Opteron
Opteron 246 | |
生産時期 | 2003年4月から |
---|---|
販売者 | AMD |
設計者 | AMD |
生産者 | AMD, GLOBALFOUNDRIES |
CPU周波数 | 1.4 GHz から 3.5 GHz |
HyperTransport帯域 | 1,600 MT/s から 6,400 MT/s |
プロセスルール | 130 nm から 28 nm |
マイクロアーキテクチャ | K8, K10, Bulldozer, Piledriver, Excavator, Jaguar, Cortex A57 |
命令セット | x86, AMD64, ARMv8-A |
コア数 | 1, 2, 4, 6, 8, 12, 16 |
ソケット |
Socket 939 Socket 940 Socket AM2 Socket AM2+ Socket AM3+ Socket F Socket F+ Socket G34 Socket C32 Socket FT3 Socket FP4 Socket SP1 |
次世代プロセッサ | EPYC |
Opteron (オプテロン)はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD) が開発・製造・販売を手がけるマイクロプロセッサのシリーズの1つ。
概要
[編集]AMDが定義したAMD64命令セットを採用し、サーバ・ワークステーション用途を念頭に置いて開発されていた(Opteron Aシリーズ[1]を除く)。オプティオンとの日本語表記が正式発表されていたが、2003年4月22日以後に非公式ながらオプテロンに差し替えられている。英語表記からそうは読めないための改変だと思われる。 Athlon MPの後継にあたり、同社製コンシューマ市場向けプロセッサAthlon 64またはPhenomの上位モデルに位置付けられる。
コアは長くAMD FXと同系列であったが、新たにOpteron Xシリーズ[2]でAMD APUと同系列のコアを、Opteron AシリーズでARMアーキテクチャの非x64/x86コアを採用した。
なお、Zenアーキテクチャ以降はOpteronの名は使用されなくなり、EPYCという新ブランドが立ち上げられた。
Athlon 64との相違
[編集]当初のモデルでのAthlon 64との相違点は下記の通り。
- 3基のHyperTransportインターフェイスを内蔵し、2・4・8ソケットのマルチプロセッサ構成が可能なSocket 940に対応[3]
- メインメモリとして PC1600/2100/2700 レジスタードDDR SDRAM(ECCによるエラー補正機能をサポート)にのみ対応[4]
これらの相違により、Athlon 64とOpteronの間では物理的・電気的な相互互換性がなく、CPU・メモリ・マザーボードについて別途用意する必要が生じた。
当初はユニプロセッサ構成専用のOpteron 1xx、デュアル(2)プロセッサ構成対応のOpteron 2xx、そして最大8プロセッサ構成対応のOpteron 8xxの3シリーズがラインナップされ、モデルナンバーの百の位が、システムで構成できるプロセッサの最大数を示していた。
もっとも、ユニプロセッサ対応のOpteron 1xxについては、2chのDDR SDRAMインターフェイスを搭載するSocket 939の制定前には、メモリインターフェイスが1chのみのSocket 754に対応するAthlon 64の上位規格として性能面で合理性が存在したが、Socket 939の制定後はこれに代えて各部品が必然的に高コストとなるSocket 940を使用するメリットはほぼ皆無となった。このため、2005年8月2日のAMD発表でOpteron 1xxはデスクトップパーソナルコンピュータ向けソリューションであるSocket 939に移行し、メモリはアンバッファードDDR SDRAMインターフェイス2ch対応に変更され、HyperTransportも1本に制限されることとなった。この変更は実質的には機能の格下げであり、従来可能であったコンパニオンチップをOpteronに2つ並列で接続する構成が不可能となった。しかし元々ユニプロセッサ専用でなおかつ2系統のHyperTransportが実装されたマザーボードは存在しておらず、機能的な制限が問題となるケースは事実上皆無であった。それに対し、対応するメモリの種類が特殊かつ高価なレジスタードから一般的かつ廉価なアンバッファードへ変更されたことで、コスト面ではPCメーカー・ユーザー共に大きなメリットが得られたことになる。
Opteronを含む初期のK8系プロセッサはシングルコアプロセッサであった。だが、当初より将来のシングルダイでのデュアルコアプロセッサ化を前提として設計されており、チップ内部の演算ブロックとメモリインターフェイスやHyperTransportインターフェイスとを結ぶクロスバー・スイッチ部分にもう1基分の演算ブロックを接続可能な構成とされていた。また、ソケットの仕様も冷却系の仕様を含めてデュアルコア化による電力消費の増大を睨んで決定されたものであるが、これはその後のクアッドコア化には対応しきれないことが明らかとなった。
その後、DDR SDRAMより高速化の容易なDDR2 SDRAMが一般化し、メモリインターフェイスを内蔵するK8系の仕様上、これに対応するにはソケットそのものの仕様変更が必要となった。そのためラインナップ各モデルのソケットの変更が決定され、マルチプロセッサ対応モデルではクアッドコア以上のマルチコア対応に伴う消費電力量増大を念頭に置いて従来の940ピンから1207へと大幅にピン数を増加し、CPU側にピンがあったPGA - ZIF方式からマザーボード側にピンがあるLGA (Land Grid Array) 方式に変更されたSocket Fへ、ユニプロセッサ対応モデルでは939ピンのSocket 939から940ピンのSocket AM2へそれぞれ変更[5]され、これに合わせてモデルナンバーもユニプロセッサモデルがOpteron 1xxx、2プロセッサ対応モデルがOpteron 2xxx、そして8プロセッサ対応モデルがOpteron 8xxxとなった。
Athlon MPからの改良点
[編集]初代K8コア搭載モデルでのAthlon MPからの主な改良点は、メモリコントローラーの内蔵と、AMD64というx86命令を64ビット拡張した命令の実装の2点である。このAMD64では、ストリーミングSIMD拡張命令2 (SSE2) 相当のマルチメディア拡張命令も標準でサポートされ、後のモデルでは同3 (SSE3) も追加実装されている。
マイクロアーキテクチャーの改良も行われていて、フロントエンドでは分岐予測の改良を行っており、ローカル分岐予測については、命令キャッシュに組み込まれたBranch-Selectorを用いて行う。グローバル分岐予測器については、K7の4倍とも云われる、16K-entryの分岐履歴を保持できる。ただし、分岐先ターゲットバッファ(BTB)はK7と同じ数である。 命令パイプラインにも改良が入っており、デコーダについては、2分割命令まではダイレクトパスデコーダで扱えるように改良しており(K7ではダイレクトパスデコーダで扱えるのは分割しない命令のみで、2分割命令以上はすべてベクタデコーダで処理していた)、3分割命令以上がベクタデコーダでの処理となっている。
スケジューラーでは新たに"Pack"ステージを設けMACRO-OPのレーン切り替えを行っているようである(K7ではプリデコーダーが命令を投入するデコーダーを決定する段階で実行パイプラインのレーンが決まり、後の変更はされない)。
(リザベーションステーション)RSは3つに分かれており、それぞれのRSは8エントリー持ち、合計24エントリーのMACRO-OPを保持する。RSにはALUとAGUが対になって接続され、それが3本束ねられた状態と言える。 RSは1サイクルあたりで1entryのMACRO-OPを発行できる。つまり、ALUとAGUがMACRO-OP化されている状態のみ同時発行できるということだ。同じRSの異なるentryから、並列度を抽出してALUとAGPそれぞれへmicro-opの同時発行が出来ないので、6 micro-opが自由に発行可能という事ではない。ALUを使うmicro-opと、AGUを使うmicro-OPがMACRO-OPされていないと、パイプライン1本あたり1サイクルでALUかAGUどちらか1 つの発行になるため、合計3 micro-op発行が上限になる。異なるRSから、異なるRSに繋がれているALUとAGUに発行するのはもちろん無理だ。
その他、スケジューラエントリーの増加、物理レジスター数の増加、TLBエントリー増加なども行われている。
Athlon・AthlonXP/Duron・Sempronなどといった旧来のプロセッサは、集積度や歩留まりの問題などから、メモリコントローラー機能をチップセットに持たせていた。この構成ではチップセットを介することでメモリアクセス時のレイテンシが増え、キャッシュがヒットしていない状況ではCPU側の内部処理がアイドリング状態となりやすいなど、メモリアクセスに伴うオーバーヘッドが大きいという問題がある。そのため、チップセットのメモリコントローラーの処理能力がそのままCPUの処理能力のボトルネックとなっていた。そこで、AMDはOpteron、Athlon 64ともにメモリコントローラーをCPUに内蔵することで、「CPU→チップセット→メモリ→チップセット→CPU」となっていた経路を「CPU→メモリ→CPU」と短縮し、CPUのメモリ読み込み要求からデータ受け取りまでのレイテンシを大幅に低減させた。これは分岐予測の効きにくい、処理の複雑なアルゴリズムを持つアプリケーションや、アクセス回数の少ないデータをメモリ上で大量に取り扱うようなアプリケーションに絶大な効果をもたらす。またこの方式はアプリケーション側でソフトウェア修正などの対応を特に必要としないため、古いアプリケーションも新しいアプリケーションもメモリアクセスの頻度に応じて大きく高速化させることが可能である。一方、安全性の確保のため、CPUとメモリの組み合わせによっては、CPU内部動作周波数の逓倍率の関係から、メモリの動作周波数がSPDなどメモリモジュール側で規定される定格動作周波数よりも低くなってしまうことがあり、メモリ規格の変更がCPUソケット規格やCPUコアそのものの設計変更を必要とするという問題もあった。
また、チップセットにGPUが内蔵された、いわゆるオンボードGPUのケースでは、GPU→メモリ→GPUという経路からGPU→CPU→メモリ→CPU→GPUとなり、メモリコントローラがチップセット側からCPU側に移動した場合にオンボードGPU性能の低下がみられる点には留意すべきだろう。
Opteronの躍進・凋落
[編集]Opteronではサン・マイクロシステムズ、ヒューレット・パッカード、IBM、デルというアメリカの4大サーバメーカの採用を勝ち取った。特に過去のいきさつからインテル製CPUのみを採用し続け、インテルの水平分業モデルの優等生と言われたデルの方向転換は、大きなインパクトを与えた。
これは、インテルが過去の資産を全て無に帰してVLIW命令セットを基本とする別のアーキテクチャ (IA-64) を備える、x86に比べて高コストな64ビットCPUを普及させようとしたのに対し、AMDは十分に安価でこなれているx86プロセッサの処理能力を高める、というシナリオを望んでいた業界のニーズに的確に反応し、x86アーキテクチャを素直に64ビット拡張して、従来の16/32ビットアプリケーションもそのまま動作するAMD64のアーキテクチャを投入することにより、市場のニーズに合致した製品を出荷、これが4大メーカーの強い支持を受けるに至ったものである。また、Microsoft WindowsがAMD64対応を発表[6]したことで将来性も安定したものとなり、普及に弾みが付いた。これによりIntelは、今までの互換プロセッサを作られる立場から、AMD64互換[7]のCPUを作る立場となり、アーキテクチャの主導権をAMDが奪取したことは大きなインパクトを業界に与えた。
サーバ市場への参入は以前からのAMDの悲願であったが、Opteronの登場により大々的かつ広範囲の参入が可能となり、利益率の高いエンタープライズ市場でハイパフォーマンスCPUを高額で売ることによって収益を確保し、ボリュームゾーンであるコンシューマ市場での価格競争力を維持するという、Intelが採っているのと同様の収益構造を構築することが可能となった。
スーパーコンピュータ分野でも躍進を遂げ、2003年11月のTOP500においてOpteronを採用したロスアラモスのLightningシステムが5位と10位以内に初めてランキングされ[8]、2005年11月には55システムで採用されIBMのPowerプロセッサに続き3番手のプロセッサとなった[9]。その後も採用数は増加し2006年11月に113システムで採用されPowerプロセッサを上回りインテルに次ぐポジションを獲得した[10]。2006年11月の22.6%をピークにシェアを減らしながらも2013年11月までランキングでは10%以上のシェアを維持していたが、2014年6月に9%、11月には5%まで下落し、その後も減少し続けスーパーコンピュータ分野における存在感を失った。
Efficient モデル
[編集]同一世代の Opteron のラインナップで通常モデルよりも低い TDP を保証するモデルで、モデル ナンバーの末尾に EE と HE を付けられる。EE は Energy Efficient、HE は Highly Efficient の頭文字である。これにより熱密度が大きくなりがちで冷却に制約のあるブレードサーバや1Uラックマウントサーバなどでの利用も容易となった。性能は通常モデルよりも若干低下するが、価格は比較的高価に設定されている。
Special Edition
