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SGホールディングスギャラクシースターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SGホールディングスギャラクシースターズ
基本情報
正式名 SGホールディングス女子ソフトボール部
愛称 ギャラクシースターズ
運営母体 SGホールディングス
創設年 2005年[注 1]
所属リーグ
リーグ JDリーグ西地区
本拠地
本拠地 日本の旗 京都府京都市
組織
部長 大久保潔
監督 加藤愛
成績
2024 西地区2位・PO敗退
獲得タイトル
皇后盃全日本総合選手権優勝 (2回)
1999年[注 2]・2002年[注 2]
国民スポーツ大会優勝 (1回)
1999年[注 2]
外部リンク
公式サイト


SGホールディングスギャラクシースターズ: SGH Galaxy Stars)は、京都府京都市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。略称はSGH

概要

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チームバス外観 (2024年)
円陣を組むナイン (2024年)

前身は1986年創部のミキハウスソフトボール部[1]。2005年から佐川急便(のちにSGホールディングス)ソフトボール部。2022年からJDリーグ西地区所属。

ミキハウス時代の1999年、2002年に全日本総合選手権の優勝歴がある。2004年10月にミキハウス廃部後、当時の山根淳一監督の尽力により佐川急便への譲渡が決まり佐川急便ソフトボール部として再出発[2]。規程により3部リーグからのスタートとなったが、新チーム1シーズン目の2005年に3部リーグ優勝および2部リーグ昇格を決め、2シーズン目の2006年に2部リーグ優勝および1部リーグ復帰を果たした[3]

チーム愛称の「ギャラクシー」は「銀河」を、「スター」は「(選手)」をイメージしている[3]

伝統的にオーストラリア人選手を多く獲得している。

歴史

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  • 1986年 - 前身のミキハウスソフトボール部が創部[1]
  • 1990年 - 日本リーグ1部に初昇格
  • 1999年 - 全日本総合選手権初優勝
  • 2005年 - ミキハウスの廃部に伴い、佐川急便ソフトボール部(2005年は佐川急便関東)として日本リーグ3部から再出発
  • 2007年 - 日本リーグ1部に復帰
  • 2013年 - SGホールディングスグループとなる
  • 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いSGホールディングスギャラクシースターズとなる
  • 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属

成績

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日本リーグ戦績

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日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 全日本総合 備考
1994 日本リーグ2部 2位 14 11 3 0 不明 ミキハウス
1995 日本リーグ2部 2位 14 10 4 0 不明 1部リーグ昇格決定
1996 日本リーグ1部 5位 16 9 7 0 3位[注 3] 不明
1997 日本リーグ1部 8位 16 7 9 0 4位[注 3] ベスト4
1998 日本リーグ1部 7位 16 10 6 0 4位[注 3] 2回戦
1999 日本リーグ1部 7位 22 10 12 0 7位 優勝
2000 日本リーグ1部 9位 22 9 13 0 9位 ベスト8
2001 日本リーグ1部 4位 22 15 7 0 4位 ベスト8
2002 日本リーグ1部 準優勝 22 15 7 0 4位 優勝
2003 日本リーグ1部 6位 22 13 9 0 6位 準優勝
2004 日本リーグ1部 6位 22 12 10 0 6位 ベスト8 ミキハウスの廃部により佐川急便に譲渡
3部リーグからの再スタートとなる
2005 日本リーグ3部 1位 7 7 0 0 - 1回戦 佐川急便関東
2部リーグ昇格決定
2006 日本リーグ2部 1位 16 14 2 0 - 1回戦 佐川急便
1部リーグ昇格決定
2007 日本リーグ1部 8位 22 8 14 0 8位 ベスト8
2008 日本リーグ1部 8位 22 8 14 0 8位 ベスト8
2009 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 ベスト8
2010 日本リーグ1部 7位 22 9 13 0 7位 ベスト8
2011 日本リーグ1部 9位 22 8 14 0 9位 ベスト8
2012 日本リーグ1部 8位 22 10 12 0 8位 2回戦
2013 日本リーグ1部 8位 22 7 15 0 8位 1回戦 SGホールディングスグループ
2014 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 準優勝
2015 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 ベスト8
2016 日本リーグ1部 9位 22 7 15 0 9位 2回戦 SGホールディングスギャラクシースターズ
2017 日本リーグ1部 5位 22 11 11 0 5位 ベスト8
2018 日本リーグ1部 7位 22 10 12 0 7位 ベスト8
2019 日本リーグ1部 8位 22 10 12 0 8位 2回戦
2020 日本リーグ1部[注 4] 12位 11 2 9 0 12位 開催中止[注 5] 2部リーグ降格決定
2021 日本リーグ2部 1位 14 14 0 0 - 1回戦
  • 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 6]
  • 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 6]

