マップ (Apple)
![]() | |
開発元 | Apple |
---|---|
初版 | 2012年9月19日 |
最新版 |
1.3.5 (iOS)
/ 2019年9月19日[1] |
対応OS | iOS 6 以上, iPadOS, watchOS, macOS, visionOS |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | サポート継続中 |
種別 | Web mapping |
公式サイト |
www |
マップ(英: Maps、Appleマップとも呼ばれる)は、Appleが運営・開発する地図アプリケーション。iOS、iPadOS、macOS、watchOSのデフォルトの地図アプリケーションである。
地図のほか、自動車、徒歩、および公共交通機関のナビゲーションや到着推定時刻を提供する。また、建物や構造物のモデルで構成された3D風景の中で探索できる機能「Flyover」モード、360度の周囲の景色の画像を見渡しながらスムーズに移動することができる「Look Around」機能もある(日本を含む一部の地域のみ)。
概要
[編集]このアプリケーションがiPhone OS(後のiOS)に搭載されるようになったのは初代iPhoneが発売された2007年6月29日であり、当時はGoogle マップが使われていた[2]。
2012年6月11日に開催されたApple Worldwide Developers Conference (WWDC) 2012での基調講演にてスコット・フォーストールは新バージョンはGoogle マップの使用を止め、オランダのナビゲーションシステムメーカーであるTomTomのデータを使用したApple独自の地図を使用することを発表した[3]。
2012年9月19日、AppleはiOS 6で自社製のマップサービスをリリースし、Google マップをiOSのデフォルトのマップサービスから置き換えた[4][5]。最初のリリースでは、不正な方向、公共交通機関のユーザーに対するサポートの欠如、およびその他のさまざまなバグやエラーについて、ユーザーやメディアから大量の批判を受けた。Appleはこれらの批判に対してマップ精度の改善に取り組んだ[6][7]。
その後、iOS 7.x以降はマップは急速に改善し、iOS 11.xでは高機能で実用的な地図アプリとなっている[8][9][10][11]。
沿革
[編集]初期リリース
[編集]![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/WWDC_2012_Interior.jpg/220px-WWDC_2012_Interior.jpg)
2012年6月11日、Apple Worldwide Developers Conference(WWDC)において、Appleは「Appleマップ」の初期リリースを発表し、iOS 6以降のデフォルトのウェブマッピングサービスとして、Google マップに取って代わることを発表した。また、ターンバイターンナビゲーション、3Dマップ、Flyover、AIアシスタントのSiriが含まれると発表した。さらに、iPhoneユーザーがロック画面からナビゲーションが可能になると述べた。2012年9月19日に正式にリリースされたが、正確性に欠けていたため、激しく批判された。2012年9月28日、AppleCEOのティム・クックは、マップアプリについて公式サイトで謝罪すると共に、Appleが地図を改善するまで、iOS 6ユーザーにGoogle マップなど「サードパーティー製の地図アプリケーションを使用することを提案する」メッセージを、自社公式ウェブサイトに掲載した[6][7]。それでも全世界的にも不具合報告やユーザーからの苦情が多発、Apple上級副社長のスコット・フォーストールを解雇する事態に発展した[7]。
iOS 6以前まではGoogle マップがデフォルトの地図アプリケーションとされていた。2009年後半、Android版のGoogle マップにiOS版にはなかったターンバイターンナビゲーション機能が搭載されたことで、GoogleとAppleの間で緊張が高まり始めた。当時、AppleはGoogleがあまりにも多くのユーザーデータを収集していると主張した[12]。その後、独自のマップを搭載したiOS 6をリリースし、Google マップはウェブからしかアクセスできなくなった。GoogleはすぐにiOS版の地図アプリを立ち上げなかったが、Appleマップの発表直後に、Googleは仮想地球儀アプリのGoogle EarthにAppleマップのFlyover機能に相当する機能を追加した[13]。その3カ月後の2012年12月、Google マップはApp Storeでリリースされた。このバージョンのGoogle マップは、以前とは異なり、ターンバイターンナビゲーション機能を備えていた。リリースされて間もなく、Google マップはApp Storeで最も人気のある無料アプリとなった[14]。
