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GHCナショナル王座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GHCナショナル王座
詳細
現王者 征矢学
獲得日 2024年9月14日
管理団体 プロレスリング・ノア
創立 2019年10月3日
統計
最多保持者 杉浦貴拳王:2回
初代王者 杉浦貴
最長保持者 イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア:352日
最短所持者 望月成晃:16日
最年長 船木誠勝:52歳
最年少 ジャック・モリス:30歳

GHCナショナル王座(GHCナショナルおうざ)は、プロレスリング・ノアが管理、認定している王座。

概要

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体重制限のない無差別級の王座で、王座戦については開催場所は原則「プロレスリング・ノア国内大会のみ」に限られている[1]。挑戦資格については男子プロレスラーであれば所属団体・国籍などを問わない。

無差別級のベルトではあるが、かつて存在したGHC無差別級王座とは異なり、GHCタイトル管理委員会が管理する王座である。

2019年11月2日、プロレスリング・ノア両国国技館大会において、杉浦貴マイケル・エルガンの間で初代王者決定戦が行われ、勝利した杉浦が初代王者となった。

第8代王者船木誠勝の6度目の防衛戦(挑戦者 : 桜庭和志)は、決着はKO、ギブアップ、TKOのみ・3カウントフォール無し・場外エスケープ、サミング、金的、噛みつきがイエローカードとなり、イエローカード3枚で反則負けとなる特殊ルール「GHCマーシャルアーツルール」が採用された[2]

歴代王者

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歴代 チャンピオン 戴冠回数 防衛回数 日付 場所
初代 杉浦貴 1 4 2019年11月2日 両国国技館
第2代 中嶋勝彦 1 2 2020年5月9日 ノア特設アリーナ[3]
第3代 拳王 1 6 2020年8月4日 後楽園ホール
第4代 藤田和之 1 0 2021年3月21日 後楽園ホール
第5代 杉浦貴 2 2 2021年4月29日 名古屋国際会議場
第6代 望月成晃 1 0 2021年10月28日 熊本城ホール
第7代 拳王 2 3 2021年11月13日 横浜武道館
第8代 船木誠勝 1 6 2022年1月22日 大阪府立体育会館・第2競技場
第9代 イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア 1 6 2022年11月10日 後楽園ホール
第10代 ジャック・モリス 1 3 2023年10月28日 福岡国際センター
第11代 HAYATA 1 0 2024年4月11日 後楽園ホール
第12代 佐々木憂流迦 1 0 2024年7月13日 日本武道館[4]
第13代 征矢学 1 1 2024年9月14日 後楽園ホール

主な記録

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  • 最多戴冠回数:2回 - 杉浦貴(初・第5代)、拳王(第3・第7代)
  • 最多連続防衛回数:6回 - 拳王(第3代)、船木誠勝(第8代)、イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア(第9代)
  • 最多通算防衛回数:9回 - 拳王
  • 最長保持期間:352日 - イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア(第9代)
  • 最短保持期間:16日 - 望月成晃(第6代)
  • デビュー最長戴冠記録:37年10か月 - 船木誠勝(第8代)
  • デビュー最短戴冠記録:6か月 - 佐々木憂流迦(第12代)[4]
  • 最年長戴冠記録:52歳10か月 - 船木誠勝(第8代)
  • 最年少戴冠記録:30歳0か月 - ジャック・モリス(第10代)
  • 史上初世界ヘビー級王座との同時戴冠:杉浦貴(第5代)
  • 史上初GHCタッグ王座との同時戴冠:ジャック・モリス(第10代)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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