[編集]また EE/HE とは逆に同一世代の Opteron のラインナップの最上位の位置付けとして高クロック、高 TDP 仕様の SE が存在する。SE は Special Edition の頭文字で、通常モデルに比べて TDP が若干高く設定されている。
各世代についての詳細
[編集]以下のCPUコアの名称はAMD内部での開発コードネームである。
K8マイクロアーキテクチャ系列ベース
[編集]SledgeHammer (K8, rev B/C)
[編集]2003年4月にリリースされた。K8アーキテクチャを採用しておりDDRメモリコントローラとHyperTransportがCPUダイに統合されている。1xxは1ソケットのみ、2xxは最大2ソケット、8xxは最大8ソケットの構成をとることができる[11]。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2
- 製造プロセス - 130nm SOI (AMD)
- トランジスタ数 - 1億590万
- ダイサイズ - 192mm2
- メモリ - DDR (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
L2キャッシュ
(MB) |
HT
(MHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B3 & C0 & CGステッピング, シングルコア | ||||||||||
140 | 1.4 | 1 | 800 | 7 | 1.55 | 84.7 | Socket 940 | 2003年年6月30日[12] | OSA140CCO5AG (B3) | 229 |
1.50 | 82.1 | 2003年9月日 | OSA140CEP5AK (C0) | |||||||
2004年5月18日 | OSA140CEP5AT (CG) | 163 | ||||||||
142 | 1.6 | 8 | 1.55 | 84.7 | 2003年6月30日 | OSA142CCO5AG (B3) | 292 | |||
1.50 | 82.1 | 2003年9月9日 | OSA142CEP5AK (C0) | |||||||
2004年5月18日 | OSA142CEP5AT (CG) | 178 | ||||||||
144 | 1.8 | 9 | 1.55 | 84.7 | 2003年6月30日 | OSA144CCO5AG (B3) | 438 | |||
1.50 | 82.1 | 2003年9月9日 | OSA144CEP5AK (C0) | |||||||
2004年5月18日 | OSA144CEP5AT (CG) | 218 | ||||||||
146 | 2.0 | 10 | 89 | 2003年9月9日[13] | OSA146CEP5AK (C0) | 669 | ||||
2004年5月18日 | OSA146CEP5AT (CG) | 278 | ||||||||
148 | 2.2 | 11 | 2003年11月17日[14] | OSA148CEP5AK (C0) | 733 | |||||
2004年5月18日 | OSA148CEP5AT (CG) | 417 | ||||||||
150 | 2.4 | 12 | 2004年5月18日[15] | OSA150CEP5AT (CG) | 637 | |||||
CGステッピング, シングルコア, high-efficiency | ||||||||||
146 HE | 2.0 | 1 | 800 | 10 | 1.30 | 55 | Socket 940 | 2004年2月14日 | OSK146CMP5AT (CG) | 733 |
CGステッピング, シングルコア, energy-efficient | ||||||||||
140 EE | 1.4 | 1 | 800 | 7 | 1.15 | 30 | Socket 940 | 2004年2月14日 | OSB140CSP5AT (CG) | 733 |
B3 & C0 & CGステッピング, シングルコア | ||||||||||
240 | 1.4 | 1 | 800 | 7 | 1.55 | 84.7 | Socket 940 | 2003年4月22日[16] | OSA240CCO5AH (B3) | 283 |
1.50 | 82.1 | 2003年8月5日 | OSA240CEP5AL (C0) | 256 | ||||||
2004年5月18日 | OSA240CEP5AU (CG) | 198 | ||||||||
242 | 1.6 | 8 | 1.55 | 84.7 | 2003年4月22日 | OSA242CCO5AH (B3) | 690 | |||
1.50 | 82.1 | 2003年8月5日 | OSA242CEP5AL (C0) | 455 | ||||||
2004年5月18日 | OSA242CEP5AU (CG) | 209 | ||||||||
244 | 1.8 | 9 | 1.55 | 84.7 | 2003年4月22日 | OSA244CCO5AH (B3) | 794 | |||
1.50 | 82.1 | 2003年8月5日 | OSA244CEP5AL (C0) | 690 | ||||||
2004年5月18日 | OSA244CEP5AU (CG) | 316 | ||||||||
246 | 2.0 | 10 | 89 | 2003年8月5日[17] | OSA246CEP5AL (C0) | 794 | ||||
2004年5月18日 | OSA246CEP5AU (CG) | 455 | ||||||||
248 | 2.2 | 11 | 2003年11月17日[14] | OSA248CEP5AL (C0) | 913 | |||||
2004年5月18日 | OSA248CEP5AU (CG) | 690 | ||||||||
250 | 2.4 | 12 | 2004年5月18日[15] | OSA250CEP5AU (CG) | 851 | |||||
CGステッピング, シングルコア, high-efficiency | ||||||||||
246 HE | 2.0 | 1 | 800 | 10 | 1.30 | 55 | Socket 940 | 2004年2月14日 | OSK246CMP5AU (CG) | 851 |
CGステッピング, シングルコア, energy-efficient | ||||||||||
240 EE | 1.4 | 1 | 800 | 7 | 1.15 | 30 | Socket 940 | 2004年2月14日 | OSB240CSP5AU (CG) | 851 |
B3 & C0 & CGステッピング, シングルコア | ||||||||||
840 | 1.4 | 1 | 800 | 7 | 1.55 | 84.7 | Socket 940 | 2003年6月30日[12] | OSA840CCO5AI (B3) | 749 |
1.50 | 82.1 | 2003年9月9日 | OSA840CEP5AM (C0) | |||||||
2004年5月18日 | OSA840CEP5AV (CG) | 698 | ||||||||
842 | 1.6 | 8 | 1.55 | 84.7 | 2003年6月30日 | OSA842CCO5AI (B3) | 1,299 | |||
1.50 | 82.1 | 2003年9月9日 | OSA842CEP5AM (C0) | |||||||
2004年5月18日 | OSA842CEP5AV (CG) | 698 | ||||||||
844 | 1.8 | 9 | 1.55 | 84.7 | 2003年6月30日 | OSB844CCO5AI (B3) | 2,149 | |||
1.50 | 82.1 | 2003年9月9日 | OSA844CEP5AM (C0) | |||||||
2004年5月18日 | OSA844CEP5AV (CG) | 698 | ||||||||
846 | 2.0 | 10 | 89 | 2003年9月9日[13] | OSA846CEP5AM (C0) | 3,199 | ||||
2004年5月18日 | OSA846CEP5AV (CG) | 873 | ||||||||
848 | 2.2 | 11 | 2003年11月17日[14] | OSA848CEP5AM (C0) | 3,199 | |||||
2004年5月18日 | OSA848CEP5AV (CG) | 1,165 | ||||||||
850 | 2.4 | 12 | 2004年5月18日[15] | OSA850CEP5AV (CG) | 1,514 | |||||
CGステッピング, シングルコア, high-efficiency | ||||||||||
846 HE | 2.0 | 1 | 800 | 10 | 1.30 | 55 | Socket 940 | 2004年5月18日 | OSK846CMP5AV (CG) | 1,514 |
CGステッピング, シングルコア, energy-efficient | ||||||||||
840 EE | 1.4 | 1 | 800 | 7 | 1.15 | 30 | Socket 940 | 2004年5月18日 | OSB840CSP5AV (CG) | 1,514 |
Athens/Troy/Venus (K8, rev E)
[編集]2005年2月にリリースされた。製造プロセスが90nmのSOIプロセスに微細化され、対応するHyperTransport バスのクロックが1GHzに高速化され、新たにSSE3、NX Bitをサポートした。「Venus」は100番台で1ソケットの製品、「Troy」は200番台で最大2ソケットの製品、「Athens」はモデルナンバー800番台で最大8ソケットの製品にそれぞれ付けられたコードネームである。[要出典]
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、NX Bit
- 製造プロセス - 90nm SOI (AMD)
- トランジスタ数 - 1億1400万
- ダイサイズ - 145mm2
- メモリ - DDR (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
L2キャッシュ
(MB) |
HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E4 & E6ステッピング, シングルコア | ||||||||||
144 | 1.8 | 1 | 9 | 1.35/1.4 | 85.3 | Socket 939 | 2005年8月2日 | OSA144DAA5BN (E4) | ? | |
67 | OSA144DAA5CF (E6) | |||||||||
146 | 2.0 | 10 | OSA146DAA5BN (E4) | |||||||
OSA146DAA5CF (E6) | ||||||||||
148 | 2.2 | 11 | 85.3 | OSA148DAA5BN (E4) | ||||||
OSA148DAA5CF (E6) | ||||||||||
150 | 2.4 | 12 | OSA150DAA5BN (E4) | |||||||
OSA150DAA5CF (E6) | ||||||||||
152 | 2.6 | 13 | 104 | OSA152DAA5BN (E4) | ||||||
OSA152DAA5CF (E6) | ||||||||||
154 | 2.8 | 14 | OSA154DAA5BN (E4) | |||||||
156 | 3.0 | 15 | 2006年5月 | OSA156DAA5BN (E4) | ||||||
E4 & D4ステッピング, シングルコア | ||||||||||
142 | 1.6 | 1 | 8 | 1.35/1.4 | 67 | Socket 940 | 2004年12月 | OSA142FAA5BK (E4) | 163 | |
144 | 1.8 | 9 | OSA144FAA5BK (E4) | 178 | ||||||
146 | 2.0 | 10 | OSA146FAA5BK (E4) OSA146FIK5BB (D4) |
218 | ||||||
148 | 2.2 | 11 | 85.3 | OSA148FAA5BK (E4) | 278 | |||||
150 | 2.4 | 12 | OSA150FAA5BK (E4) | 417 | ||||||
152 | 2.6 | 13 | 104 | OSA152FAA5BK (E4) | 637 | |||||
154 | 2.8 | 14 | 2006年 | OSA154FAA5BK (E4) | 301 | |||||
E4ステッピング, シングルコア, high-efficiency | ||||||||||
148 HE | 2.2 | 1 | 11 | 1.35/1.4 | 55 | Socket 940 | 2004年12月 | OSK148FAA5BK | 417 | |
E4 & D4ステッピング, シングルコア | ||||||||||
242 | 1.6 | 1 | 8 | 1.35/1.4 | 85.3 | Socket 940 | 2004年12月 | OSA242FAA5BL (E4) | 163 | |
244 | 1.8 | 9 | OSA244FAA5BL (E4) | 209 | ||||||
246 | 2.0 | 10 | OSA246FAA5BL (E4) | 316 | ||||||
67 | OSA246FIK5BC (D4) | |||||||||
248 | 2.2 | 11 | 85.3 | OSA248FAA5BL (E4) | 455 | |||||
