Arnold (ソフトウェア)
作者 | Marcos Fajardo |
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開発元 | Solid Angle |
対応OS | Linux, Windows, macOS |
種別 | レンダリングシステム |
ライセンス | プロプライエタリ 商用ソフトウェア |
公式サイト |
www |
Arnold(アーノルド)は、Solid Angle社の作成した、不偏で、物理ベースのレイトレーシング3Dレンダリングアプリケーションである[1]。
Arnoldを使用した有名な映画には、『モンスター・ハウス』、『くもりときどきミートボール』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ』、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『アベンジャーズ』、『レッド・テイルズ』、『アンダーワールド 覚醒』、『キャプテンハーロック』、『エリジウム』、『パシフィック・リム』及び『ゼロ・グラビティ』がある[2]。
技術
[編集]Arnoldはモンテカルロ・レイトレーシングを基にしている。したがって、そのエンジンは、シーン全体に数十億の空間的に非可干渉 (インコヒーレント) な光線を送出することに最適化されている。 光が壁や他の物体から跳ね返り、間接的に被写体を照らすことができるように、しばしば1レベルの拡散相互反射を使用する。 Elysiumの宇宙ステーションのような複雑なシーンでは、インスタンシングを大量に使用する。また、Arnoldはマテリアルとテクスチャを定義するためにOpen Shading Languageを使用する。
歴史
[編集]Marcos FajardoはArnoldのチーフアーキテクトである[2]。現在のArnoldとなったものの始まりは、Fajardoが自身のレンダラーを書くことを決めた1997年にある。 その年、彼はSiggraphに出席し、会議に出席した友人との議論で、アーノルドのレンダリング技術の基盤となる確率的レイトレーシングに興味が駆り立てられた[2]。
Fajardoのレンダラーの初期のバージョンはRenderAPIと呼ばれていた[2]。Arnoldという名前は、彼らが映画館で見たアーノルド・シュワルツェネッガーの映画を模倣した後、ファハルドの友人の一人がその名前を提案した時に登場した[2]。
Arnoldの背後にある会社Solid Angleは、2016年前半にAutodeskに買収された。買収は2016年4月18日に正式発表された[3]。
プラグイン / コンバーター
[編集]公式
- Maya (MtoA)
- 3ds Max (MaxtoA)
- Cinema 4D (C4DtoA)
- Houdini (HtoA)
- Katana (KtoA)
サードパーティー / オープンソース
- Softimage (SitoA) - 公式プラグインであったが、開発終了後にオープンソース化された[4]。
- Massive (massive2arnold)[5]
- Nuke (ATON)[6]
- Blender (Arnold for Blender) - 旧Barnold[7]。BtoA[8]の後継。
- LightWave (LWtoA)[9][5] - 開発停止中。
出典
[編集]- ^ [1] Solid Angle, 6 August 2013
- ^ a b c d e Seymour, Mike (10 April 2012). “The Art of Rendering (updated)”. fxguide. fxguide.com, LLC. 6 August 2013閲覧。
- ^ http://www.autodesk.com/campaigns/solid-angle-joins-autodesk
- ^ Softimage To Arnold plugin now open source CGPress 2018年2月22日
- ^ a b Solid Angle - Third Party Downloads Solid Angle
- ^ ATON 1.0 Arnold to Nuke rendering CGPress 2016年1月20日
- ^ Arnold Render Comes to Blender BlenderNation 2018年6月29日
- ^ Blender to Arnold Exporter BlenderNation 2011年9月20日
- ^ Eye candy: Juan Gonzalez’s Mandelbulb animation CG Channel 2013年1月7日
外部リンク
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