SIG SAUER MOSQUITO
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MOSQUITO Reverse Two-Tone | |
概要 | |
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種類 | 練習用自動拳銃 |
製造国 | ドイツ スイス |
設計・製造 | シグ・ザウエル&ゾーン |
性能 | |
口径 | .22口径 |
銃身長 | 99mm(3.9インチ) |
使用弾薬 | .22LR弾 |
装弾数 | 10発 |
作動方式 |
ショートリコイル シングルアクション ダブルアクション |
全長 | 183mm |
重量 | 697g |
SIG SAUER MOSQUITOは、SIG社およびその傘下であるSAUER社製の自動拳銃。
概要
[編集]「オリジナルP226の90%のサイズ」というのが謳い文句。P226の練習用としての趣が強く、オリジナルの数々の特徴を忠実に引き継いでいる。スライドはアルミ合金、フレームはポリマー。
MOSQUITO(モスキート)とは蚊の意味で、小口径弾薬である.22LR弾を使用することに由来している。
ハンマーが、レスト・ポジションでもファイアリング・ピンに触れず、安全性が高い設計になっている。だがそのために、ハンマー・リセット・スプリングの力が常にかかることで、ハンマーの打撃力がわずかに低下する。そのためか、.22LR弾がリムファイア方式であることもあり、不発になることがある。
軍用に開発されたモスキートだが、民間市場にも販売されている。P220やP226にも.22LR弾を使用するClassic 22シリーズが存在するためモスキートはスライドに安全装置があることで差別化をはかっている。(値段に関しては新品の完成品で比べた場合Classic 22よりモスキートの方が安い。)
出典
[編集]「SIGモスキート & ワルサーP22-最新22オートの世界」『Gun』2007年2月号、国際出版