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Sensation III

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Sensation III』
Sensationスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
フュージョン
レーベル D-GO
プロデュース Sensation
チャート最高順位
Sensation アルバム 年表
Sensation II
2013年
Sensation III
(2014年)
Sensation IV
2016年
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Sensation III』(センセーション・スリー)は、日本インストゥルメンタルロックバンドSensation2014年5月14日D-GOから発売した3枚目のオリジナルアルバムである。

内容

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前作『Sensation II』から1年2か月ぶりのオリジナルアルバム

今作はスポーツに合う、身体を動かしたくなるような音楽をテーマに制作された[1][2][3]

「Fantasista」は今作発売の翌年にTBS系列スーパーサッカー J+』のテーマ曲に起用された[4]

今作で初めてオリコンチャート圏内入りを果たした。

収録曲

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全作曲・編曲: Sensation
#タイトル作詞作曲・編曲作詞
1.Kaleidoscope Sensation 
2.Who am I Sensation 
3.Natsu no Kaze~薫風~ Sensation 
4.Head Game Sensation 
5.Fantasista Sensation 
6.field of dreams Sensation 
7.陽炎 Sensation 
8.So High Sensation 
9.乱舞 Sensation 
10.Can't live, Can't help Sensation池田愛麗

解説

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  1. Kaleidoscope
    大賀好修はこの楽曲について「ドラムレコーディング途中までアレンジを変えた」と語っており、1曲目ということで代名詞になるような楽曲にしたかったという。結果として15通りのアレンジを考案し、その中で一番いいものが採用された。なお、この楽曲のベースソロは前述のドラムレコーディング中にメンバーに懇願して取り入れられた[2]
  2. Who am I
  3. Natsu no Kaze~薫風~
    スポーツでのハーフタイム的な位置付けで制作された、ギターのクリーントーンを活かした楽曲[2]
  4. Head Game
  5. Fantasista
    バンド結成を決めたときに制作したメロディに、ラテンサンバの要素を融合させて完成させた楽曲[2]
  6. field of dreams
    イントロギター・オーケストレーションを取り入れた楽曲で、コード進行だけ決めた上で結果として約20本のギターが重なっているという。当初は入れていなかったが、大賀の発案でスタッフと相談して採用された[2]
  7. 陽炎
    次曲に繋ぐインタールード的な立ち位置で、今作で最後に制作された8分の6拍子による楽曲[2]
  8. So High
    元々この作品にスウィング・ジャズ調の楽曲を収録したい旨の意見があり制作された。大賀はこの楽曲について「ジャズの雰囲気を活かしたオケアドリブでメロディを付け、唐突に荒々しいシャッフルに変わるという、天邪鬼な作風にしたかった」と語っている[2]
  9. 乱舞
    ライブのグッズとして販売したタオルを使用する楽曲をテーマにギターリフを発展させて制作され、今作を引っ提げて敢行された東阪ツアーのタイトルにも冠された[1][2]
  10. Can't live, Can't help
    今作のコラボレーショントラックで、池田愛麗を迎えて制作された。女性ボーカル長戸大幸の提案で決定された[2]

参加ミュージシャン

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Sensation
Support Musician
  • 池田愛麗:Vocal (#10)
  • 花沢耕太:Chorus (#5)
  • 山下慎司:Chorus (#5)
  • 高久知也ストリングス:Strings (#3,6)

タイアップ

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脚注

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外部リンク

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