コンテンツにスキップ

FUJIWARAのありがたいと思えッ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FUJIWARAの
ありがたいと思えッ!
ジャンル バラエティ番組
演出 相澤雄
出演者 FUJIWARA
藤本敏史原西孝幸
ほか
製作
プロデューサー 伊藤隆行(総合P)
制作 テレビ東京
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2009年4月4日 - 2010年9月25日
放送時間土曜日26:10 - 26:40
放送枠バラエティ7
放送分30分
公式ウェブサイト
テンプレートを表示

FUJIWARAのありがたいと思えッ!!』(フジワラのありがたいとおもえっ)は、2009年4月4日から2010年9月25日までテレビ東京系で、毎週土曜深夜26:10〜26:40(バラエティ7土曜第3部)に放送されていたバラエティ番組である。通称「スーパーハイブリッドエコロジカルエンタメ情報番組」。

概要

[編集]

苦節20年のお笑いコンビFUJIWARAによる、トークバラエティ番組。FUJIWARAが出演する番組としては、『大阪フジワラリゾート』(テレビ大阪)以来の冠番組であり、なおかつ関東初のレギュラー番組にして在京キー局初の冠番組でもある。

構成はオープニングトーク、ゲストとトーク、コーナー、エンドトーク、さらに毎週音楽のPVが2〜3曲ほど流れるという一見するとラジオ番組感覚の内容である。また、オープニングトークではそれぞれのプライベートでの出来事、他番組の裏話的な話題がよく上がる。

エコロジー情報番組を自称しており、カメラは固定で1台のみ、マイクはガンマイク1本、テロップは場面の切り替えのみである(開始数回は開始時のタイトルもテロップであったが現在紙に書いたものになっている)。そのため、それ以外のテロップは紙(スケッチブック)に書かれたもの(印刷されていたものだったが第三回からは、全て手書きになる)をカメラに映して紹介する。

二人の衣装は色違いのお揃い。季節の変わり目に本人たちが袖の長さを気にすると変更され現在は4代目。

また、川嶋あいによってその場で製作されたジングルがある(藤本・原西・川嶋の順で一人ずつ「FUJIWARAの」を連呼した後、全員で「ありがたいと思え~」と歌う)。最初藤本は「シングルが良い!」とごねたが、原西に「10分どころか、3ヶ月かかるわ!」と制止された。このジングルは使われておらず、再び川嶋がゲスト出演したときにも特に触れられていない。

前番組(本番で〜す!)は4:3の標準画質放送であったが、この番組からハイビジョン制作となっている(2010年6月まではアナログはサイドカットで放送[1])。

2010年3月20日と4月3日分は、ヨシモト∞ホールで公開収録(有料)されたトークライブを放送。 カメラやマイクも通常のバラエティ並みの設備でテロップ編集も施されていた。 (3月20日は105分の拡大版。)

2010年9月25日を以って番組は終了。また、同時にバラエティ7土曜第1部の『音楽ば〜か』並びに土曜第2部の『アリケン』も終了した[2]

コーナー

[編集]

ひきちぎりゴリラ

[編集]

原西の怪力を使って、色々なものを引きちぎる。基本は全て不用品であり、視聴者やタレントから送られた物もある。 11月28日分には、前週にゲスト出演していた宮迫博之が参加して「引きちぎりゴリラブラザーズ」になった。 その他、カバンに物を詰め込む「ぎゅうぎゅうゴリラ」など派生企画もある。 野口五郎がゲストとして来たときは野口と一緒に野口の私物を引きちぎった。

フジモン算数

[編集]

「○○+○○=どうなるのか」という実験コーナー。藤本が検証を行い結果を出す。

当てるな!20分の1

[編集]

藤本私物のKYORAKUの20回に1回音の鳴る、携帯ストラップを1〜3回押し、FUJIWARAどちらかが鳴らしたら、告知ができる。

新グッズこれなーに?

[編集]

2人が提示されたグッズの用途を当てる。

ザ・万力

[編集]

互いの私物を万力にかけ、トランプの赤か黒を当て、外れた場合は、万力を半回転させ壊れたら負け。

10秒チャレンジ

[編集]

藤本が10秒以内に黒ひげ危機一髪の人形飛ばしや、着せ替え人形の早脱がしにチャレンジする。

パピプペ星人現る!

