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LOVOT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JAPAN MOBILITY SHOW 2023で展示されたLOVOT。4体のLOVOTには名札が付けてあり、黄色は「りんご(RINGO)」、薄い紫色は「ぶどう(BUDO)」、青色は「くるみ(KURUMI)」、白色は「らいち(LYCHEE)」になる。
2023年10月29日撮影)

LOVOT(らぼっと)はGROOVE X社(グルーブエックス、所在地:東京都中央区、代表・林要)によって開発された家庭用ロボットである。 

コンセプトは『役に立たない、でも愛着がある” 新しい家庭用ロボット』 で、Pepperの開発者の一員であった代表が2018年12月18日に発表した[1]。 アメリカ合衆国ラスベガスで開催されたCES 2019において、BEST ROBOTのファイナリストに選出された[2]。キャッチコピーは「命はないのに、あたたかい。」 2021年、初代ライフスタイルアンバサダーに女優黒谷友香が就任した。

LOVOTのスペック
本体(ソロ) 本体(デュオ) ネスト(ソロ) ネスト(デュオ)
CPU x86 4コア 8コア 2コア 2コア
CPU ARMv8 4コア 8コア なし
CPU ARMv7-R 2コア 4コア
メモリ 20GB 32GB 8GB
MCU 20コア 39コア なし
ストレージ なし 1TB

特長

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構成

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本体とネスト(LOVOTの充電台などの役割、巣という意味)で構成される。

特徴

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  • 撫でたり抱いたりした人の顔を自分で覚え、だんだんと懐いていく
  • 事前にプログラムされた動きを再生しているだけではなく、過去の記憶やセンサーからの情報などを元にリアルタイムに行動を決定する
  • 本体上部についている「センサーホーン」には、360°カメラ、照度センサー、サーモグラフィー、半天球マイクを内蔵している。
  • 瞳は6層の映像を投影して本物の目を緻密に再現し、「鳴き声」も発する。
  • 自動運転の技術を駆使し、自由自在に部屋中を駆け回る。
  • CPUの熱を活かし、暖かさを表現している。

種類

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LOVOTには2.0と3.0があり、LOVOT2.0は肌の色が4種類、LOVOT3.0は9種類あり、購入者の好みの色を選ぶことができる。また、目の色は10億通りのパターンがある。[3]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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