67 | OSA248FIK5BC (D4) | |||||||||
250 | 2.4 | 12 | 85.3 | OSA250FAA5BL (E4) | 690 | |||||
68 | OSP250FAA5BL (E4) | |||||||||
252 | 2.6 | 13 | 92.6 | 2005年2月14日 | OSA252FAA5BL (E4) | 851 | ||||
68 | OSP252FAA5BL (E4) | |||||||||
254 | 2.8 | 14 | 92.6 | 2005年8月 | OSA254FAA5BL (E4) | |||||
68 | OSP254FAA5BL (E4) | |||||||||
256 | 3.0 | 15 | 92.6 | 2006年4月 | OSA256FAA5BL (E4) | |||||
E4ステッピング, シングルコア, high-efficiency | ||||||||||
246 HE | 2.0 | 1 | 10 | 1.35/1.4 | 55 | Socket 940 | 2005年3月 | OSK246FAA5BL (E4) | 455 | |
248 HE | 2.2 | 11 | OSK248FAA5BL (E4) | 690 | ||||||
250 HE | 2.4 | 12 | OSK250FAA5BL (E4) | 851 | ||||||
E4 & D4ステッピング, シングルコア | ||||||||||
842 | 1.6 | 1 | 8 | 1.35/1.4 | 85.3 | Socket 940 | 2004年12月 | OSA842FAA5BM (E4) | 698 | |
844 | 1.8 | 9 | OSA844FAA5BM (E4) | |||||||
846 | 2.0 | 10 | OSA846FAA5BM (E4) | |||||||
67 | OSA846FIK5BD (D4) | |||||||||
848 | 2.2 | 11 | 85.3 | OSA848FAA5BM (E4) | 873 | |||||
850 | 2.4 | 12 | OSA850FAA5BM (E4) | 1,165 | ||||||
852 | 2.6 | 13 | 92.6 | 2005年2月14日 | OSA852FAA5BM (E4) | 1,514 | ||||
68 | OSP852FAA5BM (E4) | |||||||||
854 | 2.8 | 14 | 92.6 | 2005年8月 | OSA854FAA5BM (E4) | |||||
68 | OSP854FAA5BM (E4) | |||||||||
856 | 3.0 | 15 | 92.6 | 2006年4月 | OSA856FAA5BM (E4) | |||||
E4ステッピング, シングルコア, high-efficiency | ||||||||||
846 HE | 2.0 | 1 | 10 | 1.35/1.4 | 55 | Socket 940 | 2005年3月 | OSK846FAA5BM (E4) | 873 | |
848 HE | 2.2 | 11 | OSK848FAA5BM (E4) | 1,165 | ||||||
850 HE | 2.4 | 12 | OSK850FAA5BM (E4) | 1,514 |
Egypt/Italy/Denmark (K8, rev E)
[編集]2005年5月にリリースされた。Athens/Troy/Venusと同等の機能を持ったCPUコアをダイの中に2つ搭載するデュアルコア構成を採用する。「Denmark」は100番台で1ソケットの製品、「Italy」は200番台で最大2ソケットの製品、「Egypt」はモデルナンバー800番台で最大8ソケットの製品にそれぞれ付けられたコードネームである[18]。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、NX Bit
- 製造プロセス - 90nm SOI (AMD)
- トランジスタ数 - 2億3300万
- ダイサイズ - 199mm2
- メモリ - DDR (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
L2キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E6ステッピング, デュアルコア | ||||||||||
165 | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.35/1.3 | 110 | Socket 939 | 2005年8月2日 | OSA165DAA6CD (E6) | 417 |
170 | 2.0 | 10 | OSA170DAA6CD (E6) | 475 | ||||||
175 | 2.2 | 11 | OSA175DAA6CD (E6) | 530 | ||||||
180 | 2.4 | 12 | 2005年9月26日 | OSA180DAA6CD (E6) | 799 | |||||
185 | 2.6 | 13 | 2006年3月6日 | OSA185DAA6CD (E6) | 435 | |||||
190 | 2.8 | 14 | Unconfirmed | OSA190DAA6CD (E6) | ||||||
E6ステッピング, デュアルコア | ||||||||||
265 | 1.8 | 2x 1 MB | 1 | 9 | 1.3/1.35 | 95 | Socket 940 | 2005年5月31日 | OSA265FAA6CB (E6) | 851 |
1.25 | 68 | 2005年 | OSP265FAA6CB (E6) | |||||||
270 | 2.0 | 10 | 1.3/1.35 | 95 | 2005年5月31日 | OSA270FAA6CB (E6) | 1,051 | |||
85 | 2005年 | OST270FAA6CB (E6) | ||||||||
1.25 | 68 | 2005年 | OSP270FAA6CB (E6) | |||||||
275 | 2.2 | 11 | 1.3/1.35 | 95 | 2005年5月31日 | OSA275FAA6CB (E6) | 1,299 | |||
85 | 2005年 | OST275FAA6CB (E6) | ||||||||
1.25 | 68 | 2005年 | OSP275FAA6CB (E6) | |||||||
280 | 2.4 | 12 | 1.3/1.35 | 95 | 2005年9月26日 | OSA280FAA6CB (E6) | 1,299 | |||
85 | 2005年 | OST280FAA6CB (E6) | ||||||||
1.25 | 68 | 2005年 | OSP280FAA6CB (E6) | |||||||
285 | 2.6 | 13 | 1.3/1.35 | 95 | 2006年3月6日 | OSA285FAA6CB (E6) | 1,051 | |||
85 | 2006年 | OST285FAA6CB (E6) | ||||||||
290 | 2.8 | 14 | 95 | 2007年 | OSA290FAA6CB (E6) | 698 | ||||
E6ステッピング, デュアルコア, high-efficiency | ||||||||||
260 HE | 1.6 | 2× 1 MB | 1 | 8 | 1.15/1.20 | 55 | Socket 940 | 2005年8月1日 | OSK260FAA6CB (E6) | 1,051 |
265 HE | 1.8 | 9 | OSK265FAA6CB (E6) | 1,299 | ||||||
270 HE | 2.0 | 10 | 2005年12月 | OSK270FAA6CB (E6) | ||||||
275 HE | 2.2 | 11 | 2006年2月 | OSK275FAA6CB (E6) | 1,051 | |||||
E1 & E6,ステッピング, デュアルコア | ||||||||||
865 | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.3/1.35 | 95 | Socket 940 | 2005年4月 | OSA865FKM6BS (E1) | 1,514 |
85 | 2005年 | OST865FKQ6BS (E1) | ||||||||
95 | 2005年9月26日 | OSA865FAA6CC (E6) | 1,165 | |||||||
85 | 2005年 | OST865FAA6CC (E6) | ||||||||
870 | 2.0 | 10 | 95 | 2005年4月 | OSA870FKM6BS (E1) | 2,149 | ||||
85 | 2005年 | OST870FKQ6BSS (E1) | ||||||||
95 | 2005年9月26日 | OSA870FAA6CC (E6) | 1,514 | |||||||
85 | 2005年 | OST870FAA6CC (E6) | ||||||||
875 | 2.2 | 11 | 95 | 2005年4月 | OSA875FKM6BS (E1) | 2,649 | ||||
85 | 2005年 | OST875FKQ6BS (E1) | ||||||||
95 | 2005年9月26日 | OSA875FAA6CC (E6) | 2,149 | |||||||
85 | 2005年 | OST875FAA6CC (E6) | ||||||||
880 | 2.4 | 12 | 95 | 2005年9月26日 | OSA880FAA6CC (E6) | 2,649 | ||||
85 | 2005年 | OST880FAA6CC (E6) | ||||||||
885 | 2.6 | 13 | 95 | 2005年3月6日 | OSA885FAA6CC (E6) | 2,149 | ||||
85 | 2006年 | OST885FAA6CC (E6) | ||||||||
890 | 2.8 | 14 | 95 | 2007年 | OSA890FAA6CC (E6) | 1,514 | ||||
E6ステッピング, デュアルコア, high-efficiency | ||||||||||
860 HE | 1.6 | 2× 1 MB | 1 | 8 | 1.15/1.20 | 55 | Socket 940 | 2005年8月1日 | OSK860FAA6CC (E6) | 2,149 |
865 HE | 1.8 | 9 | OSK865FAA6CC (E6) | 2,649 | ||||||
870 HE | 2.0 | 10 | 2005年12月 | OSK870FAA6CC (E6) | ||||||
875 HE | 2.2 | 11 | 2006年2月 | OSK875FAA6CC (E6) | 2,149 |
Santa Rosa/Santa Ana (K8, rev F)
[編集]2006年8月にリリースされた。DDR2メモリに対応したことによりソケットがSocket AM2/Fに変更された。モデルナンバーは12xx/22xx/82xxのように各プロセッサの拡張性を表す数値「1」・「2」・「8」に、対応ソケットを表す「2」を付与した形で一新している。下2桁xxの数値が大きければ大きいほど、同Opteronシリーズ内で相対的に性能が高いことを示している。Santa Anaは1ソケットの1200番台、Santa Rosaは最大2ソケット対応の2200番台、最大8ソケット対応の8200番台のコードネーム。ハードウェア仮想化拡張技術 AMD Virtualization が追加された。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、NX Bit、 AMD-V
- 製造プロセス - 90nm SOI (AMD)
- トランジスタ数 - 2億2700万
- ダイサイズ - 230mm2
- メモリ - DDR2 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
L2キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F2 & F3ステッピング, デュアルコア | ||||||||||
1210 | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.3/1.35 | 103 | AM2 | 2006年8月15日 | OSA1210IAA6CS (F2) OSA1210IAA6CZ (F3) |
164 |
1212 | 2.0 | 10 | OSA1212IAA6CS (F2) OSA1212IAA6CZ (F3) |
201 | ||||||
1214 | 2.2 | 11 | OSA1214IAA6CS (F2) OSA1214IAA6CZ (F3) |
259 | ||||||
1216 | 2.4 | 12 | OSA1216IAA6CS (F2) OSA1216IAA6CZ (F3) |
325 | ||||||
1218 | 2.6 | 13 | OSA1218IAA6CS (F2) OSA1218IAA6CZ (F3) |
435 | ||||||
1220 | 2.8 | 14 | 2007年2月 | OSA1220IAA6CZ (F3) | 545 | |||||
1222 | 3.0 | 15 | 2007年8月5日 | OSA1222IAA6CZ (F3) | 360 | |||||
