NECカップ囲碁トーナメント戦
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NECカップ囲碁トーナメント戦 | |
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一般 | |
概要 | |
主催 | 日本電気株式会社・テレビ東京・BSジャパン |
後援 | 日本経済新聞社 |
協賛 | 日本棋院 |
優勝賞金 | 1000万円 |
決勝 | 一番勝負 |
棋戦形式 | 14名による選抜トーナメント戦 |
持ち時間 | 10分 |
秒読み | 1手30秒 |
創設年 | 1981 |
終了年 | 2012 |
記録 | |
最多優勝 | 趙治勲(4回) |
最長連覇 | 趙治勲・加藤正夫(2連覇、うち趙治勲は2度達成) |
NECカップ囲碁トーナメント戦(エヌイーシーカップいごトーナメントせん)は、日本電気株式会社が主催する日本の囲碁の棋戦。1981年創設。2012年にて休止。
毎年日本棋院から選抜された棋士14人が出場し、トーナメント戦で優勝を争う。「全国縦断囲碁フェスティバル」と称して、多くの囲碁ファンに楽しんでもらうため、毎回全国の各地を巡回して公開対局で行われた。決勝はNEC本社に程近いメルパルクホールで行われ、その模様はテレビ東京で録画中継されていた。
- 優勝賞金 (1-4期)400万円、(5-8)550万円、(9)800万円、(10)900万円、(11-16)1000万円、(17-25)1500万円、(26-28)1700万円、(29)1500万円、(30)1000万円
- (17期から29期までは、日本の囲碁タイトル戦の中でも4番目の高額賞金だった。)
16-20期の優勝者は、日中スーパー囲碁の優勝戦に出場した。
出場条件
[編集]- 前年度NECカップ選手権者(優勝者)
- 開催前年度の棋聖、名人、本因坊、十段、天元、王座、碁聖、NHK杯の各選手権者(NHK杯以外は開催前年12月31日時点、NHK杯のみ開催当年3月31日時点のタイトル保有者)
- 開催前年度の手合料=賞金ランキング上位選手
- 第6-23期は、前年のNEC俊英囲碁トーナメント戦優勝者。
方式
[編集]- コミは、1-22期は5目半、23期以降は6目半。
- 持時間は10分、使い切ると1手30秒の秒読み。
優勝者と決勝戦
[編集](左が優勝者)
- 1982年 武宮正樹 - 大竹英雄
- 1983年 坂田栄男 - 酒井猛
- 1984年 趙治勲 - 坂田栄男
- 1985年 趙治勲 - 小林光一
- 1986年 武宮正樹 - 小林覚
- 1987年 大竹英雄 - 林海峰
- 1988年 石田芳夫 - 趙治勲
- 1989年 大竹英雄 - 石田芳夫
- 1990年 林海峰 - 王立誠
- 1991年 加藤正夫 - 大竹英雄
- 1992年 加藤正夫 - 小林光一
- 1993年 依田紀基 - 加藤正夫
- 1994年 小松英樹 - 趙治勲
- 1995年 小林光一 - 趙治勲
- 1996年 大竹英雄 - 林海峰
- 1997年 加藤正夫 - 小林覚
- 1998年 依田紀基 - 趙治勲
- 1999年 小林光一 - 王立誠
- 2000年 趙治勲 - 加藤正夫
- 2001年 趙治勲 - 加藤正夫
- 2002年 依田紀基 - 王立誠
- 2003年 柳時熏 - 高尾紳路
- 2004年 小林光一 - 三村智保
- 2005年 張栩 - 柳時熏
- 2006年 趙善津 - 小林覚
- 2007年 張栩 - 高尾紳路
- 2008年 河野臨 - 趙善津
- 2009年 羽根直樹 - 張栩
- 2010年 河野臨 - 羽根直樹
- 2011年 張栩 - 山下敬吾
- 2012年 高尾紳路 - 趙治勲