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SCHOOL'S OUT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SCHOOL'S OUT
ジャンル トーク番組
放送方式 録音放送
放送期間 1987年4月6日 - 1989年4月7日
放送時間 月 - 金曜日 23:00 - 23:30
(※文化放送の放送時間)
放送局 文化放送
ネットワーク NRN
パーソナリティ 大友康平
千倉真理
テーマ曲 アリス・クーパー『スクールズ・アウト』→ HOUND DOG『BLACKBOARD JUNGLE』
提供 花王
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SCHOOL'S OUT(スクールズアウト)は文化放送ラジオ番組1987年4月6日から1989年4月7日まで放送。NRN系列 全国ネット[1]で放送した。

概要

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  • パーソナリティは大友康平HOUND DOG)と千倉真理が務めた。番組のタイトル通り、「学校」がテーマの番組で中学生高校生を主なリスナーとして制作した[2]。トークの内容はゲストを交えた時も学校についての話を多く展開した。
  • 毎週月曜日に週替わりのテーマを告知。リスナーから意見、話題などを告知直後から電話で募集を開始して、金曜日に募集した内容を紹介した[2]。電話受信システムを使った番組は全国ネット番組では当番組が初めてと宣伝していた[2]
  • アーティスト特集コーナーは合間に設けられた。
  • 本番組のタイトルはアリス・クーパーの曲『スクールズ・アウト』に由来[3]。本番組担当の渡辺勲ディレクターは「“一流校へ進学し、一流企業へ就職することが最高”という単純な価値観を否定し、もっと一人一人がこれと違う価値観を探り、様々な生き方を見つけて欲しい」という思いをタイトルに込めたつもりと話している[3]
  • テーマ曲は番組開始から、前述のアリス・クーパー『スクールズ・アウト』を使用していたが、その後はHOUND DOGのアルバム『BE QUIET』収録曲『BLACKBOARD JUNGLE』に変更。
  • 本番組にはリスナーの会員組織があり、まず女性のみの『オンナノコ・クラブ』が組まれた。会員には会員証と特製のテレホンカード、会報が贈られた。毎月3000人以上の申し込みがあったことから、毎月の加入は先着申し込みの1000人に限っており、会員数は1988年10月の時点で約1万8千人を数えた。しかし大友には男性のファン、リスナーも多いことから、これに対して男性のみの『バッド・ボーイズ・クラブ』も作られた。こちらも「優れたはがき」を寄せたリスナーのみが入会と厳しい条件が課せられていた[4]
  • オープニングは「SCHOOL'S OUT!」(大友)、「大友 VS(ブイエス) 千倉!」(千倉)とタイトルコールを行い、その後はテーマ曲が『スクールズ・アウト』から「BLACKBOARD JUNGLE」に変更されてからは大友の「SCHOOL'S OUT!」の前に『Be quiet!!』のシャウト(「BLACKBOARD JUNGLE」の冒頭部)を追加した。
  • 渡辺ディレクターによると、最初寄せられたはがきの多くが「大友さんって面白い人なんですね」という内容のものだったとのこと[5]

ゲスト

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1987年

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1988年

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1989年

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1989年3月

ネット局・放送時間

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脚注

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  1. ^ 岡山県JRN系列(当時)の山陽放送で放送。
  2. ^ a b c 月刊ラジオパラダイス 1987年6月号 p.17
  3. ^ a b 読売新聞・東京版 1988年10月30日付21面「うちの番組」
  4. ^ 読売新聞・東京版 1988年10月9日付21面「うちの番組」
  5. ^ 読売新聞・東京版 1988年10月2日付21面「うちの番組」
文化放送 1987年4月 - 1989年4月 月 - 金曜 23:00 - 23:30
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