コンテンツにスキップ

Tamagotchi iD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Tamagotchi iD Lから転送)

Tamagotchi iD(たまごっち あいでぃ)は、2009年11月23日に発売された、バンダイウィズと共同開発した液晶ゲーム。

たまごっちプラスカラーの後継版にあたり、携帯電話からのデータダウンロードに対応するなどの機能が追加されている。この機種から、商品名「たまごっち」がローマ字で表記されるようになった。電源は単4電池2本。

さらに、2011年3月19日にはマイナーチェンジ版にあたるTamagotchi iD Lが発売された。

概要

[編集]

前作の「たまごっちプラスカラー」で搭載されたカラー液晶や、お出かけ機能、部屋リフォームなどの機能を引き継ぎつつ、新機能として携帯電話からのデータ通信赤外線通信)への対応、キャラクターそれぞれに好き嫌いがあるなど、機能が強化されている。

なお、以前同様、たまごっち同士の赤外線通信もサポートされている(ただし、たまごっち同士の通信はTamagotchi iDとプラスカラーでのみ可能)。

また、前作よりも若干のサイズダウンが図られている(総体積は今作の方が小さい)。

新機能・変更点

[編集]

今作での代表的な新機能・変更点は以下の通りである。

Tamagotchi iD L

[編集]

Tamagotchi iDのマイナーチェンジ版にあたるTamagotchi iD L(たまごっち あいでぃえる)が、2011年3月19日に発売された。

育成できるキャラクターが、11キャラクターから32キャラクターに増えた。電源は単4電池2本。

前作で搭載された携帯電話からのデータ通信赤外線通信によるダウンロード)への対応、キャラクターそれぞれに好き嫌いや、新機種としてお出かけ先が増えたり、たまとものつくったおやつや、ごはん無料で食べられる機能などが追加されている。 また、以前同様、たまごっち同士の赤外線通信もサポートされている(ただし、たまごっち同士の通信はTamagotchi iDとプラスカラーでのみ可能)。

新機能・変更点

[編集]

今作での代表的な新機能・変更点は以下の通りである。

  • キャラクターを育てていくと、お出かけ先が増えていき、ごっち大王のへ行くことができる様になる。
  • たまとも機能の追加。(11キャラクターから32キャラクターへ)
  • 一部パラメータの再変更(アイコンの選択・たまともスタンプの位置移動・たまともスタンプマーク変更)。
  • ポスト機能は前回と同様、たまごっち同士の通信の後や、ダウンロードにより手紙が届く機能に加え、ハッピーメールというものがダウンロードできる様になった。
  • たねを庭で育てて、育てたものから「ごはん」や「おやつ」や「ごっちポイント」や「あそびアイテム」がとれる。失敗すると「けむし」がとれたり、枯れたりしてしまう。
  • 掃除しないと部屋(リビング風呂トイレ寝室・外観)が汚れる。
  • 風呂に入らないとたまごっちが汚れる。
  • 「ごはん」と「おやつ」を食べる場所が増えた(ごはんは「れいぞうこ」と「コンビニ」と「レストラン」と「たまともごはん」、おやつは「とだな」と「たまドーナツ」と「たまカフェ」と「たまともおやつ」)。「『れいぞうこ』と『とだな』」・「『たまともごはん』と『たまともおやつ』での食事」以外のものは、その都度ごっちポイントで食品を購入しなければならない。
  • 結婚年齢が、5歳から4歳になった。
  • 通信メニュー内の「パスワード」の機能が削除。
  • フレンド期のキャラクターだけお出かけできる場所がある。
  • おんせんなどに行けるようになっていく。
  • たまペットが育てられる(買い物について行ける)。
  • ドーナツこうえん
  • 行き先で、「コンビニ」・「たまともひろば」がなくなる。
  • アクセサリーの売り場が、「たまもりショップ」になる。

限定版

[編集]

15周年特別バージョン

[編集]

たまごっちの15周年記念に製作されたバージョン。過去作品の要素が大幅に強調されている。

プリンセススペイシーバージョン

[編集]

ひめスペっちを意識したマイナーチェンジバージョン。一部の育てられるキャラクターがひめスペっち、アカスペっち、ピポスペっちに変更され、きずなっちも登場する。

外部リンク

[編集]
  • Tamagotchi iD - ネットで発見!!たまごっち 公式ホームページ
  • Tamagotchi iD L - ネットで発見!!たまごっち 公式ホームページ