コンテンツにスキップ

Empty song

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Empty song」
GRAPEVINEシングル
初出アルバム『Burning tree(#1,2)』
B面 KOL(キックアウト ラヴァー)
吹曝しのシェヴィ
リリース
規格 シングル
録音 日本の旗 日本
ジャンル J-POPロック
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
チャート最高順位
GRAPEVINE シングル 年表
1977
2013年
Empty song
2014年
EVIL EYE
2015年
テンプレートを表示

Empty song」(エンプティ ソング)は、GRAPEVINEの26枚目のシングルである。2014年11月19日SPEEDSTAR RECORDSより発売された。

解説

[編集]
  • SPEEDSTAR RECORDS移籍後初となるシングル。正式なシングルとしては、「風の歌」以来4年振りのリリースとなる[1]
  • レコード会社の「移籍第1弾はロックな感じのを」というリクエストを受けて製作が行われた[1]
  • ジャムセッションで作られた曲がシングルになるのは「超える」以来であり、収録曲全てがセッションで作られた初の作品となった。また、シングルの収録曲が3曲になるのも「ジュブナイル」以来となる。
  • 初回限定盤には、2014年5月19日SHIBUYA-AXで行われた「IN A LIFETIME」ツアーより3曲のライブ映像と、「VIDEOVINE Vol.1」が収録されたDVDが付いている[2]

収録曲

[編集]
  • 全作詞:田中和将/作曲:GRAPEVINE
  1. Empty song
    前述のレコード会社のリクエストがあった際、バンドの楽曲のストックに「ストレートなロック」のような曲が無かったため、新たにジャムセッションをしながら製作した[3]。歌詞に関しては、「リ・スタートにおけるむき出し感」を意識して書いたという[3]
    PVは、田中がストレッチャーで運び続けられる内容になっており、撮影も二日間かけて街中や海、山など様々な場所で行われた[4]。田中曰く「(PVで)初めて芝居をしましたね」とのこと[3]
  2. KOL
    タイトルは「キックアウト ラヴァー」と読む[2]。「Empty song」と同時期に製作が行われた[5]
    メンバーは同曲を「ちょっと新しい感じですよね、うちのバンドの中でも(亀井)」、「ありそうでなかった感じ(田中)」と評しており[6]、田中はタイトル曲として同曲を推していた[6][5]
    西川によると「いかに情けない曲に出来るか」ということにすべてを費やして楽しみながら作った曲だという[6]
  3. 吹曝しのシェヴィ
    前の2曲とは異なり、楽曲自体は前年から作られていたという[6]
    西川曰く「楽器があまり噛み合ってないようなアレンジ」になっているため、1回で固まったのを録るのが大変だったという[1]

初回限定盤DVD

[編集]
「IN A LIFETIME」LIVE at SHIBUYA AX 2014.05.19 – presented by 名盤ライブ -
  1. いけすかない
  2. スロウ
  3. 光について
「VIDEOVINE Vol.1」

補足

[編集]
  1. ^ a b c GRAPEVINE、移籍第1弾シングルがついに完成! DAILY MUSIC
  2. ^ a b Single「Empty song」トラック・リストとアートワーク GRAPEVINE公式サイト
  3. ^ a b c 【インタビュー】GRAPEVINE、レーベル移籍、"くるりパイセン"との対バン語る!  1/2 uP!!!
  4. ^ GRAPEVINE移籍後初となる全国ツアーがスタート、新曲「Empty song」MVも公開 2014年10月24日付 Musicman-NET
  5. ^ a b GRAPEVINE、移籍後初シングルで掴んだ“新しい感触”を語る 「理想のバンド像に近づいている」 2/3 2014年11月17日付 Real Sound
  6. ^ a b c d 【インタビュー】GRAPEVINE、レーベル移籍、"くるりパイセン"との対バン語る!  2/2 uP!!!