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Microsoft Dynamics CRM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Microsoft Dynamics CRM
開発元 マイクロソフト
最新版
Dynamics 365 / 2018年2月 (6年前) (2018-02)
対応OS Windows Server 2012 以降
種別 CRM
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト dynamics.microsoft.com
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Microsoft Dynamics CRMマイクロソフト社製のCRMソフトウェアパッケージである。 Microsoft Dynamicsシリーズの一製品であるDynamics CRMは、主に営業支援システム(SFA)、マーケティング支援(マーケティング・オートメーション)、アフターサービス (ヘルプデスク)の3つにフォーカスしている。マイクロソフト製品であることから、OfficeOutlookのマイクロソフト製品との連携が特徴である。

歴史

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Microsoft CRM 1.2
Microsoft CRM 1.2は2003年12月8日にリリースされた[1]
Microsoft Dynamics CRM 3.0
2005年12月5日にブランドリニューアルし、Dynamicsシリーズの一製品としてMicrosoft Dynamics CRM 3.0 (バージョン2.0はスキップされた) がリリースされた[2]。カスタマイズ方法の刷新、レポーティングシステムをCrystal ReportsからMicrosoft SQL Reporting Servicesに切り替え、モバイルデバイスからのアクセス、Siebelシステムとの統合、Windows VistaとOutlook 2007と実行できるようになった。このバージョンから日本語版が登場。
Microsoft Dynamics CRM 4.0
2007年12月にリリースされた。コードネームはTitan。RTMビルド番号は4.0.7333.3。マルチテナント、レポーティングセキュリティの改善、データのインポート、ダイレクトメール送信、Windows Server 2008[3]やSQL Server 2008[4]のサポートがなされた。
Microsoft Dynamics CRM 2011
2011年2月にリリースされ、クラウド版(Dynamics CRM Online)の提供が開始された。RTMビルド番号は5.0.9688.583。
Microsoft Dynamics CRM 2013
オンライン版が2013年10月にリリースされ、Dynamics CRM 2013は2013年11月にリリースされた。RTMビルド番号は6.0.0000.0809。
Microsoft Dynamics CRM 2015
2014年9月にリリースされた[5]。RTMビルド番号は7.0.0.3543。
Microsoft Dynamics CRM 2016
2015年11月30日にリリースされた[5]。バージョン番号は8.0、8.1、8.2であり、2016年11月1日のバージョン8.2よりMicrosoft Dynamics CRM 2016はDynamics 365 Customer Engagementに名称変更された[6]。Dynamics 365 Customer Engagementは以下の製品で構成された。
  • Dynamics 365 for Sales
  • Dynamics 365 for Customer Service
  • Dynamics 365 for Marketing
  • Dynamics 365 for Field Service
  • Dynamics 365 for Project Service Automation

その後の製品構成はMicrosoft Dynamicsを参照。

競合製品

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主な競合製品は米セールスフォースドットコムのSales CloudやMarketing Cloud、独SAPのSAP CRM、富士通のCRMateなどがある。[7][8]

関連項目

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脚注

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外部リンク

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