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Sync (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Sync』
木村カエラスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル 日本コロムビア
プロデュース AxSxE(NATSUMEN) M-1, 8, 11
高本和英(COMEBACK MY DAUGHTERS) M-2
ミトクラムボン) M-3, 9
飛内将大agehasprings) M-4
Jim O'rourke M-5
Jhameel M-6
今谷忠弘(ホテルニュートーキョー) M-7
蔦谷好位置(agehasprings) M-10
渡邊忍(ASPARAGUS) M-12
チャート最高順位
木村カエラ アルバム 年表
8EIGHT8
2011年
Sync
2012年
ROCK
2013年
『Sync』収録のシングル
  1. マミレル
    リリース: 2012年5月16日
  2. Sun shower
    リリース: 2012年10月24日
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Sync』(シンク)は、2012年12月19日日本コロムビアから発売された、木村カエラメジャー7枚目のオリジナル・アルバム[1][2][3][4]

解説

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前作『8EIGHT8』以来、約1年2ヶ月ぶりとなるオリジナル・フルアルバム。固定メンバーで制作した前作『8EIGHT8』とは打って変わって、今作では豪華なプロデュース陣が集結、多彩なメンバーによって作り上げられた。

前作では全曲をASPARAGUSの渡邊忍がプロデュースしていたが、今回は楽曲毎にプロデューサーが異なる。

渡邊をはじめ、クラムボンのミトやNATSUMENのAxSxEといった木村カエラの作品では顔なじみのメンバーに加え、COMEBACK MY DAUGHTERSの高本和英、蔦谷好位置、そして初コラボとなるJim O'rourke(ジム・オルーク)、ホテルニュートーキョーの今谷忠弘、メジャー・デビューしたばかりの新鋭Jhameel(ジャミール)も参加[1][2][3]

収録曲も、ロックにポップス、デジタルビートにアコースティックという多彩なジャンルのサウンドになっている[1][2]

音作りの上では、まず第一にリズムを意識するというテーマがあった。誰にでも共通していることは何かと言えば心臓が動いていることだと考え、それをリズムとして作っていくことによって、何かしらの共通点が生まれるのではないかと思ったからだと言う[5][6][7][8]。また、1ノート1ワード(1つの音符に1つの単語をのせるやり方)ではなく、1ノート1サウンド(1つの音符を1つの発音で表わすやり方)に拘った[9]

歌詞では、前作『8EIGHT8』のツアーを武道館で行ったときに,伝えたいと思った事を伝えられ無かったことがあり、今回はそれを活かして歌詞に悔いがないよう、歌詞で共感できるように作ったと述べている[10]

今作のアートディレクションを担当したのは吉田ユニで、ジャケットは髪の毛と唇が赤・青・黄の3色で色分けされた木村カエラがシンクロしたデザインになっている[4][11][12]

収録曲

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CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.マミレル木村カエラAxSxE 
2.「HERO」木村カエラ高本和英高本和英
3.Sun shower木村カエラミト 
4.「coffee」木村カエラ大川カズト飛内将大
5.Hello Goodbye(ビートルズの楽曲のカバー)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニー 
6.「sorry」木村カエラジャミール 
7.「MY WAY」木村カエラ今谷忠弘 
8.「Synchronicity」木村カエラAxSxE 
9.「so i」木村カエラミト 
10.「Merry Go Round」木村カエラ蔦谷好位置蔦谷好位置
11.「Cherry Blossom」木村カエラ田中秀典AxSxE(編曲)、加藤雄一郎(ホーンアレンジ)、柿沢健司(ホーンアレンジ)
12.WONDER Volt(映画『フランケンウィニー』日本版テーマソング)木村カエラ渡邊忍 
DVD(初回限定盤のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「マミレル」(ミュージック・ビデオ)  夏目現+高橋健人
2.「Sun shower」(ミュージック・ビデオ)  関和亮
3.「so i」(ミュージック・ビデオ)  柴田大輔
4.「Sun shower」(メイキング・ムービー)   

演奏

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タイアップ

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脚注

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  1. ^ a b c “木村カエラ:「Sync」 豪華プロデュース陣が参加した1年2カ月ぶりのオリジナルアルバム”. 毎日新聞デジタル まんたんウェブ. (2012年12月21日). オリジナルの2013年1月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130101112612/http://mainichi.jp/mantan/news/20121219dyo00m200056000c.html 2012年12月23日閲覧。 
  2. ^ a b c “注目の新譜 : 木村カエラ「Sync」 豪華プロデュース陣参加! 1年2カ月ぶりのオリジナルアルバム”. 毎日新聞デジタル まんたんウェブ. (2012年12月21日). https://mantan-web.jp/article/20121219dog00m200062000c.html 2012年12月23日閲覧。 
  3. ^ a b 木村カエラ、豪華プロデューサー陣参加のニュー・アルバム『Sync』詳細発表”. TOWER RECORDS ONLINE (2012年11月5日). 2012年12月23日閲覧。
  4. ^ a b 木村カエラ、新作「Sync」ジャケットで赤×青×黄の3色に”. ナタリー (2012年11月16日). 2012年12月23日閲覧。
  5. ^ ナタリー - Power Push 木村カエラ「Sync」インタビュー”. ナタリー. 2012年12月23日閲覧。
  6. ^ 木村カエラ 『Sync』インタビュー”. ビルボード. 2012年12月23日閲覧。
  7. ^ 【インタビュー】木村カエラ、「大人になってきてるし、自分より大切なものもすでにあるし。もう怖くない、そんな感じです」”. BARKS (2012年12月19日). 2012年12月23日閲覧。
  8. ^ 木村カエラ リスナーとのシンクロニシティー”. Excite MUSIC (2012年12月17日). 2012年12月23日閲覧。
  9. ^ チャートバスターズR!』(RKB毎日放送2012年12月23日放送回。
  10. ^ 『ロッキング・オン・ジャパン』2013年1月号、木村カエラ自由になるp88
  11. ^ タイトル通りまさに「Sync」!木村カエラ 新作ジャケットを公開”. biglobe (2012年11月16日). 2012年12月23日閲覧。
  12. ^ 木村カエラ、ニューアルバム『Sync』のジャケットを公開”. ロッキンオン (2012年11月16日). 2012年12月23日閲覧。