1220 SE | 2.8 | 14 | 1.35/1.40 | 125 | 2006年8月15日 | OSX1220IAA6CS (F2) OSX1220IAA6CZ (F3) |
611 | |||
1222 SE | 3.0 | 15 | 2007年4月23日 | OSX1222IAA6CZ (F3) | 655 | |||||
1224 SE | 3.2 | 16 | 2007年8月5日 | OSX1224IAA6CZ (F3) | 360 | |||||
F3ステッピング, デュアルコア, high-efficiency | ||||||||||
1210 HE | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.2/1.25 | 65 | AM2 | 2007年2月 | OSO1210IAA6CZ (F3) | 168 |
1212 HE | 2.0 | 10 | OSO1212IAA6CZ (F3) | 209 | ||||||
1214 HE | 2.2 | 11 | OSO1214IAA6CZ (F3) | 247 | ||||||
1216 HE | 2.4 | 12 | OSO1216IAA6CZ (F3) | 291 | ||||||
1218 HE | 2.6 | 13 | OSO1218IAA6CZ (F3) | 432 | ||||||
F3ステッピング, デュアルコア, energy-efficient | ||||||||||
1210 EE | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.2 | 45 | AM2 | 2006年8月15日 | OSH1210GAS6DGE (F3) | |
F2 & F3ステッピング, デュアルコア | ||||||||||
2210 | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.30/1.35 | 95 | Socket F | 2006年8月15日 | OSA2210GAA6CQ (F2) OSA2210GAA6CX (F3) |
255 |
2212 | 2.0 | 10 | OSA2212GAA6CQ (F2) OSA2212GAA6CX (F3) |
377 | ||||||
2214 | 2.2 | 11 | OSA2214GAA6CQ (F2) OSA2214GAA6CX (F3) |
523 | ||||||
2216 | 2.4 | 12 | OSA2216GAA6CQ (F2) OSA2216GAA6CX (F3) |
698 | ||||||
2218 | 2.6 | 13 | OSA2218GAA6CQ (F2) OSA2218GAA6CX (F3) |
873 | ||||||
2220 | 2.8 | 14 | 2007年2月 | OSA2220GAA6CX (F3) | 698 | |||||
2222 | 3.0 | 15 | 2007年8月5日 | OSA2222GAA6CX (F3) | ||||||
2220 SE | 2.8 | 14 | 1.325/1.375 | 119 | 2006年8月15日 | OSY2220GAA6CQ (F2) OSY2220GAA6CX (F3) |
1,165 | |||
2222 SE | 3.0 | 15 | 2007年4月23日 | OSY2222GAA6CX (F3) | 873 | |||||
2224 SE | 3.2 | 16 | 2007年8月5日 | OSY2224GAA6CX (F3) | ||||||
F2 & F3ステッピング, デュアルコア, high-efficiency | ||||||||||
2208 HE | 1.8 | 2× 512KB | 1 | 9 | 1.20/1.25 | 68 | Socket F | 2006年8月15日 | OSP2208GAA5CXE (F3) | |
2210 HE | 2× 1 MB | OSP2210GAA6CQ (F2) OSP2210GAA6CX (F3) |
316 | |||||||
2212 HE | 2.0 | 10 | OSP2212GAA6CQ (F2) OSP2212GAA6CX (F3) |
450 | ||||||
2214 HE | 2.2 | 11 | OSP2214GAA6CQ (F2) OSP2214GAA6CX (F3) |
611 | ||||||
2216 HE | 2.4 | 12 | OSP2216GAA6CQ (F2) OSP2216GAA6CX (F3) |
786 | ||||||
2218 HE | 2.6 | 13 | 2007年2月 | OSP2218GAA6CX (F3) | 611 | |||||
F3ステッピング, デュアルコア, energy-efficient | ||||||||||
2210 EE | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.20 | 45 | Socket F | 2006年8月15日 | OSH2210GAS6CXE (F3) | |
F2 & F3ステッピング, デュアルコア | ||||||||||
8212 | 2.0 | 2× 1 MB | 1 | 10 | 1.30/1.35 | 95 | Socket F | 2006年8月15日 | OSA8212GAA6CR (F2) OSA8212GAA6CY (F3) |
873 |
8214 | 2.2 | 11 | OSA8214GAA6CR (F2) OSA8214GAA6CY (F3) |
1,165 | ||||||
8216 | 2.4 | 12 | OSA8216GAA6CR (F2) OSA8216GAA6CY (F3) |
1,514 | ||||||
8218 | 2.6 | 13 | OSA8218GAA6CR (F2) OSA8218GAA6CY (F3) |
2,149 | ||||||
8220 | 2.8 | 14 | 2007年2月 | OSA8220GAA6CY (F3) | 1,514 | |||||
8222 | 3.0 | 15 | 2007年8月5日 | OSA8222GAA6CY (F3) | ||||||
8220 SE | 2.8 | 14 | 1.325/1.375 | 120 | 2006年8月15日 | OSY8220GAA6CR (F2) OSY8220GAA6CY (F3) |
2,649 | |||
8222 SE | 3.0 | 15 | 2007年4月23日 | OSY8222GAA6CY (F3) | 2,149 | |||||
8224 SE | 3.2 | 16 | 2007年8月5日 | OSY8224GAA6CY (F3) | ||||||
F2 & F3ステッピング, デュアルコア, high-efficiency | ||||||||||
8212 HE | 2.0 | 2× 1 MB | 1 | 10 | 1.20/1.25 | 68 | Socket F | 2006年8月15日 | OSP8212GAA6CR (F2) OSP8212GAA6CY (F3) |
1,019 |
8214 HE | 2.2 | 11 | OSP8214GAA6CR (F2) OSP8214GAA6CY (F3) |
1,340 | ||||||
8216 HE | 2.4 | 12 | OSP8216GAA6CR (F2) OSP8216GAA6CY (F3) |
1,832 | ||||||
8218 HE | 2.6 | 13 | 2007年2月 | OSP8218GAA6CY (F3) | 1,340 | |||||
F3ステッピング, デュアルコア, energy-efficient | ||||||||||
8210 EE | 1.8 | 2× 1 MB | 1 | 9 | 1.20 | 45 | Socket F | 2006年8月15日 | OSH8210GAS6CYE (F3) |
K10マイクロアーキテクチャ系列ベース
[編集]Budapest/Barcelona (K10, rev B)
[編集]2007年9月10日に発表された。初めての K10アーキテクチャ 採用のOpteronでネイティブ クアッドコアのCPUである。発売直後にステッピング A および 2 の Barcelona は問題があったため出荷中止となった。2008年にステッピング 3 のもの販売再開となった。モデルナンバーは変更されていない。Budapest は1ソケットの 13xx シリーズ、Barcelona は最大2ソケットの 23xx シリーズ、最大8ソケットの 83xx シリーズ のコードネームである。ハードウェア仮想化拡張技術 AMD Virtualization に Rapid Virtualization Indexing(AMD-RVI)とSSE4a、ABMが追加された[19]。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、SSE4a、ABM、NX Bit、AMD-V、 AMD-RVI
- 製造プロセス - 65nm SOI (AMD)
- トランジスタ数 - 4億6300万
- ダイサイズ - 283mm2
- メモリ - DDR2 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
ACP
(W) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L2 | L3
(MB) | |||||||||||
B2, B3ステッピング, クアッドコア | ||||||||||||
1352 | 2.1 | 4× 512 KB | 2 | 1.8 | 10.5 | 1.20 | 75 | 95 | AM2+ | 2008年 | OS1352WBJ4BGD (B2) | 209 |
2008年4月 | OS1352WBJ4BGH (B3) | |||||||||||
1354 | 2.2 | 11 | OS1354WBJ4BGH (B3) | 255 | ||||||||
1356 | 2.3 | 2.0 | 11.5 | OS1356WBJ4BGH (B3) | 377 | |||||||
B1, B2, BA & B3ステッピング, クアッドコア | ||||||||||||
2347 | 1.9 | 4x 512 KB | 2 | 1.0 | 9.5 | 1.20 | 75 | 95 | Socket F | 2007年8月 | OS2347WAL4BGC (B1) | 316 |
OS2347WAL4BGD (B2) | ||||||||||||
2007年9月10日 | OS2347WAL4BGE (BA) | |||||||||||
2008年4月9日 | OS2347WAL4BGH (B3) | |||||||||||
2350 | 2.0 | 10 | 2007年8月 | OS2350WAL4BGC (B1) | 389 | |||||||
OS2350WAL4BGD (B2) | ||||||||||||
2007年9月10日 | OS2350WAL4BGE (BA) | |||||||||||
2008年4月9日 | OS2350WAL4BGH (B3) | |||||||||||
2352 | 2.1 | 10.5 | 2007年8月 | OS2352WAL4BGD (B2) | 316 | |||||||
2008年4月9日 | OS2352WAL4BGH (B3) | |||||||||||
2354 | 2.2 | 11 | 2007年8月 | OS2354WAL4BGD (B2) | 455 | |||||||
2008年4月9日 | OS2354WAL4BGH (B3) | |||||||||||
2356 | 2.3 | 11.5 | 2007年8月 | OS2356WAL4BGD (B2) | 690 | |||||||
2008年4月9日 | OS2356WAL4BGH (B3) | |||||||||||
2358 SE | 2.4 | 12 | 1.25 | 105 | 119 | 2007年8月 | OS2358YAL4BGD (B2) | 873 | ||||
2008年4月9日 | OS2358YAL4BGH (B3) | |||||||||||
2360 SE | 2.5 | 12.5 | 2007年8月 | OS2360YAL4BGD (B2) | 1,165 | |||||||
2008年4月9日 | OS2360YAL4BGH (B3) | |||||||||||
B1, BA & B3ステッピング, クアッドコア, high-efficiency | ||||||||||||
2344 HE | 1.7 | 4x 512 KB | 2 | 1.0 | 8.5 | 1.15 | 55 | 68 | Socket F | 2007年8月 | OS2344PAL4BGC (B1) | 209 |
1.125 | 2007年9月10日 | OS2344PAL4BGE (BA) | ||||||||||
2008年4月9日 | OS2344PAL4BGH (B3) | |||||||||||
2346 HE | 1.8 | 9 | 1.15 | 2007年8月 | OS2346PAL4BGC (B1) | 255 | ||||||
1.125 | 2007年9月10日 | OS2346PAL4BGE (BA) | ||||||||||
2008年4月9日 | OS2346PAL4BGH (B3) | |||||||||||
2347 HE | 1.9 | 9.5 | 1.15 | 2007年9月10日 | OS2347PAL4BGE (BA) | 377 | ||||||
