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HD 4208 b

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
HD 4208 b
星座 ちょうこくしつ座
分類 太陽系外惑星
発見
発見年 2001年[1]
発見者 Steven S. Vogt ら[2]
発見場所 リック・カーネギー系外惑星サーベイ[2]
発見方法 ドップラー分光法[2]
現況 公表
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 1.7 au[2]
離心率 (e) 0.04 ± 0.12[2]
公転周期 (P) 829 ± 36日[2]
近点引数 (ω) 301 ± 84 °[2]
前回近点通過 JD 2451774 ± 197[2]
準振幅 (K) 18.3 ± 0.2 m/s[2]
HD 4208の惑星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  00h 44m 26.65s[1]
赤緯 (Dec, δ) −26° 30′ 56.4″[1]
距離 106.6光年
(32.7 pc[2])
物理的性質
質量 > 0.80 MJ[2]
他のカタログでの名称
Xolotlan, HIP 3479 b, GJ 9024 b, SAO 166526 b, CD-27 223 b, CPD-27 56 b, TYC 6423-01832-1 b, 2MASS J00442661-2630566 b, WISE J004426.88-263054.8 b[1]
Template (ノート 解説) ■Project

HD 4208 b固有名:Xolotlan)は、リック・カーネギー系外惑星サーベイのチームがW・M・ケック天文台を用いて発見した太陽系外惑星である。ドップラー分光法で発見されたため下限質量だけのみしか知られていないが、おそらく木星より小さい質量であると考えられている。火星と太陽の間より若干遠い、主星から1.7auの軌道を公転している。軌道離心率は0.04と非常に小さく、軌道はほぼ円である[2]

2019年、世界中の全ての国または地域に1つの系外惑星系を命名する機会を提供する「IAU100 Name ExoWorldsプロジェクト」において、HD 4208系はニカラグアに割り当てられる惑星系となり、HD 4208 bには神の象徴及び動物の避難場所の象徴であったニカラグアで2番目に大きな湖・ショロトラン湖(マナグア湖)の名前にちなんでXolotlanと名付けられた[3]

脚注

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  1. ^ a b c d HD 4208 b”. NASA Exoplanet Archive. NASA Exoplanet Science Institute. 2020年11月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l Vogt, Steven S. et al. (2002). “Ten Low‐Mass Companions from the Keck Precision Velocity Survey”. The Astrophysical Journal 568 (1): 352–362. arXiv:astro-ph/0110378. Bibcode2002ApJ...568..352V. doi:10.1086/338768. ISSN 0004-637X. 
  3. ^ Nicaragua | NameExoworlds” (英語). Name Exoworlds. 国際天文学連合 (2019年12月17日). 2020年11月9日閲覧。

外部リンク

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座標: 星図 00h 44m 26.65s, −26° 30′ 56.4″