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LCAW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
A200 LCAW
種類 小型対潜魚雷
原開発国 イタリアの旗 イタリア
運用史
配備期間 1992年 - 現在
開発史
開発者 ホワイトヘッド(it
開発期間 1987年 - 1992年
諸元
重量 A200: 11.3 kg
A202: 16 kg
全長 A200: 883.4 mm
A200/A: 914.4 mm
A202: 1,223 mm
直径 123 mm

射程 2,000m以上
弾頭 PBX爆薬
炸薬量 A200: 2.5 kg
A202: 5 kg

深度 15 - 300m
誘導方式 音響ホーミング
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LCAW英語: Low Cost Anti-submarine Weapon)は、イタリアのホワイトヘッド(it)社が開発した超小型対潜魚雷[1]。浅海域において、短魚雷(LWT)と爆雷の中間的な兵器として、半潜水艇などの目標と交戦するための誘導兵器として開発された。

艦船から運用する場合は、圧縮空気式投射機を用いて、舷側から投下して用いられるほか、ロケットモーターを用いてRAMなどの発射機から投射するよう改良することも可能である。航空用のA200/AはAサイズのソノブイ投射機から投下できるよう設計されており、ソノブイと同様の回転式エアブレーキを備えているため、全長は914.4mmとなっている。1992年には、ノルウェー海軍の発注により、同国のコングスベルグ社とドイツのディール社との共同開発によって、より大型で長射程のA200/Nが開発された。またフロッグマンが肩撃ち式の発射機から用いるためのA202「メドゥーサ」も開発されたが、こちらはより大型の弾頭を備えており、1996年よりイタリア海軍が調達している[1]

参考文献

[編集]
  1. ^ a b Norman Friedman (1997). The Naval Institute guide to world naval weapon systems 1997-1998. Naval Institute Press. p. 678. ISBN 9781557502681. https://books.google.co.jp/books?id=l-DzknmTgDUC