器
B面 ミヤコ
ドライブバイ
リリース
録音 D-1 Studio(CD #1,2)
Bazooka Studio(CD #3)
ジャンル ヒップホップ
時間
レーベル デフスターレコーズ
プロデュース DJ OASIS(CD #1,#2)
ZEEBRA(CD #3)
チャート最高順位
キングギドラ シングル 年表
-UNSTOPPABLE
2002年
F.F.B.
(2002年)
911 (Remix)
(2002年)
ジェネレーションネクスト
(2002年)
最終兵器 収録曲
最終兵器
(1)
UNSTOPPABLE
(2)
公開処刑 feat.BOY-KEN
(3)
テンプレートを表示

UNSTOPPABLE』(アンストッパブル)は、キングギドラシングル2002年4月10日デフスターレコーズから発売。諸事情(後述)で、再構成した内容で同年4月27日に再発売された。

解説

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  • F.F.B.」との同時発売で、復帰第1弾シングル。過去に発売された作品は全てインディーズからの発売だった為、事実上メジャーデビューシングル。
  • オリジナル盤はアナログ盤も同時発売されている。
  • 収録曲の「ドライブバイ」で「ヤワなラップをする者」として比喩した言葉(「ニセもん野郎にホモ野郎」、「そのオカマみたいな変なの」など)が、同性愛者を蔑視している(本人たちが発言したところによれば、KICK THE CAN CREWジャニーズを比喩したもの。)と市民団体に抗議されたため、同発の「F.F.B.」の内容も含め、両シングルの販売停止・回収という処分に至る[注釈 1]
  • 販売停止後、同年4月27日、本作の収録曲と「F.F.B.」収録曲とを再構成したシングル「UNSTOPPABLE」として再発売された(後述)。
  • プロモーション活動も活発に行われ、発売時には「ミュージックステーション[2]、「HEY!HEY!HEY!」、「COUNT DOWN TV」、「速報!歌の大辞10」(コメント出演)に出演した。
  • 発売から20年後の2022年、『THE FIRST TAKE』にキングギドラとして登場し、「UNSTOPPABLE」の一発撮りを披露した[3]。披露後、音源化された(後述)。

オリジナル盤の収録曲

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CD

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  1. UNSTOPPABLE
    (作詞:ZEEBRA, K DUB SHINE / 作曲:DJ OASIS)
  2. ミヤコ
    (作曲:DJ OASIS)
  3. ドライブバイ
    (作詞:ZEEBRA, K DUB SHINE / 作曲:DJ OASIS)
  4. UNSTOPPABLE (Instrumental)
  5. ドライブバイ (Instrumental)

アナログ盤

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[SIDE-A]

  1. UNSTOPPABLE
  2. UNSTOPPABLE (Instrumental)
  3. UNSTOPPABLE (Acappella)

[SIDE-B]

  1. ドライブバイ
  2. ドライブバイ (Instrumental)
  3. ドライブバイ (Acappella)

再発盤

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「UNSTOPPABLE」
キングギドラシングル
初出アルバム『最終兵器
B面 平成維新 feat. 童子-T & UZI
ミヤコ
夜明け
リリース
録音 D-1 Studio
ジャンル ヒップホップ
時間
レーベル DefSTAR Records (Sony Music Entertainment)
プロデュース DJ OASIS
チャート最高順位
キングギドラ シングル 年表
-UNSTOPPABLE
(2002年)
F.F.B.
(2002年)
911 (Remix)
(2002年)
ジェネレーションネクスト
(2002年)
テンプレートを表示

UNSTOPPABLE』(アンストッパブル)は、キングギドラシングル。前述のとおり再発盤で、2002年4月27日DefSTAR Recordsから発売された。ジャケットはオリジナル盤のカラー写真をモノクロ写真に、黒い部分が茶色に変えられている。

収録曲

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  1. UNSTOPPABLE
    (作詞:ZEEBRA, K DUB SHINE / 作曲:DJ OASIS)
  2. 平成維新 feat. 童子-T & UZI
    (作詞:ZEEBRA, K DUB SHINE, UZI, 童子-T / 作曲:DJ OASIS)
  3. ミヤコ
    (作曲:DJ OASIS)
  4. 夜明け
    (作曲:DJ OASIS)
  5. UNSTOPPABLE (Instrumental)
  6. 平成維新 (Instrumental)

クレジット

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UNSTOPPABLE
平成維新 feat. 童子-T & UZI
  • Contain Sample
    • DABO:『拍手喝采』
    • RHYMESTER:『ブラザーズ』
    • K DUB SHINE:『機能停止』
  • Recorded by S.Nitta (at D-1 Studio)
  • Mixed by D.O.I
  • Mastered by Chris Bellman (at Bernie Grundman Mastering)

UNSTOPPABLE – From THE FIRST TAKE

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UNSTOPPABLE – From THE FIRST TAKE
キングギドラ配信限定シングル
リリース2022年12月21日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンルヒップホップ
時間3分22秒
レーベルTHE FIRST TAKE MUSIC
作詞者
作曲者
キングギドラ 年表
  • Raising Hell
  • (2022年)
  • UNSTOPPABLE – From THE FIRST TAKE
  • (2022年)

UNSTOPPABLE – From THE FIRST TAKE』(アンストッパブル・フロム・ザ・ファースト・テイク)は、キングギドラの配信限定シングル。2022年12月21日に配信された。

YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に出演した際にパフォーマンスしたものを音源化したものである[4]

収録曲

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デジタル・シングル
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「UNSTOPPABLE – From THE FIRST TAKE」Zeebra, K Dub ShineDJ Oasis 
合計時間:

脚注

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注釈

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  1. ^ メンバーは差別的な意味ではないとし、そう解釈されたのは残念だったとしているが、配慮が足りなかったとした[1]磯部涼は、これらの「悪意はなかった」「差別する意図はなかった」という一連の発言を懐疑的にとらえている一方、2002年当時の(ホモフォビアな)USのラップシーンを素直に翻案した結果だったのだろうと指摘している[1]

出典

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  1. ^ a b “(2ページ目)ラップ・ミュージックと反ホモフォビアの現在 フランク・オーシャンからキングギドラまで”. Real Sound (株式会社blueprint). (2015年5月10日). https://realsound.jp/2015/05/post-3198_2.html 2021年6月12日閲覧。 
  2. ^ 出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (2002年4月19日). 2021年6月12日閲覧。
  3. ^ “キングギドラが復活、今夜「THE FIRST TAKE」で”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2022年10月28日). https://natalie.mu/music/news/499362 2022年11月2日閲覧。 
  4. ^ “キングギドラ、「UNSTOPPABLE – From THE FIRST TAKE」音源配信”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2022年12月20日). https://www.barks.jp/news/?id=1000228050 2023年1月9日閲覧。