Appleが独自の地図サービスを作る憶測が飛び交ったのは、2009年7月にAppleがオンライン地図サービスのPlacebaseを買収したとコンピュータ誌Computerworldが報じたことがきっかけだった[15]。それ以来、Placebaseの最高経営責任者はAppleの「Geoチーム」の一員となった[16][17]。その後の2年間で、Appleは3D地図に特化した地図関連企業をさらに2社買収した。2010年にはPoly9、2011年にはC3 Technologiesを買収した[18][19]。C3 Technologiesの画像は、後にマップのFlyovers機能に使用された[20]。2011年初頭、AppleはiPhoneユーザーのために「今後数年で改善される交通サービス」を作るために位置情報を収集しているとウェブサイト上で述べ、地図サービスの計画を示した[21]。Appleマップがリリースされた2012年9月には、GoogleとAppleマップの両方に関係する情報源が、AppleがGoogle マップで働く従業員を募集しているとTechCrunchに主張していた[22]。
2012年 - 2015年
[編集]リリースから1年後には、Appleマップは様々なエラーを解決するための多くの改善を受けた[23]。その他の変更点としては、衛星画像の追加や、より多くの都市でナビゲーションを利用できるようにしたことなどが挙げられる。2013年には、マップを改善するために、HopStop、Embark、WifiSlam、Locationary、BroadMapを買収した。HopStopとEmbarkはともに公共交通機関のマッピングを専門とし、WifiSlamはインテリアマップを専門とし、Locationaryはマッピングサービスのために正確な企業データを提供し、BroadMapは地図データの管理、ソート、分析を行っていた[24][25][26]。
2013年6月のWWDCで、AppleはiOS 7に搭載されたマップの新バージョンを発表した。この新バージョンでは、外観やアイコンが一新された[27]。また、フルスクリーンモード、ナイトモード、リアルタイムの交通情報、歩行者向けのナビゲーション、頻繁に訪れる場所を記録する機能など、多くの新機能が実装された。また、新たな衛星画像が再び追加された[24][27]。2013年9月18日にiOS 7が正式にリリースされた[28]。この時、新しく発表されたiPhone 5sには、ナビゲーションモードを調整するために、ユーザーが歩いているのか運転しているのかを識別できるモーションコプロセッサ「M7」が新たに搭載された[24]。
同WWDCに、OS X Mavericksでデスクトップ版の初めて地図アプリケーションを利用できるようにすることを発表した[29]。2013年10月22日にOS X Mavericksがリリースされた。デスクトップ版はiOS 7のマップと似たようなものだったが、連絡先やカレンダーアプリとの連携が可能になった。さらに、デスクトップ版では、iOSで他のデバイスに位置情報や道順を送信できるようになっていた[30]。翌年6月には、Appleは、パーソナライズされたおすすめの場所を提供するソーシャル検索エンジンSpotsetterを買収した[31]。
2014年9月17日、iOS 7の後継となるiOS 8が公開された。その後、10月16日にOS X Yosemiteをリリースした[32]。どちらのアップデートでも、マップに大きな変更はもたらされなかった。しかし、iOSとOS Xの両方に「City Tours」という機能が導入された。この機能により、Flyoversで場所を案内することが可能になった[33]。また、OS X Yosemiteの検索機能のSpotlightにもマップの結果が表示されるようになった[34]。2014年の後半、Appleのニュースサイトの9to5Macは、この数カ月の間にマップの主要社員を含む多くの社員がUberに就職するために退職したと報じていた[35]。翌年、2015年4月24日に発売された新型Apple WatchのOSにマップが追加された[36]。スマートウォッチ版には、ターンバイターンナビゲーション機能が搭載されている。ユーザーの手首をタップすることでナビゲーションの指示をする[37]。
2015年 - 2018年
[編集]2015年6月8日に開催されたWWDCにおいて、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギが、iOS 9の新バージョンのマップに、世界の多くの都市の公共交通機関に関する情報が搭載されることを発表した[38]。また、この機能はOS X El CapitanやwatchOS 2でも利用可能となったほか、注目スポットをいくつかのカテゴリに分けて表示する、「この周辺」機能を追加している[39][40]。今回のアップデートでは、交通機関が遅れた場合、アプリケーションが迂回路を選択してくれるようになった。3つの新バージョンのOSは2015年9月に利用可能になった。これらに加え、2015年にマップをさらに改良するために数社を買収した。春には、High Integrity GPSで正確な位置情報を提供するCoherent Navigationと、同年後半にスタートアップ企業のMapsenseも買収している[41][42]。後者は大量の位置データを整理するソフトウェアを開発していた[43]。
