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truth/風の向こうへ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Truth (嵐の曲)から転送)
「truth/風の向こうへ」
シングル
初出アルバム『5×10 All the BEST! 1999-2009
A面 「truth」
「風の向こうへ」
B面 「スマイル」
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル J Storm
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 週間1位(Billboard Japan Hot 100
  • 2008年9月度月間1位(オリコン)
  • 2008年度年間1位(オリコン)
  • 2008年度年間7位(Billboard Japan Hot 100)
  • シングル 年表
    One Love
    (2008年)
    truth/風の向こうへ
    (2008年)
    Beautiful days
    (2008年)

    ミュージックビデオ
    「truth」 - YouTube
    ライブ映像
    「truth」 - YouTube
    テンプレートを表示

    truth/風の向こうへ』(トゥルース/かぜのむこうへ)は、日本男性アイドルグループの通算23枚目となるシングル。2008年8月20日にジェイ・ストームから発売された[1]

    概要

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    前作『One Love』から約2か月ぶりのシングル。

    両A面シングルをリリースするのは、13枚目の『瞳の中のGalaxy/Hero』以来4年ぶり4枚目、及び1曲目がドラマ主題歌、2曲目がオリンピックテーマソングという形態の両A面シングルでも、同シングル以来2枚目となる。

    アオゾラペダル』以来の初回限定盤1・2、通常盤の3形態での発売となり、それぞれ収録内容・ジャケット写真ともに異なる。

    表題曲「truth」は、メンバーの大野智が出演しているTBS金曜ドラマ魔王』の主題歌である。コンセプトは「悲しみ・復讐・無常」[2]。歌詞には、ドラマ本編と重なる要素(「謎」「闇」「真実」「百合」「隠し切れぬ二つの顔」など)が含まれている。また、ドラマ主題歌・同枠での主題歌担当はいずれも20thシングル表題曲「Happiness」以来となった。

    表題曲「風の向こうへ」は、2008年の日本テレビ北京オリンピック放送のイメージソングである。コンセプトは「自分を超え、きみを超え、追い風の向こうへ」。Rap詞を手がけているメンバーの櫻井翔は、日本テレビ系北京オリンピックキャスターを担当していたため、ラップ詞は櫻井自身が北京オリンピックの日本代表選手を取材した際感じた選手の想いなどから書き起こされている。

    通常盤に収録されているカップリング曲「スマイル」は、メンバーが出演しているハウス食品とんがりコーン」スケートボード編のCMソングである。

    初回限定盤1には、「truth」のビデオ・クリップを収録。

    初回限定盤2には、「風の向こうへ」のビデオ・クリップを収録。

    通常盤には、オリジナル・カラオケ3曲を収録。

    発売を記念して、Johnny’s Webにて『truth/風の向こうへ オリジナルレターセット』が販売された。

    チャート成績

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    2008年9月1日付のオリコン週間シングルチャートで首位を獲得。初動売上は46.7万枚となり、この時点までの2008年度発売シングルとしては最高記録となったほか、初動のみで2008年度の年間チャートの暫定2位に入った。累計売上は65万枚。同社集計のシングル初動売上40万枚突破は、KAT-TUNのシングル『僕らの街で』以来約1年9か月ぶり、嵐のシングルとしてはデビュー曲『A・RA・SHI』以来2作目である[3]

    2008年オリコン年間シングルチャートでは、集計期間内に約61.8万枚を売り上げ、首位を獲得。嵐としては初の年間首位獲得となった。また、2位には前作『One Love』がランクインし、1位と2位を嵐の作品が独占した。同一グループでの年間1位・2位独占は1989年のプリンセス・プリンセス以来19年ぶり・史上5組目である。このほか、年間10位には次作の『Beautiful days』がランクインしている。同一アーティストによる年間シングルTOP10内3作ランクインは、2002年の宇多田ヒカル以来6年ぶり、男性アーティストとしては1988年の同じくジャニーズ事務所所属アイドルの光GENJI以来20年ぶりの記録となった[4]

    賞歴

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    収録曲

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    CD

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    通常盤・初回限定盤1

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    ※#3以降は通常盤のみ収録。

    1. truth [4:50]
      作詞・作曲:HYDRANT、編曲:前口渉
    2. 風の向こうへ [3:40]
      作詞:多田慎也、Rap詞:櫻井翔、作曲:Pippi Svensson・Anders Dannvik、編曲:Hans Johnson
    3. スマイル [3:38]
      作詞・作曲:Erik Lidbomyouth case、編曲:北川吟
    4. truth(オリジナル・カラオケ)
    5. 風の向こうへ(オリジナル・カラオケ)
    6. スマイル(オリジナル・カラオケ)

    初回限定盤2

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    1. 風の向こうへ
    2. truth

    DVD

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    初回限定盤1

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    1. truth」ビデオ・クリップ

    初回限定盤2

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    1. 風の向こうへ」ビデオ・クリップ
      PVの監督は2曲とも、「サクラ咲ケ」を手がけた須永秀明が担当している。

    収録アルバム

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    映像作品

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    truth

    風の向こうへ

    スマイル

    • ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO

    脚注

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    注釈

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    1. ^ なお、女子マラソン競技については日本テレビ系30局に加え、フジテレビ系単独加盟のサガテレビ沖縄テレビにもネットされた。

    出典

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    1. ^ truth / 風の向こうへ|J Storm OFFICIAL SITE”. 2021年6月5日閲覧。
    2. ^ 雑誌「日本経済エンターテイメント」
    3. ^ “嵐 最新2作で「初動」と「累積」売上今年最高のシングル2冠”. ORICON STYLE. (2008年8月26日). https://www.oricon.co.jp/news/57578/full/ 2014年1月5日閲覧。 
    4. ^ “【年間ランキング】嵐、19年ぶりのシングル1位、2位独占”. ORICON STYLE. (2008年12月11日). https://www.oricon.co.jp/news/61012/full/ 2014年1月5日閲覧。 
    5. ^ 第23回 日本ゴールドディスク大賞・受賞作品/アーティスト”. 日本レコード大賞. 2014年1月5日閲覧。
    「truth」の調
    ホ短調
    (Em)
    「風の向こうへ」の調
    ハ長調
    (C)

    外部リンク

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