[編集]

ぱ行しか言えない星人(藤本)との伝言トーク。

ゲスト

[編集]

ゲストは、番組前にFUJIWARAの絵を描くことになっており、その絵はバックに貼られる。 トークの後にゲストに因んだコーナーが行われる。(トークのみの場合もある。)

2009年
2010年

スタッフ

[編集]
  • 構成:無栖川無栖、今井太郎
  • カメラ:船山和大
  • 音声:山本賢
  • 美術:佐藤研英
  • EED:竹元周人
  • MA:桜井伸二
  • 番宣:岡仁(テレビ東京)
  • デスク:鈴木夏枝(テレビ東京)
  • AD:摺木由夏(NET WEB)
  • ディレクター:大森千代美(NET WEB)
  • 演出:相澤雄(NET WEB)
  • ブレーン:江間浩司(NET WEB)
  • プロデューサー:露木寛子・金子優(テレビ東京)、竹本夏絵・長井誠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、山田剛寛
  • 総合プロデューサー:伊藤隆行(テレビ東京)
  • 技術協力:スウィッシュ・ジャパンザ・チューブ、三雅
  • 制作協力:吉本興業NET WEB
  • 製作著作:テレビ東京

放送局・放送時間

[編集]
放送対象地域 放送局 系列 放送開始日 放送曜日・時間 遅れ日数
関東広域圏 テレビ東京 テレビ東京系列 2009年4月4日 土曜26:10 - 26:40 制作局
福岡県 TVQ九州放送[4] 2009年4月11日       火曜24:53 - 25:23 17日遅れ
岡山県・香川県 テレビせとうち 2009年4月19日 日曜24:50 - 25:20 15日遅れ
北海道 テレビ北海道[5] 2009年10月13日 火曜25:00 - 25:30 101日遅れ

その他

[編集]
  • FUJIWARAは在京キー局初となるレギュラー番組を持つ。テレビ東京系列では、5年半前にテレビ大阪で放送された『大阪フジワラリゾート』以来となった(テレビ東京のみ非ネット)。
  • 新聞のラテ欄には『藤原』、『フジワラ』と省略されることが多い。
  • 余談だが、当番組の後番組である『板尾ロマン』の放送前の仮題は当番組のタイトルを若干改題しただけの「ふしだらと思え」であったが、当然ながら『板尾ロマン』にはFUJIWARAは出演していない。
  • この番組はなぜかテレビ大阪では放送されていない。

脚注

[編集]
  1. ^ 藤本が4:3枠内に大きく入るため、原西が見切れることが多い
  2. ^ 2009年10月から本番組終了までの『バラエティ7』土曜3番組は全て伊藤Pが担当していた。
  3. ^ 川田は当初村上ショージを呼ぶ予定だったが、スタッフがスケジュールを間違え、別の仕事(タニマチとのゴルフ)が入っていたため、呼ぶことができなかったため代わりに呼ばれた。
  4. ^ 2009年4月11日 - 2009年6月27日は土曜25:40 - 26:10に、2009年7月1日 - 2010年3月31日は水曜25:38 - 26:08に、2010年4月6日 - 9月28日は火曜25:53 - 26:23に放送されていた。2010年10月5日と最終回である10月12日は火曜24:53 - 25:23に放送。
  5. ^ テレビ東京で2009年7月4日放送分から放送開始。2010年10月19日までは火曜26:00 - 26:30に放送されていた。2010年10月26日 - 2011年1月4日は火曜25:00 - 25:30に放送。

外部リンク

[編集]
テレビ東京 土曜26:10 - 26:35枠(バラエティ7土曜3部)
前番組 番組名 次番組
本番で〜す!
(2007.4 - 2009.3)
※ここまで「テレ土」3部
FUJIWARAのありがたいと思えッ!!
(2009.4 - 2010.9)
※ここから「バラエティ7」枠
板尾ロマン
(2010.10 - 2011.9)
※26:05 - 26:35
【バラエティ7土曜後半(旧:土曜3部)枠】
テレビ東京 土曜26:35 - 26:40枠(バラエティ7土曜3部)
本番で〜す!
(2007.4 - 2009.3)
※ここまで「テレ土」3部
FUJIWARAのありがたいと思えッ!!
(2009.4 - 2010.9)
※この期間のみ「バラエティ7」枠
Eネ!
(2010.10 - 2011.7)
※26:35 - 26:45
【ここから広報番組枠・5分繰り上げ】