2016年、マップは新たな開発センターを開設し、watchOSとiOS向けにアップデートされた。2016年3月にwatchOS 2.2がリリースされた際には、改良が行われた。マップはOSの新バージョンでリニューアルされ、それまでiOS専用だった「この周辺」機能をはじめとした多くの新機能が追加された[44]。その4カ月後、ティム・クック最高経営責任者は、インドのハイデラバードにあるWaveRockのキャンパス内に、IT企業のRMSI、ノイダと提携した新オフィスを開設した。この開発センターは、マップの開発に注力しており、4,000人の従業員を雇用している[45][46]。ZDNetによると、25万ft2(約2万3000m2)のオフィスの費用は2500万米ドルだったという[47]。9月にはiOS 10がリリースされた。アップデートに伴い、マップのデザインが一新された。さらに、開発者に開放され、以前の使用状況に基づいて行くべき場所の提案を行い、駐車した場所を記憶することができ、ユーザーが検索提案をフィルタリングすることができ、ターンバイターンのナビゲーションが改善された[48][49]。ナビゲーションは自動的に拡大・縮小し、前方の交通量を表示し、ルートに沿って興味のあるポイントを検索することができる。これらの機能はCarPlayにも対応している[48]。
2018年 - 現在
[編集]![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/36/Apple_Maps_Car_2019.jpg/220px-Apple_Maps_Car_2019.jpg)
2018年初頭、Appleはマップが36カ国175以上の都市で、ユーザーが自転車シェアリングステーションを見つけられるようになることを発表した。これには、サンフランシスコ(GoBike)、ニューヨーク(Citi Bike)、モントリオール(BIXI)、ロンドン(Santander)、パリ(Velib)、ブリスベン(CityCycle)が含まれる[50][51]。
2018年夏、インターネットソフトウェアおよびサービス担当上級副社長であるエディー・キューは、Appleが過去4年間静かに独自に収集してきた地図データを使い「いちから」再構築したマップのロールアウトを発表した。これまでは、TomTomなどのサードパーティ製のデータに頼っていた。新しいデータを含む微細化されたマップは、サンフランシスコのベイエリアから始まり、その後北カリフォルニアに拡大している[52][53]。新しいマップデータはiOSのアップデートとは別に行われており、Apple WatchやMacにも表示される[54][55]。ある利用者は、微細化されたマップには「植生の詳細の驚異的な量」が含まれていると指摘し、道路間の草むらや植生が細かく表示されている[56]。
2018年11月、Appleはウェブサイト上で、マップの歩道や徒歩ナビゲーションを改善する試みとして、リュックを背負ったチームをロサンゼルス、サンフランシスコ、サンタクララ郡などのさまざまな場所に派遣することを明らかにした。
2020年4月9日現在、アメリカ合衆国では50州すべて、コロンビア特別区、ほとんどの米国領土で詳細な地図が公開されている。リリース時に、ヨーロッパは同年後半に微細化されたマップに更新されると述べた。2020年時点で訪問された国は、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス、イギリス、日本などを含む。2020年6月22日に開催されたWWDCでは、同年後半にイギリス、アイルランド、カナダが最初に微細化されたマップに更新されることを発表した。
2020年8月5日にマップは日本向けに大幅な改良をし、より精細な地図が表示されるようになり、一部の地域で歩道を詳細に確認できるようになったり[57]、微細化されたマップと同じような表示になったりした[58]。また、これに伴いLook Around機能も東京都、大阪府、京都府、名古屋市と各周辺地域で利用可能になった[59]。
2020年9月、iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7の一般リリースと同時に、サイクリング案内がマップに追加された。リリース時点では、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、上海、北京の各都市でしか利用できないが、Appleは今後さらに追加していく予定とされている[60]。同月末、Appleはイギリスとアイルランドでアップデートを行い、Look Aroundとサイクリング案内を追加した[61]。2020年10月19日、Appleはカナダ向けの新しい地図のテストを開始し、12月初旬に最終バージョンを公開した。
2021年4月22日、Appleはスペインとポルトガルでより精細な地図のテストを開始し、最終バージョンは2021年6月7日に開催されるAppleのWWDC(世界開発者会議)で公開された[62]。さらにAppleは、イタリアとオーストラリアにも年内により精細な地図を配信することを発表した[63]。
機能
