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Portal:食/特集項目/2

エビのガンボ

ガンボGumbo)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州を起源とするシチューあるいはスープ料理である。

ガンボはアメリカ合衆国南部メキシコ湾岸一帯に浸透している料理である。基本的には濃いスープストック、肉または甲殻類、とろみ成分、および「聖なる三位一体」と呼ばれる野菜(セロリピーマンタマネギ)で構成される。伝統的に、ガンボ・スープは、にかける形で供される。四旬節の際のガンボ・ザーブ(gumbo z'herbes)というルーでとろみをつけた緑色のガンボも存在する。

ガンボは、ルイジアナ州クレオールの人々の間で一般的であるのを始め、テキサス州南東部、ミシシッピ州南部、アラバマ州サウスカロライナ州チャールストン周辺のロウカントリー、ジョージア州ブランズウィックなどの地域で食されている。一年を通じて食されるが、通常は寒い時期の料理として知られている。

スープストックは、シーフード・ガンボであれば魚介類で、チキン・ガンボであれば鶏肉を使って可能な限り濃く作る。

典型的なガンボは、鳥肉類、甲殻類、豚肉燻製のいずれかひとつもしくは複数を使う。鳥肉類としては、アヒルウズラなど使われるのが通常である。地元の甲殻類としては、淡水産のザリガニメキシコ湾産のカニエビなどが使われることが多い。タッソケイジャンハム)、アンドゥイユ(燻製ソーセージ)を入れることにより、料理にスモークの香りが加わる。

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