JDリーグ戦績

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年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 皇后盃 備考
2022 JDリーグ - 29 18 11 0 西3位[注 7] 2回戦
2023 JDリーグ - 29 18 10 1 西3位[注 7] 2回戦
2024 JDリーグ - 29 20 9 0 西2位[注 7] 準優勝

選手・スタッフ

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2024年4月現在[4]
ポジション # 名前 年齢 身長 投打 出身校 備考
選手
投手 3 キャスリン・サンダーコック 24歳 178cm 右·右 フロリダ州立大
13 新井真奈 24歳 165cm 右·左 市立太田高東北福祉大
18 三原千空 25歳 166cm 右·右 兵庫大附属須磨ノ浦高園田学園女子大
21 菅原菜々美 21歳 165cm 右·右 花巻東高
28 永井柚衣 23歳 156cm 左·左 東海学園高東京女子体育大 新人
29 カーヤ・パーナビー 34歳 170cm 左·左 ハワイ大
捕手 8 藤原麻由 25歳 159cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高
20 山科真里奈 34歳 161cm 右·右 広島修道大ひろしま協創高 選手兼コーチ
22 吉田真央 20歳 160cm 右·右 香ヶ丘リベルテ高
34 エリカ・ピアンカステリ 28歳 175cm 右·右 マクニーズ州立大英語版
内野手 2 山本星 23歳 156cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高
4 大國結華 25歳 160cm 右·右 光明学園相模原高東京国際大
6 川原千賢 24歳 163cm 右·左 神村学園高金沢学院大 新人
7 森田あさひ 24歳 153cm 右·左 星野高城西大
10 二見亜希 キャプテン 28歳 166cm 右·右 太田市立商業高山梨学院大 前所属:大垣ミナモ
16 ステーシー・ポーター 42歳 179cm 右·右 ピールテクノロジー高英語版
17 麻生古都音 23歳 167cm 右·左 福岡大附属若葉高日本文理大 新人
外野手 1 白石千晴 24歳 164cm 右·右 創志学園高日本体育大
5 小暮沙希 25歳 159cm 右·右 埼玉栄高城西大
9 中川彩音 26歳 169cm 右·左 関西福祉大金光藤蔭高 前所属:豊田織機
11 木下華恋 22歳 161cm 右·左 清水ヶ丘高 前所属:太陽誘電
12 望月朱里 30歳 164cm 右·右 山梨学院大附属高山梨学院大 前所属:大和電機→NEC
42 相澤里香 23歳 165cm 右·右 花咲徳栄高城西大
スタッフ
監督 30 加藤愛 41歳 - - 神村学園高環太平洋大
コーチ 20 山科真里奈 34歳 - - 広島修道大ひろしま協創高 選手兼コーチ

歴代所属選手

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投手
捕手
内野手
外野手

脚注

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注釈

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  1. ^ 前身のミキハウスソフトボール部は1986年創部
  2. ^ a b c 前身のミキハウスとして
  3. ^ a b c 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  4. ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
  5. ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
  6. ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
  7. ^ a b c プレーオフ進出(敗退)

出典

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関連項目

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外部リンク

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