[編集]Appleマップは、ベクター画像を使用しているため、アプリケーションソフトウェアは2012年9月時点のGoogle マップよりも少ないデータで使用できた[64][65]。マップには、レギュラー・マップ、サテライト・ビュー(航空写真)、ハイブリッド・ビュー(レギュラー・ビューとサテライト・ビューの組み合わせ)、および公共交通機関ビューの4つのレイヤーがある[27]。地図データの主要プロバイダーはTomTomだが、データは自動車ナビゲーションデータ、ヘキサゴン、Intermap Technologies、オープンストリートマップ、Wazeでも提供されている[66][67]。Appleは2015年にTomTomと契約を更新した[67]。TomTomは、Tele Atlasの親会社であり、Google マップでも使用されている[68]。衛星画像はデジタルグローブのものを使用している[66]。中華人民共和国では、代わりにAutoNavi, MapKing (Hong Kong)のデータを使用している。
Appleのマップを使って経路を検索することができる。ナビゲーションサービスは、車両、歩行者、公共交通機関のための音声による案内を備えたターンバイターンナビゲーションがある[69]。Appleによると、ナビゲーション機能は世界中の56カ国で利用可能である[70]。Appleのマップは、リアルタイムの交通情報を表示する事も可能である。さらに、AppleのバーチャルアシスタントSiriは、Appleのマップに統合されている。このマップは、Booking.com、Foursquare、TripAdvisor、Yelpを含む約20社が提供するランドマークポイントを表示する。Foursquareのデータは2015年後半に追加された[66][71]。ユーザーは後で検索できるように、地図上にピンをドロップして場所を保存できる。衛星ビューには、指定された場所を3次元衛星ビューで表示するFlyoverがある[72]。
Flyover
[編集]Flyoverでは、大都市やランドマークを中心とした特定の場所を俯瞰的に見ることができる[27]。立体的な景色は写真のようにリアルで、ユーザーは視点を変更することができる[69]。Flyoverは、マップの最初のリリース時から利用できるようになっている。また、Flyoverがある都市の多くには、City Tours機能もある。この機能では、Flyoverでその場所のランドマークに沿って案内される。City Toursは、iOS 8(2014年9月17日リリース)とOS X Yosemite(2014年10月16日リリース)で追加された。Flyoverに加えて、約50の都市では3Dマップも搭載されている。この機能では、地図上に構造物の立体モデルを見ることができる。写真のようにリアルではないこれらのモデルは、ターンバイターンナビゲーションを利用する際にも表示される[27][69]。
Flyoverは以下の都市に対応している[70]。
この周辺
[編集]iOS 9とwatchOS 2.2に「この周辺」機能を搭載した。検索に「食事」や「交通機関」など、さまざまなカテゴリーのアイコンが表示される[73]。それぞれのアイコンをタップすると、そのカテゴリの近くにある興味のある場所が、名前、距離、Yelpのレビューとともに表示される。「この周辺」機能でターンバイターンナビゲーションを有効にすることができる[74][75]。2015年9月16日にiOS 9がリリースされ、この機能はアメリカ合衆国と中国本土のみで利用可能だったが、2015年10月末にはオーストラリア、カナダ、ドイツ、フランスにも拡大されていた[76][77]。2016年には、オーストリア、デンマーク、フィンランド、日本、オランダ、スイス、イギリスにも追加された[70]。2020年6月12日、新たにアルゼンチン、ベルギー、ブラジル、クロアチア、チェコ、エルサルバドル、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、インドネシア、アイルランド、イタリア、マカオ、メキシコ、モントセラト、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、大韓民国、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、台湾、タイ、トルコ、ベトナムの31カ国と地域に「この周辺」機能が追加された。
交通機関
[編集]様々な都市とその周辺の公共交通機関網を地図上に表示する乗換案内機能である。iOS 9(2015年9月16日リリース)、OS X El Capitan(9月30日リリース)、watchOS 2(9月21日リリース)に初めて追加された[38][39][40][76]。さらに、公共交通機関のスケジュールも表示され、地下鉄や鉄道の駅の出入り口の位置も表示される[78]。
「交通機関」は、以下の地域で利用できる。
国・地域 | カバレッジ |
---|---|
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
リオデジャネイロ州 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土(中国国内のみ利用可能) |
![]() |
プラハ |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
ブダペストハンガリー国鉄は全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
