KEIBAコンシェルジュ
日曜レース展望 KEIBAコンシェルジュ | |
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ジャンル | スポーツ・公営競技 |
出演者 | 小木茂光、守永真彩ほか |
製作 | |
制作 | グリーンチャンネル |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2008年1月5日- |
放送時間 | 土曜19:30-21:00 |
放送分 | 90分 |
グリーンチャンネル | |
特記事項: 月曜日に競馬開催がある場合、日曜日に「月曜レース展望 KEIBAコンシェルジュ」を放送する。 |
KEIBAコンシェルジュ (ケイバコンシェルジュ)は、グリーンチャンネルで放送されている競馬に関するテレビ番組。
2006年頃から、主要G1レースの前々日に単発番組として放送され、2008年1月5日からは、「日曜レース展望 KEIBAコンシェルジュ」のタイトルで、毎週土曜日にレギュラーでの放送となっている。2009年からは、3日間開催の場合はその前日(日曜日)に、「月曜レース展望 KEIBAコンシェルジュ」として放送されるようになった。[1]
2017年11月の変則3日間開催の際は、11月3日(金曜日)に「土曜レース展望 KEIBAコンシェルジュ」として放送された。[2]
放送時間
[編集]- 初回放送
- (土曜日)19:30 - 21:00(生放送)
- 再放送
- (土曜日)23:30 - 25:00, 27:30 - 29:00
- (日曜日)7:30 - 9:00
「月曜レース展望」として放送する際は、初回放送は上記と同じだが、再放送は別途時間を定める。
日本ダービーと有馬記念の前日や、日本で馬券発売がある海外競馬の展望を行う際は、放送時間を30分拡大する。
概要
[編集]競馬ファンが宿泊する「ホテルクラシック」を舞台に、日曜日に行われる中央競馬のレース予想を行う番組。単発放送時は、日本ダービーやジャパンカップ、有馬記念などの、重要G1レースが開催される前々日に放送され、そのレースの予想に絞った形で放送されてきた。
2008年1月からのレギュラー放送では、翌日(原則日曜開催分)行われるレースを、コンシェルジュ役である競馬ライター陣が、データ・血統・馬場適性・前走内容などあらゆる角度から展望する。初回放送分は生放送。
これまで同時間帯に放送されてきた「明日のレース分析」(現:「トラックマンTV」)と大きく異なるのは、予想者陣が固定化された点と、予想者が競馬専門紙専属記者から競馬ライターへと変更されたことである[3]。また、毎回テーマを設けて、メールによる視聴者投稿を募り、番組内で紹介している(番組の最後で、翌週のテーマも発表している)。
なお、従来の競馬専門紙記者などによる日曜開催分の予想番組は、「明日の勝ち馬検討社」(現:「VANで勝ち馬さがしてみませんか」)として、別途新設されている。
2020年以降はCOVID-19感染の拡大の防止の観点から、スタジオ出演は支配人の小木のみ、支配人秘書の守永は別室で出演となっており、コンシェルジュはSkypeを利用したリモート出演となっていた。2023年からは、段階的にスタジオ出演の人数を増やしている。
司会
[編集]過去の司会
[編集]コンシェルジュ
[編集]6名おり、このうち2名が交代で出演する[4]。小木が出演できない場合[5]は3名体制となり、その内の1名が司会を代行する。
「月曜レース展望」の放送がある場合は、「日曜」と「月曜」で別々のコンシェルジュが出演する。また、拡大スペシャルの際は、コンシェルジュ2名にゲスト解説者を加えた、3名体制とする事があるほか、東京優駿や有馬記念の週には、全コンシェルジュが生放送で総出場するときもある。
- 棟広良隆
- 古谷剛彦
- 須田鷹雄(2008年1月5日のレギュラー放送から登場)[6]
- 辻三蔵(2008年5月17日 - )
- 津田照之(2009年2月7日 - )[7][8]
- 栗山求(2017年1月14日 - )[9]
棟広・津田以外の4人はノートパソコンを使用している。棟広・津田は使用していない。
ナレーション
[編集]- 山本直也(2012年まで)
コーナー
[編集]- MORNING PLAN
- 午前中に行われるレース(2008年7月12日までは3連単発売のないレース)から、各コンシェルジュが、それぞれ1レースを予想
- SPECIAL PLAN
- 各場のメインレースを予想し買い目(前日発売のある重賞競走の場合は、古谷・辻は購入済みの馬券で発表)も発表する。なおGIレースに関しては、その週に出演していないコンシェルジュの予想も発表する。
- STANDARD PLAN
- 3場開催時はWIN5対象の特別レース(SPECIAL PLANで展望したレースを除く)を、2場開催時は9・10レースを各コンシェルジュが予想。
- DREAM PLAN
- 小木が1レースを選んで予想(概ね3連単で1,3着を3頭で固定し、2着にその3頭を含めた6頭程度を選ぶ。通称:小木式)。現在は、秘書の守永も予想を披露する。
- SUMMER PLAN
