EL/M-2026
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種別 | パルス・ドップラー・レーダー |
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目的 | 捜索用 |
開発・運用史 | |
開発国 | イスラエル |
就役年 | 2012年 |
送信機 | |
周波数 | Xバンド |
アンテナ | |
形式 | デジタル・ビーム・フォーミング(DBF)方式 |
直径・寸法 | 200×1,110×750mm |
走査速度 | 30rpm |
方位角 | 全周無制限 |
仰俯角 | 仰角60度まで |
探知性能 | |
探知距離 | 15 km (8.1 nmi)(戦闘機) |
精度 | 距離30m/方位0.3度/俯仰角0.5度 |
分解能 | 距離60m/方位3.6度/俯仰角7度 |
その他諸元 | |
重量 | 75kg(アンテナ+架台) |
電源 | 500W/28VDC |
EL/M-2026は、イスラエルのエルタ・システムズ社が開発した3次元レーダー。近距離防空(VSHORAD)を目的としており、人力担送も可能なコンパクトなシステムとなっている[1]。
概要
[編集]本機は、ビーム形成能力に優れたデジタル・ビーム・フォーミング(DBF)方式のアンテナを採用している。また、その他の部品も全て半導体化されている。最大探知距離は25 km (13 nmi)、戦闘機に対しては15 km (8.1 nmi)の探知距離を発揮でき、10-600メートル毎秒の目標に対応できる。なお、捜索中追尾(TWS)能力を備えており、同時に100個の目標を管理できる[1]。
参考文献
[編集]- ^ a b IAI Elta (2012年). “ELM-2026B VSHORAD” (PDF) (英語). 2014年10月25日閲覧。