ローマ
ローマ近郊鉄道では全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
リヒテンシュタインバスのみ全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
メキシコシティ |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
![]() |
全土 |
2016年にiOS 10において日本全国の電車やバスの交通機関に対応した。情報源はジョルダンが提供している[80]。
2016年10月2日より、アメリカ合衆国のアムトラックの全路線に対応した。2016年4月にオーストラリアのニューサウスウェールズ州のNSW TrainLinkの路線が追加された。2016年10月9日にビクトリア州(オーストラリア)のV/LINEの路線が追加された。2016年12月19日、北アイルランドを除くイギリス全域で「交通機関」機能を拡大。2017年10月16日、アイルランド島(アイルランド・英国北アイルランド)に対応。
Appleの乗換案内機能は、サードパーティ製のアプリでは利用できない。
屋内マップ
[編集]iOS 11では、空港やショッピングモールの屋内マップが導入された。
渋滞状況
[編集]マップでは、地図上にリアルタイムの渋滞状況をすることができる。また、ターンバイターンナビゲーションでは、到着予定時刻を計算する際に遅延を考慮しており、渋滞時には迂回路を選択することもある[69]。この機能をiOS 7(2013年9月18日リリース)で導入し、2019年6月時点で75カ国で利用可能となっている[27][28][70]。
渋滞状況は以下の地域で利用可能となっている[70]。
アンドラ
アルゼンチン
オーストラリア
オーストリア
バーレーン
ベルギー
ブラジル
ブルネイ
ブルガリア
カナダ
チリ
中国
コロンビア
クロアチア
チェコ
デンマーク
エジプト
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ジブラルタル
ギリシャ
香港
ハンガリー
アイスランド
インド
アイルランド
イスラエル
イタリア
日本
ケニア
クウェート
ラトビア
レソト
リヒテンシュタイン
リトアニア
ルクセンブルク
マカオ
マレーシア
マルタ
メキシコ
モナコ
モロッコ
モザンビーク
オランダ
ニュージーランド
ナイジェリア
ノルウェー
オマーン
ペルー
フィリピン
ポーランド
ポルトガル
カタール
ルーマニア
ロシア
サンマリノ
サウジアラビア
シンガポール
スロバキア
スロベニア
南アフリカ
スペイン
スウェーデン
スイス
台湾
タイ
トルコ
アラブ首長国連邦
イギリス
ウクライナ
ウルグアイ
アメリカ
バチカン市国
ベトナム
Look Around
[編集]「Look Around」機能は、360度の周囲の景色の画像を見渡しながらスムーズに移動することができる、パノラマ写真閲覧サービスである。Look Aroundは、2019年6月に開催されたWWDCでiOS 13とともに公開され、順次に対応都市が追加される予定である[82]。
2020年8月5日からは、日本の東京都、大阪府、京都府、名古屋市と各周辺地域で利用可能になった[83]。
Apple Maps Connect
[編集]2014年10月、Appleは「Apple Maps Connect」と呼ばれるサービスを導入した[84]。これにより、中小企業のオーナーは、自分のビジネスリストを登録し、場所や営業時間などのビジネス情報を編集することができるようになる。ユーザーがApple IDでログインすると、Appleマップのリストをアカウントにリンクするように促すプロンプトが表示される。データベースを検索し、自分のリストを見つけたり、見つからないリストをAppleのデータベースに追加したりすることができる[85]。
市場シェア
[編集]![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b1/Market_share_Apple_Maps_and_Google_Maps.png/261px-Market_share_Apple_Maps_and_Google_Maps.png)
コムスコアは、アメリカ合衆国におけるさまざまなウェブマッピングサービスの市場シェアを世論調査を用いて調査した。2012年9月にAppleマップが発表される前、iOS端末またはAndroid端末を持つアメリカ人は1億360万人で、そのうち8,100万人がGoogle マップを利用していた。コムスコアによると、後者の数字はAppleマップのリリースから1年後の2013年9月には5,870万人にまで落ち込んでいた。同時期のアメリカのAppleマップのユーザー数は3,500万人で、iOSまたはAndroid端末を持つ人は合計で1億3670万人となっていた。6,010万人のiPhoneユーザーのうち、830万人がGoogle マップを利用していた。しかし、それらのiPhoneユーザーの中には、端末がiOS 6にアップデートされていなかったため、Appleマップを利用できなかった人もいた[12]。さらに、2013年7月から2016年2月にかけて行われたコムスコアの調査では、アメリカのスマートフォンユーザーの20%から30%がAppleマップを利用していたことが明らかになった(これには、Appleマップに対応していないOSを使用しているユーザーも含まれている)。同期間に、アメリカのスマートフォン所有者の40%から51%がGoogle マップを使用していると結論づけられた[86]。