1.125 | 2008年4月9日 | OS2347PAL4BGH (B3) | ||||||||||
2350 HE | 2.0 | 10 | 1.25 | 79 | 2008年10月 | OS2350PAL4BGH (B3) | 316 | |||||
B1, B2, BA & B3ステッピング, クアッドコア | ||||||||||||
8347 | 1.9 | 4x 512 KB | 2 | 1.0 | 9.5 | 1.20 | 75 | 95 | Socket F | 2007年8月 | OS8347WAL4BGC (B1) | 786 |
2007年9月10日 | OS8347WAL4BGE (BA) | |||||||||||
8350 | 2.0 | 10 | 2007年8月 | OS8350WAL4BGC (B1) | 1,019 | |||||||
OS8350WAL4BGD (B2) | ||||||||||||
2007年9月10日 | OS8350WAL4BGE (BA) | |||||||||||
2008年4月9日 | OS8350WAL4BGH (B3) | |||||||||||
8352 | 2.1 | 10.5 | 2007年8月 | OS8350WAL4BGC (B2) | ||||||||
2008年4月9日 | OS8350WAL4BGD (B3) | |||||||||||
8354 | 2.2 | 11 | 2007年8月 | OS8354WAL4BGD (B2) | 1,165 | |||||||
2008年4月9日 | OS8354WAL4BGH (B3) | |||||||||||
8356 | 2.3 | 11.5 | 2007年8月 | OS8356WAL4BGD (B2) | 1,514 | |||||||
2008年4月9日 | OS8356WAL4BGH (B3) | |||||||||||
8358 SE | 2.4 | 12 | 1.25 | 105 | 119 | 2007年8月 | OS8358YAL4BGD (B2) | 1,865 | ||||
2008年4月9日 | OS8358YAL4BGH (B3) | |||||||||||
8360 SE | 2.5 | 12.5 | 2007年8月 | OS8360YAL4BGD (B2) | 2,149 | |||||||
2008年4月9日 | OS8360YAL4BGH (B3) | |||||||||||
B1, B2, BA & B3ステッピング, クアッドコア, high-efficiency | ||||||||||||
8346 HE | 1.8 | 4x 512 KB | 2 | 1.0 | 9 | 1.15 | 55 | 79 | Socket F | 2007年8月 | OS8346PAL4BGC (B1) | 698 |
OS8346PAL4BGD (B2) | ||||||||||||
2007年9月10日 | OS8346PAL4BGE (BA) | |||||||||||
1.125 | 2008年5月 | OS8346PAL4BGH (B3) | ||||||||||
8347 HE | 1.9 | 9.5 | 1.15 | 2007年8月 | OS8347PAL4BGD (B2) | 873 | ||||||
2007年9月10日 | OS8347PAL4BGE (BA) | |||||||||||
1.125 | 2008年5月 | OS8347PAL4BGH (B3) | ||||||||||
8350 HE | 2.0 | 10 | 2008年10月 | OS8350PAL4BGH (B3) | 873 |
Suzuka/Shanghai (K10, rev C)
[編集]2008年11月13日に発表された。45nmにシュリンクされ、L3キャッシュが増量されており、またSmart Fetchによるアイドル時の消費電力が低下している。Suzuka は1ソケットのシステムでDDR3メモリに対応しSocket AM3に変更された 13xx シリーズ、Shanghai は最大2ソケットの 23xx シリーズ、最大8ソケットの 83xx シリーズのコードネームである。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、SSE4a、ABM、NX Bit、 AMD-V、 AMD-RVI
- 製造プロセス - 45nm SOI (AMD)
- トランジスタ数 - 7億5800万
- ダイサイズ - 258mm2
- メモリ - DDR2 (Registered ECC)、DDR3 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
ACP
(W) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L2 | L3
(MB) | |||||||||||
C2ステッピング, クアッドコア | ||||||||||||
1381 | 2.5 | 4× 512 KB | 6 | 2.2 | 12.5 | 1.050–1.225 | 75 | 115 | AM3 | 2009年6月 | OS1381WGK4DGI (C2) | 189 |
1385 | 2.7 | 13.5 | OS1385WGK4DGI (C2) | 229 | ||||||||
1389 | 2.9 | 14.5 | OS1389WGK4DGI (C2) | 269 | ||||||||
C2ステッピング, クアッドコア, energy-efficient | ||||||||||||
13KS EE | 2.0 | 4× 512 KB | 6 | 2.0 | 10 | 1.325 | 50 | Socket F | 2009年4月22日 | OE13KSFLP4DGIE (C2) | ||
13QS HE | 2.4 | 12 | 55 | 71 | OE13QSMAP4DGIE (C2) | |||||||
C2ステッピング, クアッドコア | ||||||||||||
23VS | 2.8 | 4× 512 KB | 6 | 2.0 | 14 | 1.325 | 75 | 115 | Socket F | 2009年4月22日 | OE23VSWHP4DGIE (C2) | |
2376 | 2.3 | 1.0 | 11.5 | 1.35 | 2008年11月13日 | OS2376WAL4DGI (C2) | 377 | |||||
2378 | 2.4 | 12 | OS2378WAL4DGI (C2) | 523 | ||||||||
2380 | 2.5 | 12.5 | OS2380WAL4DGI (C2) | 698 | ||||||||
2382 | 2.6 | 13 | OS2382WAL4DGI (C2) | 873 | ||||||||
2384 | 2.7 | 13.5 | OS2384WAL4DGI (C2) | 989 | ||||||||
2386 SE | 2.8 | 14 | 1.325 | 105 | 137 | 2009年1月26日 | OS2386YAL4DGI (C2) | 1,165 | ||||
2387 | 2.2 | 75 | 115 | 2009年4月22日 | OS2387WHP4DGI (C2) | 873 | ||||||
2389 | 2.9 | 14.5 | OS2389WHP4DGI (C2) | 989 | ||||||||
2393 SE | 3.1 | 15.5 | 105 | 137 | OS2393YCP4DGI (C2) | 1,165 | ||||||
C2ステッピング, クアッドコア, high-efficiency | ||||||||||||
23QS HE | 2.4 | 4× 512 KB | 6 | 2.0 | 12 | 1.325 | 55 | 71 | Socket F | 2009年4月22日 | OE23QSMAP4DGIE (C2) | |
2372 HE | 2.1 | 1.0 | 10.5 | 1.2 | 79 | 2009年1月26日 | OS2372PAL4DGI (C2) | 316 | ||||
2374 HE | 2.2 | 11 | OS2374PAL4DGI (C2) | 450 | ||||||||
2376 HE | 2.3 | 11.5 | OS2376PAL4DGI (C2) | 575 | ||||||||
2379 HE | 2.4 | 2.0 | 12 | 1.325 | 2009年4月22日 | OS2379PCP4DGI (C2) | 450 | |||||
2381 HE | 2.5 | 12.5 | OS2381PCP4DGI (C2) | 575 | ||||||||
C2ステッピング, クアッドコア, energy-efficient | ||||||||||||
23KS EE | 2.0 | 4× 512 KB | 6 | 2.0 | 10 | 1.325 | 50 | Socket F | 2009年4月22日 | OE23KSFLP4DGIE (C2) | ||
2373 EE | 2.1 | 10.5 | 1.1 | 40 | 60 | OS2373NAP4DGI (C2) | 377 | |||||
2377 EE | 2.3 | 11.5 | OS2377NAP4DGI (C2) | 698 | ||||||||
C2ステッピング, クアッドコア | ||||||||||||
83VS | 2.8 | 4× 512 KB | 6 | 2.0 | 14 | 1.325 | 75 | 115 | Socket F | 2009年4月22日 | OE83VSWHP4DGIE (C2) | |
8378 | 2.4 | 1.0 | 12 | 1.35 | 2008年11月13日 | OS8378WAL4DGI (C2) | 1,165 | |||||
8380 | 2.5 | 12.5 | OS8380WAL4DGI (C2) | 1,514 | ||||||||
8382 | 2.6 | 13 | OS8382WAL4DGI (C2) | 1,865 | ||||||||
8384 | 2.7 | 13.5 | OS8384WAL4DGI (C2) | 2,149 | ||||||||
8386 SE | 2.8 | 14 | 1.325 | 105 | 137 | 2009年1月26日 | OS8386YAL4DGI (C2) | 2,649 | ||||
8387 | 2.2 | 75 | 115 | 2009年4月22日 | OS8387WHP4DGI (C2) | 2,149 | ||||||
8389 | 2.9 | 14.5 | OS8389WHP4DGI (C2) | 2,649 | ||||||||
8393 SE | 3.1 | 15.5 | 105 | 137 | OS8393YCP4DGI (C2) | |||||||
C2ステッピング, クアッドコア, high-efficiency | ||||||||||||
83QS HE | 2.4 | 4× 512 KB | 6 | 2.0 | 12 | 1.325 | 55 | 71 | Socket F | 2009年4月22日 | OE83QSMAP4DGIE (C2) | |
8374 HE | 2.2 | 1.0 | 11 | 1.2 | 79 | 2009年1月26日 | OS8374PAL4DGI (C2) | 1,165 | ||||
8376 HE | 2.3 | 11.5 | OS8376PAL4DGI (C2) | 1,514 | ||||||||
8379 HE | 2.4 | 2.0 | 12 | 1.325 | 2009年4月22日 | OS8379PCP4DGI (C2) | 1,165 | |||||
8381 HE | 2.5 | 12.5 | OS8381PCP4DGI (C2) | 1,514 |
Istanbul (K10, rev D)
[編集]2009年6月1日に発表されたネイティブ6コアを持つOpteronである。新たにHT Assist (HyperTransport Assist) が追加された。これはL3キャッシュ1MBを使用してCPU間でのキャッシュのプローブトラフィックを軽減し、データベース処理等を高速化する機能である。モデルナンバーは24xx、84xxとなった。製造はAMDから分社化したGLOBALFOUNDRIESが担当している。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、SSE4a、ABM、NX Bit、 AMD-V、 AMD-RVI
- 製造プロセス - 45nm SOI (GLOBALFOUNDRIES)
- トランジスタ数 - 9億400万
- ダイサイズ - 346mm2
- メモリ - DDR2 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
クロック
(GHz) |
キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
ACP
(W) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L2 | L3
(MB) | |||||||||||
D0ステッピング, 6コア | ||||||||||||
2419 | 1.8 | 6× 512 KB | 6 | 2.4 | 9 | 1.3 | 75 | 115 | Socket F | OS2419WJS6DGN (D0) | ||
2427 | 2.2 | 11 | 2009年6月2日 | OS2427WJS6DGN (D0) | 455 | |||||||
2431 | 2.4 | 12 | OS2431WJS6DGN (D0) | 698 | ||||||||
