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IRAM30m望遠鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
IRAM30m望遠鏡
IRAM30m望遠鏡 地図
運用組織 ミリ波電波天文学研究所
設置場所 スペイン
座標 北緯37度03分58秒 西経3度23分34秒 / 北緯37.066161度 西経3.392719度 / 37.066161; -3.392719座標: 北緯37度03分58秒 西経3度23分34秒 / 北緯37.066161度 西経3.392719度 / 37.066161; -3.392719
標高 2,850 m (9,350 ft)
観測波長 電波
形式 カセグレン式
口径 30メートル
架台 経緯台
ウェブサイト http://www.iram.es/IRAMES/
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IRAM30m望遠鏡(-ぼうえんきょう)は、ミリ波電波天文学研究所によって運営されている口径30mの電波望遠鏡である。スペインアンダルシア州グラナダ県シエラ・ネバダ天文台、標高2850m地点に設置されている。波長3mm、2mm、1mm、0.8mmのミリ波及びサブミリ波の観測が可能である。1980年から1984年にかけて建設がおこなわれた。アンテナ重量は800トンであり、主鏡面は420枚のアルミニウムパネルで構成されている。

IRAM30m望遠鏡

受信機

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IRAM30m望遠鏡には以下のように複数の受信機が搭載されており、観測によって使い分ける。

  • HERA 波長2mmの電波を受信できる。9素子のアレイ受信機。
  • EMIR 波長3mmから0.9mmの電波を受信できる。2009年より実用化。
  • MAMBO2 (MAx-Planck Millimeter BOlometer Array) 波長1.2mmの連続波を受信できる117素子のカメラ。

関連項目

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外部リンク

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