さらに、コムスコアはイギリスのiPhoneでのAppleマップの市場シェアを調査した。発売から1年後の2013年9月には、イギリスのiPhone所有者総数1,035万人のうち620万人以上がAppleマップを利用していた。イギリスのiPhoneユーザーは180万人を超え、Google マップはイギリスのiPhoneで2番目に大きなシェアを占めていた[87]。
2013年の後半には, イギリスのインターネットサービスプロバイダのEEは、Appleマップは、4Gユーザーの64%と3Gユーザーの57%のイギリスでの市場シェアを持っていたと結論付けた[88]。しかし、EEは、そのユーザーのうち何人がiPhoneを持っていたかを示していなかった[89]。EEのその後の調査によると、2014年上半期には、iPhoneユーザーの間でAppleマップの市場シェアが増加していた。4Gでは70%、3Gでは76%であった。年の変わり目には、同じ値がそれぞれ73%と82%に達した[90]。
初期の不正確さ
[編集]AppleのマップはiOS 6で2012年9月19日にリリースされたが[91]、多くのAppleユーザーや評論家に、地図の不正確さやバグを理由に、激しい批判に晒された[92]。Google ストリートビューや乗換案内といった、Google マップにはあった機能がなくなり、[93] 次のような地図自体の致命的間違いが複数のメディアで報じられた[94][95][96]。
世界では、以下のような不具合が指摘された。
- オーストラリア・シドニーのApple Storeの位置が間違っている[97]。
- 一番近いガソリンスタンドが、利用者の位置から76マイル(約122.2キロメートル)先に表示される[98]。
- アイルランド・ダブリンの農場が Airfield という名前のせいで空港とされる[99]。
- ワシントン記念塔が、実際に建っている場所から南に数百メートルずれる[99]。
- 2012年12月には、オーストラリアビクトリア州・ミルデューラの位置が、実際の位置から70kmもずれたマレー・サンセット国立公園のステップ地帯に誤って表示された。この誤表示は、立往生した自動車の運転手が救援を求めたため、ビクトリア州警察が警告を発する事態に至っている[100]。
- アメリカ合衆国アラスカ州では、行き先をフェアバンクス国際空港に設定した利用者が、マップに従ったところ、空港の滑走路に侵入した事件も発生している[101]。
日本でも、以下のような地図データの不整合が指摘された。
- 紋別空港(オホーツク紋別空港)が「1号」と表示される[102]。
- 成田国際空港が「天神峰トンネル」と表示される[95]。
- 東京国際空港が「大王製紙」と表示される[99]。
- 業平橋駅(現・とうきょうスカイツリー駅)の隣に「東武鉄道東武館駅」が建つ[103]。
- 新宿駅の東側に「新宿西口駅」が建つ[104]。
- 総理大臣官邸前に日比谷高校が建つ[99]。
- 高円寺駅の東隣に中野電車区が駅扱いで表示される[95]。
- ゆりかもめ日の出駅、東京都公文書館が東京湾に水没している[105]。
- 代官山駅から離れた緑地の中に「代官山駅」が建つ[95]。
- 東急溝の口駅が「餃子の王将駅」と表示される[106]。
- 中部国際空港がハングルで「セントレア」と表示される[107]。
- 大阪国際空港が「阪神水道企業団」と表示される[106]。
- 福岡空港が「東那珂」と表示される[102]
- 佐賀空港が「空港公園」と表示される[102]。
- 熊本空港が「崇城大学」と表示される[102]。
- 宮崎空港が「緑松体育館」と表示される[102]。
- 鹿児島空港が「出光」と表示される[102]。
- 魚釣島が二重に表示される[108]。
- 実在しない鉄道駅が表示され、昭島駅付近に「パチンコガンダム駅」、市ケ谷駅付近の外濠内に「スターバックス駅」「マクドナルド駅」、奥沢駅付近に「バーミヤン駅」などが表示される[109][110][111]。→「パチンコガンダム駅」も参照
地図の3D表示にも、完全な歪みがある例がいくつかあり、ブルックリン橋のような象徴的な建築物が潰れて見えることがある。
アメリカ合衆国ワシントン州にあるタコマナローズ橋の3D映像が崩壊していることに関し、ワシントン州運輸局は「#ios6 の見解は異なるかもしれませんが、タコマナローズ橋が溶け出しているといった事実は全くありません」と公式Twitterでツイートを行った[112][113]。
日本では、東京タワー・大阪城・さっぽろテレビ塔・通天閣・名古屋城が「ただの高層ビルの形」で表示されたり、東京スカイツリーが建っていない3D映像が表示されている[114]。
また地球の衛星写真のいくつかの部分が、完全に雲に覆われている[98]。
アプリケーションの欠陥部分をスクリーンショットで指摘し、それをカバーするtumblr上のブログもある[115][116]。