2435 | 2.6 | 13 | OS2435WJS6DGN (D0) | 989 | ||||||||
2439 SE | 2.8 | 14 | 105 | 137 | 2009年7月13日 | OS2439YDS6DGN (D0) | 1,019 | |||||
D0ステッピング, 6コア, high-efficiency | ||||||||||||
2423 HE | 2.0 | 6× 512 KB | 6 | 2.4 | 10 | 1.3 | 55 | 79 | Socket F | 2009年7月13日 | OS2423PDS6DGN (D0) | 455 |
2425 HE | 2.1 | 10.5 | OS2425PDS6DGN (D0) | 523 | ||||||||
D0ステッピング, 6コア, energy-efficient | ||||||||||||
2419 EE | 1.8 | 6× 512 KB | 6 | 2.4 | 9 | 1.125 | 40 | 60 | Socket F | 2009年8月31日 | OS2419NBS6DGN (D0) | 989 |
D0ステッピング, 6コア | ||||||||||||
8419 | 1.8 | 6× 512 KB | 6 | 2.4 | 9 | 1.3 | 75 | 115 | Socket F | 2009年6月2日 | OS8419WJS6DGN (D0) | |
8423 | 2.0 | 10 | OS8423WJS6DGN (D0) | |||||||||
8431 | 2.4 | 12 | OS8431WJS6DGN (D0) | 2,149 | ||||||||
8435 | 2.6 | 13 | OS8435WJS6DGN (D0) | 2,649 | ||||||||
8439 SE | 2.8 | 14 | 105 | 137 | 2009年7月13日 | OS8439YDS6DGN (D0) | ||||||
D0ステッピング, 6コア, high-efficiency | ||||||||||||
8425 HE | 2.1 | 6× 512 KB | 6 | 2.4 | 10.5 | 1.3 | 55 | 79 | Socket F | 2009年7月13日 | OS8425PDS6DGN (D0) | 1,514 |
D0ステッピング, 6コア, energy-efficient | ||||||||||||
8419 EE | 1.8 | 6× 512 KB | 6 | 2.4 | 9 | 1.125 | 40 | 60 | Socket F | 2009年6月2日 | OS8419NBS6DGN (D0) |
Magny-Cours (K10, rev D1)
[編集]2010年3月29日に発表された。ShanghaiもしくはIstanbulベースの4/6コアのダイ2つを一つのパッケージに封入し構成されている[20]。ソケットは後に出るコードネーム Bulldozer にも対応したSocket G34を採用。モデルナンバーはそれまでの千の桁が対応ソケット数を示す規則から変わり61xx。2ソケットまたは4ソケットに対応し、1パッケージあたり8個または12個のコアを持つ。この世代から8ソケットへの対応は廃止された。HyperTransportのリンク数が従来の3本から4本(1本がチップセットへ、3本が他のCPUへ)へと増加し4ソケット環境ですべてのCPU同士を直接HTで繋ぐことが出来るようになった[21]。リンクスピードは、6.4GT/sec。またHT Assistも更新され、L3 2MBを使用する。メモリコントローラーはクアッドチャネルのDDR3-1333まで対応する。省電力機能としてC1Eステートへ対応した他、AMD CoolSpeed technologyと呼ばれる限界温度を超えた際にPステートを自動的に下げる機能を新たに加えた。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、SSE4a、ABM、NX Bit、 AMD-V、 AMD-RVI
- 製造プロセス - 45nm SOI (GLOBALFOUNDRIES)
- メモリ - DDR3 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
コア数 | クロック
(GHz) |
キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
ACP
(W) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L2 | L3 | ||||||||||||
D1ステッピング, 8コア | |||||||||||||
61KS | 8 | 2.0 | 8× 512 KB | 2× 6 MB | 3.2 | 10 | 1.3 | 80 | 115 | Socket G34 | 2010年3月29日 | OE61KSWKT8EGO (D1) | |
61QS | 2.3 | 11.5 | OE61QSWKT8EGO (D1) | ||||||||||
6128 | 2.0 | 10 | OS6128WKT8EGO (D1) | 266 | |||||||||
6134 | 2.3 | 11.5 | OS6134WKT8EGO (D1) | 523 | |||||||||
6136 | 2.4 | 12 | OS6136WKT8EGO (D1) | 744 | |||||||||
6140 | 2.6 | 13 | 2011年2月14日 | OS6140WKT8EGO (D1) | 989 | ||||||||
D1ステッピング, 8コア, high-efficiency | |||||||||||||
6124 HE | 8 | 1.8 | 8× 512 KB | 2× 6 MB | 3.2 | 9 | 1.2 | 65 | 85 | Socket G34 | 2010年3月29日 | OS6124VAT8EGO (D1) | 455 |
6128 HE | 2.0 | 10 | OS6128VAT8EGO (D1) | 523 | |||||||||
6132 HE | 2.2 | 11 | 2011年2月14日 | OS6132VAT8EGO (D1) | 591 | ||||||||
D1ステッピング, 12コア | |||||||||||||
6168 | 12 | 1.9 | 12× 512 KB | 2× 6 MB | 3.2 | 9.5 | 1.1875 | 80 | 115 | Socket G34 | 2010年3月29日 | OS6168WKTCEGO (D1) | 744 |
6172 | 2.1 | 10.5 | OS6172WKTCEGO (D1) | 989 | |||||||||
6174 | 2.2 | 11 | OS6174WKTCEGO (D1) | 1,165 | |||||||||
6176 | 2.3 | 11.5 | 2011年2月14日 | OS6176WKTCEGO (D1) | 1,265 | ||||||||
6176 SE | 1.25 | 105 | 140 | 2010年3月29日 | OS6176YETCEGO (D1) | 1,386 | |||||||
6180 SE | 2.5 | 12.5 | 2011年2月14日 | OS6180YETCEGO (D1) | 1,514 | ||||||||
D1ステッピング, 12コア, high-efficiency | |||||||||||||
6164 HE | 12 | 1.7 | 12× 512 KB | 2× 6 MB | 3.2 | 8.5 | 1.075 | 65 | 85 | Socket G34 | 2010年3月29日 | OS6164VATCEGO (D1) | 744 |
6166 HE | 1.8 | 9 | 2011年2月14日 | OS6166VATCEGO (D1) | 873 |
Lisbon (K10,rev D)
[編集]2010年6月23日に発表された。ShanghaiもしくはIstanbulベースの4/6コアのダイが搭載されており主な違いはソケットにSocket C32を採用しDDR3メモリに対応したことになる[22]。モデルナンバーは41xx。4コアまたは6コアを持ち、最大2ソケットまでに対応する。メモリはDDR3-1333までのデュアルチャネルをサポートしている。HyperTransportは末尾 EE が2.0GT/sec、それ以外が 6.40 GT/sec。
- 拡張命令 - MMX、3DNow! Professional (SSE) 、SSE2、SSE3、SSE4a、ABM、NX Bit、AMD-V、 AMD-RVI
- 製造プロセス - 45nm SOI (GLOBALFOUNDRIES)
- メモリ - DDR3 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
コア数 | クロック
(GHz) |
キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
電圧
(V) |
ACP
(W) |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L2 | L3
(MB) | ||||||||||||
D0ステッピング, 4コア | |||||||||||||
4122 | 4 | 2.2 | 4× 512 KB | 6 | 3.2 | 11 | 1.3125 | 75 | 95 | Socket C32 | 2010年6月23日 | OS4122WLU4DGN (D0) | 99 |
4130 | 2.6 | 13 | OS4130WLU4DGN (D0) | 125 | |||||||||
4133 | 2.8 | 14 | OS4133WLU4DGO (D0) | ||||||||||
D0ステッピング, 4コア, high-efficiency | |||||||||||||
41LE HE | 4 | 2.3 | 4× 512 KB | 6 | 2.2 | 11.5 | 1.1875 | 50 | 65 | Socket C32 | 2010年6月23日 | OE41LEOHU4DGOE (D0) | |
41QS HE | 2.5 | 12.5 | OE41QSOHU4DGOE (D0) | ||||||||||
D1ステッピング, 6コア | |||||||||||||
4180 | 6 | 2.6 | 6× 512 KB | 6 | 3.2 | 13 | 1.35 | 75 | 95 | Socket C32 | 2010年6月23日 | OS4180WLU6DGO (D1) | 188 |
4184 | 2.8 | 14 | OS4184WLU6DGO (D1) | 316 | |||||||||
D1ステッピング, 6コア, high-efficiency | |||||||||||||
41KX HE | 6 | 2.2 | 6× 512 KB | 6 | 2.2 | 11 | 1.1875 | 50 | 65 | Socket C32 | 2010年6月23日 | OE41KXOHU6DGOE (D1) | |
4170 HE | 2.1 | 3.2 | 10.5 | OS4170OFU6DGO (D1) | 174 | ||||||||
4171 HE | ? | 40 | 50 | ? | OS4171FNU6DGO (D1) | ||||||||
4174 HE | 2.3 | 11.5 | 1.1875 | 50 | 65 | 2010年6月23日 | OS4174OFU6DGO (D1) | 255 | |||||
4176 HE | 2.4 | 12 | OS4176OFU6DGO (D1) | 377 | |||||||||
D1ステッピング, 6コア, energy-efficient | |||||||||||||
41GL EE | 6 | 1.8 | 6× 512 KB | 6 | 2.2 | 9 | 0.9625 | 32 | 40 | Socket C32 | 2010年6月23日 | OE41GLHKU6DGOE (D1) | |
4162 EE | 1.7 | 3.2 | 8.5 | 35 | OS4162HJU6DGO (D1) | 316 | |||||||
4164 EE | 1.8 | 9 | OS4164HJU6DGO (D1) | 698 |
Bulldozerアーキテクチャ系列ベース
[編集]Interlagos/Valencia/Zurich (Bulldozer, rev B2)
[編集]2011年11月14日に発表された。Bulldozer マイクロアーキテクチャを採用している。3Dnow!がサポートされなくなり、SSE4.x、AVXがサポートされるようになった。Zurich はモデルナンバー 32xx、メモリはDDR3-1866のデュアルチャネルをサポートし最大1ソケットで形状は AM3+ 、Valencia はモデルナンバー 42xx、メモリはDDR3-1600のデュアルチャネルをサポートし最大2ソケットに対応し形状は C32、Interlagos はデュアルダイでパッケージが構成されモデルナンバーは 62xx メモリはDDR3-1600のクアッドチャネルをサポート最大4ソケットに対応しソケット形状は G34 を採用している。
- 拡張命令 - MMX、SSE 、SSE2、(S)SSE3、SSE4、SSE4a、SSE4.1、SSE4.2、ABM、NX Bit、AES-NI、AVX、AMD-V、AMD-RVI
- 製造プロセス - 32nm SOI (GLOBALFOUNDRIES)
- トランジスタ数 - 12億