- 6-9月の夏季開催限定コース。2歳戦(2016・17年度は馬券還元キャンペーン「夏の2歳単勝」対象)の中から2-3レースを選んで予想する。
- 今週のメール募集のお知らせ(コーナー名は特にない)
- 毎月1つのテーマから毎週異なる内容の募集(GIレースの週の募集は「GIレースで応援する馬は○○だ」に固定されている)を呼び掛け、メールを紹介するコーナー。
- 2009年は今週のテーマ(2択式で回答を募る)に寄せられたメールを集計し、その結果を発表。
過去のコーナー
[編集]- コンシェルジュの控室
- 前週出演のコンシェルジュ2名と、小木・岡部が、今週のメインレースについて語る。
- 牝馬限定 PLAN
- メインレースが牝馬限定重賞の場合に秘書が本命馬を指名。
- PREMIUM PLAN
- 2011年4月23日放送分から2015年12月26日放送分までWIN5の予想を行っており、各コンシェルジュが本命・対向に指名した馬から選ぶ。2011年4月16日までと祝日開催でWIN5の発売がない日は、SPECIAL PLANから1レースを選び、各コンシェルジュ中の予想に小木の予想を加えて、3連複のボックス馬券を推奨する。
- ORIGINAL PLAN
- WIN5対象の特別レース、最終レースをのぞいた午後に行われるレースからコンシェルジュのおすすめのレースをそれぞれ1レースを予想。夏競馬開催中は「SUMMER SELECT PLAN」として、前週の新馬戦の勝ち馬から注目馬の紹介、および、翌日に行われる新馬戦などからコンシェルジュのおすすめのレースをそれぞれ1レースを予想。
- AFTERCARE PLAN
- 各場の最終レースを予想。なお、夏競馬開催中は「TWILIGHT PLAN」として、各場の最終レースと札幌・函館のはくぼレースの中から1レースを予想。
番組内の演出
[編集]番組全体を「競馬ファンが宿泊するホテル」に見立てている事から、以下の様な演出を施している。
- 出演者は、全員がフォーマルウェアを着用する。[10]また、胸元には各自の役職を記したネームバッジを着用する。
- ネームバッジに関しては、小木が「草野仁のGate.Jプラス」にゲストとして出演した際(2018年3月放送分)、同番組MCの草野仁に対し、小木から直々に草野の名前が記されたバッジを進呈。同時に、当番組への出演を熱望した。
- その草野は、同年5月26日放送の「日本ダービースペシャル」に、前述のバッジを着用の上でゲスト出演した。
- 小木は「支配人」という立場から、他の出演者を「○○君」と呼ぶ。
- 番組視聴者を、ホテルの宿泊客に見立て、メッセージ紹介の際は「お客様からのメッセージ」と表現する。また、番組エンディングは、宿泊客が競馬観戦に出発する、という設定で、小木が「日曜日の競馬へ、行ってらっしゃいませ。」と言って番組を締めくくる。[11]
特別番組
[編集]グリーンチャンネル・フジテレビONE・BSスカパー!共同制作による番組で、グリーンチャンネルでは、2015年12月17日・19:00 - 20:00に放送。
当番組からは、小木・須田・辻が参加したほか、当番組への出演開始前だった守永も参加した[12]。
- KEIBAコンシェルジュ放送開始10周年記念~小木支配人の夏休み
2017年7月20日・23:00-24:00に初回放送。番組開始から10年間、支配人(総合司会)を務め続けてきた小木が、そのご褒美として函館競馬場を訪れ、つかの間の夏休みを過ごした時の様子を放送。競馬開催終了後には津田、古谷を交えた居酒屋トークも行われた[13]。2018年も8月30日23:00-24:00に第2弾が放送。
脚注
[編集]- ^ 競馬番組発表時に3日間開催が予定されていた場合に限られ、代替開催や続行競馬の場合には放送されない。
- ^ 通常、金曜日夜に放送される「トラックマンTV」は、前日の2日(木曜日)に放送された。
- ^ ただし、途中で専門紙(競馬エイト)記者の津田が加わっている。また、辻・津田は、かつてホースニュース・馬の専属記者だった。
- ^ 調教・馬体判定は古谷・辻・津田が担当。古谷・辻・津田が3人とも出演しないとき(出演が須田・棟広、須田・栗山、棟広・栗山の場合)は調教・馬体判定は辻が担当し、読み上げは支配人秘書が担当する。
- ^ 番組中では「所用により外出」としている。
- ^ かつては、初回放送の時間が重複する「競馬予想TV!」(フジテレビONE)に出演していた。
- ^ 出演開始時点で競馬エイト専属評論家、2023年現在は同紙トラックマン。
- ^ 夏の函館・札幌開催期間中は、滞在取材の為スタジオ出演をしない代わりに、札幌・函館で重賞が施行される週は現地から電話出演する。
- ^ 2016年に数回ゲスト出演し、2017年からレギュラーとして加わる。専門は血統。
- ^ ただし、夏競馬期間中の男性出演者は、ノーネクタイとなる。
- ^ 「日曜日の競馬」の部分は、回により異なる場合がある。(例えば、GI競走の前日なら「(GIレース名)へ」、サマープログラム期間中は「夏競馬へ」と変わる、など)
- ^ 当時、守永は「トレセンまるごと情報局」の美浦担当リポーターだった。
- ^ KEIBAコンシェルジュ放送開始10周年記念~小木支配人の夏休み
外部リンク
[編集]- 番組公式サイト。コンシェルジュの登場予定など。