Appleの対応
[編集]これらの批判に対し、Appleは声明を発表し、地図を継続的に改善することや、利用者からのフィードバックを全て認識していると声明を出したが[117]、2012年9月28日、AppleCEOのティム・クックは、地図アプリケーションについて公式サイトで謝罪すると共に、Appleが地図を改善するまで、iOS 6ユーザーにGoogle マップなど「サードパーティー製の地図アプリケーションを使用することを提案する」メッセージを、自社公式ウェブサイトに掲載した[6][7]。それでも全世界的にも不具合報告やユーザーからの苦情が多発、Apple上級副社長のスコット・フォーストールを解雇する事態に発展した[7]。
2016年6月、エディー・キューはFast Companyとのインタビューで、Appleは「その複雑さを完全に過小評価していた」と述べている。また、マップの問題をきっかけに「すべての開発プロセスを大幅に変更することになった」とも語っている。マップのリリース後、AppleはiOSとOS X(現在のmacOS)の新バージョンのベータ版を公開し始めた。さらにキューは、リリース前からApple幹部は、独自の地図サービスを持つべきかどうかについて長い間議論していたとコメントしている[118]。その1カ月後、ティム・クックはワシントン・ポスト紙のインタビューでAppleマップの立ち上げを振り返り、「Appleマップは間違いだった」と述べている。クックは、Appleは間違いを認め、マップは改善されたため今では同社の誇りとなっていると付け加えている[119]。
TomTomの対応
[編集]地図データの主要な提供者であるTomTomも、批判を受けた。TomTomのユーザーエクスペリエンスデザインの責任者であるケース・ヴァン・ドックは2013年4月、テクノロジーニュースサイトのTechRadarに対し、Appleに問題があると語った。ヴァン・ドックによると、Appleは独自のマップを作成するために、あまりにも多くのデータソースを組み合わせようとしていたという[120]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Maps - App Store
- ^ Pogue, David (2007年6月27日). “The iPhone Matches Most of Its Hype”. The New York Times. 2012年9月26日閲覧。
- ^ Chen, Brian X. & Wingfield, Nick (2012年9月11日). “Apple Updates Laptops and Mobile Software”. The New York Times. 2012年9月23日閲覧。
- ^ 佐藤由紀子 (2012年9月13日). “「iOS 6」は9月19日提供開始”. ITmedia ニュース. ITmedia. 2013年3月13日閲覧。
- ^ “アップル、iOS向け「マップ」をアップデート--不具合を改善、東京タワーも3D対応”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ (2013年3月12日). 2013年3月13日閲覧。
- ^ a b c Tim Cook (28 September 2012). "A letter from Tim Cook on Maps". Apple (Press release). 2012年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月28日閲覧。
- ^ a b c d e 株式会社インプレス (2012年12月12日). “「パチンコガンダム駅」はなぜ生まれたか? Apple地図騒動の本質とは”. INTERNET Watch. 2019年3月22日閲覧。
- ^ “iPhone、iPad、iPod touch でマップを使う マップを使って、リアルタイムの交通情報を反映したルート案内をしてもらう、新しいスポットを探すなど、さまざまなことができます。”. Apple. 2018年3月31日閲覧。
- ^ “iOS 11で実感する地図の充実 - 松村太郎のApple深読み・先読み”. マイナビ. 2018年3月31日閲覧。
- ^ “iPhoneの「マップ」が実は便利 iOS 11からは片手ズームも可能になった:iPhone Tips”. Engadget. 2018年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月31日閲覧。
- ^ “iOS 11の「マップ」はVRツアーに対応!世界の都市をiPhoneひとつで散策しよう:iPhone Tips”. Engadget. 2018年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月31日閲覧。
- ^ a b Arthur, C. (November 11, 2013). “Apple maps: how Google lost when everyone thought it had won”. The Guardian. December 30, 2015閲覧。