- ダイサイズ - 315mm2
- メモリ - DDR3 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
コア数 | クロック(GHz) | キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定格 | All Core Turbo | Max Turbo | L2 | L3 | |||||||||
B2ステッピング, 4コア, high-efficiency | |||||||||||||
3250 HE | 4 | 2.5 | 2.8 | 3.5 | 2 × 2 MB | 4 MB | 2.6 | 12.5–17.5 | 45 | Socket AM3+ | 2012年3月20日 | OS3250HOW4MGU (B2) | 99 |
3260 HE | 2.7 | 3.0 | 3.7 | 13.5–18.5 | OS3260HOW4MGU (B2) | 125 | |||||||
B2ステッピング, 8コア high-efficiency | |||||||||||||
3280 | 8 | 2.4 | 2.7 | 3.5 | 4 × 2 MB | 8 MB | 2.6 | 12–17.5 | 65 | Socket AM3+ | 2012年3月20日 | OS3280OLW8KGU (B2) | 229 |
B2ステッピング, 4コア, energy-efficient | |||||||||||||
42DX EE | 4 | 2.2 | 3.3 | 2 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 11–16.5 | 40 | Socket C32 | 2011年11月14日 | OE42DXHKU4KGU (B2) | ||
B2ステッピング, 6コア | |||||||||||||
4226 | 6 | 2.7 | 2.9 | 3.1 | 3 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 13.5–15.5 | 95 | Socket C32 | 2011年11月14日 | OS4226WLU6KGU (B2) | 125 |
4234 | 3.1 | 3.3 | 3.5 | 15.5–17.5 | OS4234WLU6KGU (B2) | 174 | |||||||
4238 | 3.3 | 3.5 | 3.7 | 16.5–18.5 | OS4238WLU6KGU (B2) | 255 | |||||||
4240 | 3.4 | 3.6 | 3.8 | 17–19 | 2012年5月1日 | OS4240WLU6KGU (B2) | 316 | ||||||
B2ステッピング, 6コア, high-efficiency | |||||||||||||
4228 HE | 6 | 2.8 | 3.1 | 3.6 | 3 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 14–18 | 65 | Socket C32 | 2011年11月14日 | OS4228OFU6KGU (B2) | 255 |
4230 HE | 2.9 | 3.2 | 3.7 | 14.5–18.5 | 2012年5月1日 | OS4230OFU6KGU (B2) | 377 | ||||||
B2ステッピング, 8コア | |||||||||||||
4280 | 8 | 2.8 | 3.1 | 3.5 | 4 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 14–17.5 | 95 | Socket C32 | 2011年11月14日 | OS4280WLU8KGU (B2) | 255 |
4284 | 3.0 | 3.3 | 3.7 | 15–18.5 | OS4284WLU8KGU (B2) | 316 | |||||||
B2ステッピング, 8コア, high-efficiency | |||||||||||||
42MX HE | 8 | 2.2 | 3.3 | 4 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 11–16.5 | 65 | Socket C32 | 2011年11月14日 | OE42MXOHU8KGU (B2) | ||
4274 HE | 2.5 | 2.8 | 3.5 | 12.5-17.5 | OS4274OFU8KGU (B2) | 377 | |||||||
4276 HE | 2.6 | 2.9 | 3.6 | 13–18 | 2012年5月1日 | OS4276OFU8KGU (B2) | 455 | ||||||
B2ステッピング, 8コア, energy-efficient | |||||||||||||
4256 EE | 8 | 1.6 | 1.9 | 2.8 | 4 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 8–14 | 35 | Socket C32 | 2011年11月14日 | OS4256HJU8KGU (B2) | 377 |
B2ステッピング, 4コア | |||||||||||||
6204 | 4 | 3.3 | — | — | 2 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 16.5 | 115 | Socket G34 | 2011年11月14日 | OS6204WKT4GGU (B2) | 455 |
B2ステッピング, 8コア | |||||||||||||
6212 | 8 | 2.6 | 2.9 | 3.2 | 4 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 13–16 | 115 | Socket G34 | 2011年11月14日 | OS6212WKT8GGU (B2) | 266 |
6220 | 3.0 | 3.3 | 3.6 | 15–18 | OS6220WKT8GGU (B2) | 523 | |||||||
B2ステッピング, 12コア | |||||||||||||
6234 | 12 | 2.4 | 2.7 | 3.0 | 6 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 12–15 | 115 | Socket G34 | 2011年11月14日 | OS6234WKTCGGU (B2) | 377 |
6238 | 2.6 | 2.9 | 3.2 | 13–16 | OS6238WKTCGGU (B2) | 455 | |||||||
B2ステッピング, 12コア, high-efficiency | |||||||||||||
6230 HE | 12 | 2.2 | 2.5 | 3.1 | 6 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 11–15.5 | 85 | Socket G34 | 2012年5月1日 | OS6230VATCGGU (B2) | 639 |
B2ステッピング, 16コア | |||||||||||||
6272 | 16 | 2.1 | 2.4 | 3.0 | 8 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 10.5–15 | 115 | Socket G34 | 2011年11月14日 | OS6272WKTGGGU (B2) | 523 |
6274 | 2.2 | 2.5 | 3.1 | 11–15.5 | OS6274WKTGGGU (B2) | 639 | |||||||
6276 | 2.3 | 2.6 | 3.2 | 11.5–16 | OS6276WKTGGGU (B2) | 788 | |||||||
6278 | 2.4 | 2.7 | 3.3 | 12–16.5 | 2012年5月1日 | OS6278WKTGGGU (B2) | 988 | ||||||
6282 SE | 2.6 | 3.0 | 13-16.5 | 140 | 2011年11月14日 | OS6282YETGGGU (B2) | 1,019 | ||||||
6284 SE | 2.7 | 3.1 | 3.4 | 13.5–17 | 2012年5月1日 | OS6284YETGGGU (B2) | 1,265 | ||||||
6287 SE | 2.8 | 3.2 | 3.5 | 14–17.5 | ? | OS6287YITGGGU (B2) | ? | ||||||
B2ステッピング, 16コア, high-efficiency | |||||||||||||
6262 HE | 16 | 1.6 | 2.1 | 2.9 | 8 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 8–14.5 | 85 | Socket G34 | 2011年11月14日 | OS6262VATGGGU (B2) | 523 |
Abu Dhabi(Warsaw)/Seoul/Delhi (Piledriver, rev C0)
[編集]2012年12月4日に発表された。Piledriver マイクロアーキテクチャを採用している。Delhi はモデルナンバー 32xx、メモリはDDR3-1866のデュアルチャネルをサポートし最大1ソケットで形状は AM3+ 、Seoul はモデルナンバー 42xx、メモリはDDR3-1600のデュアルチャネルをサポートし最大2ソケットに対応し形状は C32、Abu Dhabi はデュアルダイでパッケージが構成されモデルナンバーは 62xx メモリはDDR3-1600のクアッドチャネルをサポート最大4ソケットに対応しソケット形状は G34 を採用している。2014年1月22日に"Abu Dhabi"の省エネ改良版である"Warsaw"が発表された。
- 拡張命令 - MMX、SSE 、SSE2、(S)SSE3、SSE4、SSE4a、SSE4.1、SSE4.2、ABM、NX Bit、AES-NI、AVX、 AMD-V、AMD-RVI
- 製造プロセス - 32nm SOI (GLOBALFOUNDRIES)
- トランジスタ数 - 12億
- ダイサイズ - 315mm2
- メモリ - DDR3 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
コア数 | クロック(GHz) | キャッシュ | HT
(GHz) |
クロック
倍率 |
TDP
(W) |
ソケット | リリース日 | OPN | 価格
($) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
定格 | All Core Turbo | Max Turbo | L2 | L3 | |||||||||
C0ステッピング, 4コア, energy-efficient | |||||||||||||
3320 EE | 4 | 1.9 | 2.1 | 2.5 | 2 × 2 MB | 8 MB | 2.6 | 9.5–12.5 | 25 | Socket AM3+ | 2012年12月4日 | OS3320SJW4KHK (C0) | 174 |
C0ステッピング, 4コア, high-efficiency | |||||||||||||
3350 HE | 4 | 2.8 | 3.1 | 3.8 | 2 × 2 MB | 8 MB | 2.6 | 14–19 | 45 | Socket AM3+ | 2012年12月4日 | OS3350HOW4KHK (C0) | 125 |
C0ステッピング, 8コア | |||||||||||||
3365 | 8 | 2.3 | 2.6 | 3.3 | 4 × 2 MB | 8 MB | 2.6 | 11.5–16.5 | 65 | Socket AM3+ | 2013年7月 | OS3365OLW8KHK (C0) | |
3380 | 2.6 | 2.9 | 3.6 | 13–18 | 2012年12月4日 | OS3380OLW8KHK (C0) | 229 | ||||||
C0ステッピング, 4コア, energy-efficient | |||||||||||||
43CX EE | 4 | 2.2 | 3.0 | 2 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 11–15 | 35 | Socket C32 | 2012年12月4日 | OE43CXHPU4KHK (C0) | ||
4310 EE | OS4310HPU4KHK (C0) | 415 | |||||||||||
C0ステッピング, 6コア | |||||||||||||
4334 | 6 | 3.1 | 3.3 | 3.5 | 3 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 15.5–17.5 | 95 | Socket C32 | 2012年12月4日 | OS4334WLU6KHK (C0) | 191 |
4340 | 3.5 | 3.7 | 3.8 | 17.5–19 | OS4340WLU6KHK (C0) | 348 | |||||||
C0ステッピング, 6コア, high-efficiency | |||||||||||||
4332 HE | 6 | 3.0 | 3.3 | 3.7 | 3 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 15–18.5 | 65 | Socket C32 | 2012年12月4日 | OS4332OFU6KHK (C0) | 415 |
