コンテンツにスキップ

TOMATOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TOMATOS(トマトス)
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロックステディ
レゲエ
カリプソ
ブルース
活動期間 1982年 - 1994年
レーベル ナツメグ
東芝EMI
公式サイト 松竹谷清 NEWS WEB SITE
旧メンバー 松竹谷清 (ヴォーカル、ギター)
横銭ユージ (ドラムス)
松井仁 (ベース)
小安田憲司(ギター)
小出斉 (ギター)
EBBY (ギター)
ナベ (ベース)
後藤茂貴/シゲキ(ドラムス)
松永孝義 (ベース)
今井秀行 (ドラムス)
田中元尚 (ドラムス)
関口道生 (ギター)
氏永仁 (ドラムス)

TOMATOS(トマトス)は、1980年代初頭に松竹谷清を中心に結成された、日本のバンドロックステディレゲエカリプソなどカリブの音楽を早くから取り入れた。

来歴

[編集]

1980年代初頭、友部正人のバックバンドや、ブルース・バンドのジュークなどで活動していた松竹谷清(ヴォーカル、ギター)を中心に、横銭ユージ(ドラムス)、 松井仁(ベース)、小安田憲司→小出斉(ギター)4人で「TOMATOES」を結成。 小出脱退後の1983年に日比谷野外音楽堂で行なわれた伝説的音楽イベント「天国注射の昼」に出演、東映ビデオから発売されたビデオに「ブラブラ」が収録。

1984年1985年、「TOMATOS」に改名。じゃがたらEBBY(ギター)、ナベ(ベース)、パラフレイズのシゲキ(ドラムス)が加入。渋谷屋根裏を中心にライブ活動を行なう

1986年、渋谷ライブインにて第1回「TOKYO SOY SOURCE」をじゃがたら、MUTE BEATS-KEN & HOT BOMBOMSと共に開催。(1988年まで計5回開催、第1回のみ渋谷ライブイン、2回目以降はインクスティック芝浦ファクトリー)

1987年、CSV渋谷より12インチEP『ROCK-A-BLUE BEAT』を発表、渋谷エッグマンにて小玉和文をゲストに発売記念ライブを行なう。 同レーベルから発表されたNAHKI & TOMATOS名義の7インチEP『Do What You Want』に参加し、レゲエ・ジャパンスプラッシュなどに出演する。

1988年、松竹谷は渋谷クラブクアトロのオープン記念ライブとして、スカタライツローランド・アルフォンソをゲストに迎えたMUTE BEATに参加。後にCD化された。 また小岩から代々木に移転したライブハウス、チョコレートシティのこけら落しとして出演。MUTE BEATの小玉、増井明人をゲストにスカタライツの「BRIDGE VIEW」を演奏する。

同年より六本木インクスティックを中心に「スタンダードセッション」と銘打ち、じゃがたらやMUTE BEAT、後のピアニカ前田等とセッションを行なう。 そうした活動をベースに、ナツメグレーベルよりピアニカ前田&GOOD BAITESとして7インチEP「JUST YOU JUST ME」、「ルセロ」を発表、プロデュース、演奏などで全面参加する。

1989年、ナベ、シゲキに代わり上川大輔→松永孝義、今井秀行→田中元尚が加入。

1990年、7インチEP『ROCK YOUR BABY』をリリース。

1991年、4曲入ミニ・アルバム『STEP BY STEP』をリリース。

1992年、CD「ROLAND ALPHONSO meet GOOD BAITES with ピアニカ前田 at WACKIES NEW JERSEY」に松竹谷清が参加。また、ピアニカ前田のCD「JUST A GUY」にプロデュース、演奏などで全面参加。[1]

1993年、初のフルアルバム『PARTY DOWN』、シングル『青い影』で東芝EMIからメジャー・デビュー。

1994年、松竹谷清が札幌へ移住したため、活動停止。

松竹谷清は現在、札幌にて「BAR BAHIA」を経営し、精力的に活動中。1996年には、ソロ12インチEP『I'LL REMEMBER APRIL』をリリース。 2009年には吾妻光良 & The Swinging Boppersと共に、2010年には元じゃがたらのエマーソン北村と共に「ライジング・サン・ロックフェスティバル」に出演した。

2018年、自主レーベル「BAHIA LABEL」より、22年ぶりに、ソロ7インチEP『THE CHRISTMAS SONG』をリリース。

メンバー

[編集]
  • 松竹谷清 (ヴォーカル、ギター)
  • 横銭ユージ (ドラムス)
  • 松井仁 (ベース)
  • 小安田憲司(ギター)
  • 小出斉(ギター)
  • EBBYじゃがたら) (ギター)
  • ナベ(じゃがたら) (ベース)
  • シゲキ(現在 SWEET CALLINGにてvo.g 担当) (ドラムス)
  • 今井秀行(MUTE BEAT) (ドラムス)
  • 松永孝義(MUTE BEAT) (ベース)
  • 田中元尚(元ブルー・トニック) (ドラムス) ※後にザ・スリルのドラムやホフディランのサポートメンバーなどで活躍
  • 関口道生(元SUPER BAD)(ギター) ※後にフィッシュマンズのサポートメンバーなどで活躍
  • 氏永仁 (ドラムス)

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
  • 「ROCK-A-BLUE BEAT」(1987) ※12インチEP
  • 「Do What You Want」(1987) ※NAHKI & TOMATOS名義、7インチEP
  • ROCK YOUR BABY」(1990) ※7インチEP
  • 「Strollin' with TOMATOS」(1992) ※マルチ・シングルCD
  • 「青い影/何処かで」(1993) ※シングルCD

アルバム

[編集]
  • 「STEP BY STEP」(1991) ※ミニ・アルバム
  • 「STEP BY STEP」(1993) ※ミニ・アルバムにライブ4曲を加えた再発盤
  • 「パーティー・ダウン」(1993) ※フル・アルバム
  • 「ROCK-A-BLUE BEAT」(1993) ※12インチEPにライブ4曲を加えた再発盤

松竹谷清ソロ

[編集]
  • 松竹谷清 with ジューク/アップタイト「リアル・ライヴ」(1982) ※ライブ・アルバム
  • 松竹谷清「I'LL REMEMBER APRIL」(1996) ※12インチEP/CD
  • 松竹谷清「THE CHRISTMAS SONG」(2018) ※7インチEP

映像

[編集]

出典・脚注

[編集]

外部リンク

[編集]