C0ステッピング, 8コア | |||||||||||||
4386 | 8 | 3.1 | 3.4 | 3.8 | 4 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 15.5–19 | 95 | Socket C32 | 2012年12月4日 | OS4386WLU8KHK (C0) | 348 |
C0ステッピング, 8コア energy-efficient | |||||||||||||
4365 EE | 8 | 2.0 | 2.3 | 2.8 | 4 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 10–14 | 40 | Socket C32 | 2012年12月4日 | OS4365HKU8KHK (C0) | |
C0ステッピング, 8コア, high-efficiency | |||||||||||||
43GK HE | 8 | 2.6 | 2.9 | 3.6 | 4 × 2 MB | 8 MB | 3.2 | 13–18 | 65 | Socket C32 | 2012年12月4日 | OE43GKOHU8KHK (C0) | |
4376 HE | OS4376OFU8KHK (C0) | 501 | |||||||||||
C0ステッピング, 4コア | |||||||||||||
6308 | 4 | 3.5 | — | — | 2 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 17.5 | 115 | Socket G34 | 2012年11月5日 | OS6308WKT4GHK (C0) | 501 |
C0ステッピング, 8コア | |||||||||||||
6320 | 8 | 2.8 | 3.1 | 3.3 | 4 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 14–16.5 | 115 | Socket G34 | 2012年11月5日 | OS6320WKT8GHK (C0) | 293 |
6328 | 3.2 | 3.5 | 3.8 | 16–19 | OS6328WKT8GHK (C0) | 575 | |||||||
C0ステッピング, 12コア | |||||||||||||
6338P | 12 | 2.3 | 2.5 | 2.8 | 6 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 11.5–14 | 99 | Socket G34 | 2014年1月22日 | OS6338WQTCGHK (C0) | 377 |
6344 | 2.6 | 2.9 | 3.2 | 13–16 | 115 | 2012年11月5日 | OS6344WKTCGHK (C0) | 415 | |||||
6348 | 2.8 | 3.1 | 3.4 | 14–17 | OS6348WKTCGHK (C0) | 575 | |||||||
C0ステッピング, 16コア | |||||||||||||
6370P | 16 | 2.0 | 2.2 | 2.5 | 8 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 10–12.5 | 99 | Socket G34 | 2014年1月22日 | OS6370WQTGGHK (C0) | 598 |
6376 | 2.3 | 2.6 | 3.2 | 11.5–16 | 115 | 2012年11月5日 | OS6376WKTGGHK (C0) | 703 | |||||
6378 | 2.4 | 2.7 | 3.3 | 12–16.5 | OS6378WKTGGHK (C0) | 867 | |||||||
6380 | 2.5 | 2.8 | 3.4 | 12.5–17 | OS6380WKTGGHK (C0) | 1,088 | |||||||
6386 SE | 2.8 | 3.2 | 3.5 | 14-17.5 | 140 | OS6386YETGGHK (C0) | 1,392 | ||||||
C0ステッピング, 16コア, high-efficiency | |||||||||||||
6366 HE | 16 | 1.8 | 2.3 | 3.1 | 8 × 2 MB | 2 × 8 MB | 3.2 | 9–15.5 | 85 | Socket G34 | 2012年11月5日 | OS6366VATGGHK (C0) | 575 |
Toronto(Excavator)
[編集]2017年6月にリリース。Excavatorマイクロアーキテクチャを採用したAPU兼SoC。ソケット形状はBGAのSP4で1ソケットのみの構成。製造プロセスにSOIが利用されずバルクプロセスになった。AVX2がサポートされた。
- 拡張命令 - MMX、SSE 、SSE2、(S)SSE3、SSE4、SSE4a、SSE4.1、SSE4.2、ABM、NX Bit、AES-NI、AVX、AVX2、AMD-V、AMD-RVI
- 製造プロセス - 28nm (GLOBALFOUNDRIES)
- トランジスタ数 - 31億
- ダイサイズ - 250mm2
- メモリ - DDR3 (Registered ECC)
モデル
ナンバー |
CPU | GPU | TDP
(W) |
リリース日 | OPN | 価格 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コア数 | クロック(GHz) | L2
キャッシュ (MB) |
Model | CU数 | クロック(MHz) | |||||||
定格 | Turbo | 定格 | Turbo | |||||||||
2コア | ||||||||||||
X3216 | 2 | 1.6 | 3.0 | 1 | 不明 | 4 | 800 | — | 12–15 | 不明 | 不明 | 不明 |
4コア | ||||||||||||
X3418 | 4 | 1.8 | 3.2 | 2 | 不明 | 6 | 800 | — | 12–35 | 不明 | 不明 | 不明 |
X3421 | 2.1 | 3.4 | Radeon 7 | 8 | — | 不明 | 不明 | 不明 |
Jaguarアーキテクチャ系列ベース
[編集]Kyoto(Jaguar)
[編集]2013年5月29日に発表。Jaguarアーキテクチャベースで、Opteronシリーズとして初めてGPU機能を統合するAPUであり、チップセット機能も統合した初のSoCでもあった。Socket FT3採用で1ソケットのみ対応。
- 拡張命令 - MMX、SSE 、SSE2、(S)SSE3、SSE4、SSE4a、SSE4.1、SSE4.2、ABM、NX Bit、AES-NI、AVX、AMD-V、AMD-RVI
- 製造プロセス - 28nm (TSMC)
- トランジスタ数 - 9億1400万
- ダイサイズ - 105mm2
- メモリ - DDR3 (ECC)
モデル
ナンバー |
CPU | GPU | TDP
(W) |
リリース日 | OPN | 価格
($) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コア数 | クロック(GHz) | L2 キャッシュ | Model | SP数 | クロック(MHz) | |||||||
定格 | Turbo | 定格 | Turbo | |||||||||
X1150 | 4 | 2.0 | — | 2 MB | 非搭載 | 17 | 2013年5月 | OX1150IPJ44HM (B0) | 64 | |||
X2150 | 1.9 | — | HD 8400 | 128 | 600 | — | 22 | OX2150IAJ44HM (B0) | 99 | |||
X2170 | 2.4 | — | 800 | — | 25 | 2016年9月 | OX2170IXJ44JB |
ARMv8アーキテクチャ系列ベース
[編集]Seattle(Cortex-A57)
[編集]2016年1月に発表。8つのARM Cortex-A57コアとDDR3-1600もしくはDDR4-1866までのデュアルチャンネルのメモリコントローラと2つの10GBASE-KR Ethernet、8つのSATA 6Gbps、8レーンのPCI Express Gen 3などのI/Oを集積したSoC。ソケット形状はBGAのSP1で1ソケットのみの構成。
モデル
ナンバー |
コア数 | クロック
(GHz) |
キャッシュ | TDP
(W) |
リリース日 | OPN | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
L2 | L3 | ||||||
4コア | |||||||
A1120 | 4 | 1.7 | 2× 1 MB | 8 MB | 25 | 2016年1月 | OA1120ARD4NAD |
8コア | |||||||
A1150 | 8 | 1.7 | 4× 1 MB | 8 MB | 32 | 2016年1月 | OA1150AQD8NAD |
A1170 | 2.0 | OA1170AQD8NAD |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “AMD Opteron™ Aシリーズ・プロセッサー”. Advanced Micro Devices, Inc. 2015年11月17日閲覧。
- ^ “AMD Opteron™ Xプロセッサー”. Advanced Micro Devices, Inc. 2015年11月17日閲覧。
- ^ ただし、Athlon 64系でも上位のFXシリーズは当初Socket 940対応であり、後に発表されたAthlon 64 FX-7xはSocket F対応でQuad FXを用いたデュアルプロセッサ構成が前提となっている。
- ^ 後にPC3200規格へも対応した。
- ^ 物理的なソケット形状を全面的に変更したマルチプロセッサ対応モデルのSocket Fだけでなく、ソケット形状が従来のものに近いユニプロセッサ対応モデルのSocket AM2においても電気的な仕様の改変が大きいため、ピン配列を意図的に変更することで従来のSocket 939対応製品との互換性を排除している。
- ^ Microsoft社内ではWindows NTの生みの親であるデヴィッド・カトラーが開発段階よりAMD64を強く支持したとされる。
- ^ Intelはこのアーキテクチャを当初EM64Tと名づけ、その後Intel 64と改称している。
- ^ November 2003 TOP500 Supercomputing Sites
- ^ Highlights - November 2003 TOP500 Supercomputing Sites
- ^ Highlights - November 2006 TOP500 Supercomputing Sites
- ^ “Athlon 64 processor - The Tech Report”. 2019年10月7日閲覧。
- ^ a b “AMD Expands Options for 4-Way And 8-Way Enterprise Computing with the AMD Opteron Processor 800 Series”. 2008年5月19日閲覧。
- ^ a b “AMD Announces New AMD Opteron Processors, Adding More Choice And Flexibility For Leading 32- And 64-Bit Computing”. 2008年5月20日閲覧。
- ^ a b c “AMD Introduces New Players to the High-Performance 32- and 64-Bit AMD Opteron Processor Lineup”. 2008年5月20日閲覧。
- ^ a b c “AMD Delivers More Performance And Choice With New Additions To The AMD Opteron Processor Family”. 2008年5月20日閲覧。
- ^ “AMD Transforms Enterprise Computing With AMD Opteron Processor, Eliminating Barriers To 64-Bit Computing”. 2008年5月19日閲覧。
- ^ “AMD Delivers Increased Performance To Enterprise Customers with the AMD Opteron Processor Model 246”. 2008年5月20日閲覧。
- ^ “AMD's dual core Opteron & Athlon 64 X2 - Server/Desktop Performance Preview”. 2019年10月7日閲覧。
- ^ “AMDがクアッドコア「Barcelona」の詳細を明らかに”. 2019年10月8日閲覧。
- ^ Magny-Coursとは何か? 「AMD Opteron 6000シリーズ」の概要と考察 (1) CPUパッケージ | マイナビニュース
- ^ AMD、最大12コア搭載の4P対応「Opteron 6100」シリーズ発表 (1/2) - ITmedia +D PC USER
- ^ ASCII.jp:新プラットフォームは13年? AMDサーバーCPUロードマップ