- ^ Zwaag, G. van der (July 27, 2012). “Google Earth of Apple Kaarten: wie heeft de beste 3D-beelden?” (Dutch). iCulture. November 29, 2015閲覧。
- ^ Whitney, L. (December 13, 2012). “Google Maps already No. 1 among free iPhone apps”. CNET. December 1, 2015閲覧。
- ^ Weintraub, Seth (October 2009). “Apple purchased Placebase in July to replace Google Maps?”. Computerworld. March 20, 2016閲覧。
- ^ Weintraub, S. (October 1, 2009). “Apple purchased Placebase in July to replace Google Maps?”. Computerworld. November 29, 2015閲覧。
- ^ Zwaag, G. van der (October 1, 2009). “Apple neemt kaartleverancier Placebase over en richt Geo Team op” (Dutch). iCulture. November 29, 2015閲覧。
- ^ Bertolucci, J. (2010年7月14日). “Why Apple Bought Poly9: And What Is Poly9?”. PCWorld. November 29, 2015閲覧。
- ^ Gurman, M. (October 29, 2011). “Apple acquired mind-blowing 3D mapping company C3 Technologies, looking to take iOS Maps to the next level”. 9to5Mac. November 29, 2015閲覧。
- ^ Gurman, M. (July 19, 2012). “Apple's iOS 6 3D Maps are straight from C3 Technologies, some interesting notes”. 9to5Mac. November 29, 2015閲覧。
- ^ “Apple Q&A on Location Data”. Apple Press Info (April 27, 2011). November 29, 2015閲覧。
- ^ Etherington, D. (September 23, 2012). “Source: Apple Aggressively Recruiting Ex-Google Maps Staff To Build Out iOS Maps”. TechCrunch. November 29, 2015閲覧。
- ^ Zwaag, G. van der (October 6, 2012). “Apple verbetert eigen Maps: meer 3D-gebouwen, minder fouten” (Dutch). iCulture. December 1, 2015閲覧。
- ^ a b c Marshall, G. (September 21, 2013). “Apple Maps: one year on”. TechRadar. October 22, 2015閲覧。
- ^ Gurman, M. (December 23, 2013). “Apple acquired mapping firm BroadMap's talent, location-infused Evernote competitor Catch”. 9to5Mac. November 29, 2015閲覧。
- ^ Fried, I. (December 23, 2013). “Apple Did Indeed Acquire BroadMap and Catch Earlier This Year”. All Things Digital. November 29, 2015閲覧。
- ^ a b c d e f “Dossier: Apple Maps” (Dutch). iCulture. December 30, 2015閲覧。
- ^ a b Haslam, K. (September 18, 2013). “iOS 7 available to download now. How to download iOS 7 and update your iPhone and iPad”. Macworld. December 30, 2015閲覧。
- ^ “Apple Maps coming to OS X Mavericks”. The Verge (June 10, 2013). October 24, 2015閲覧。
- ^ Goodwin, A. (October 22, 2013). “Walk with us through OS X Mavericks' new Maps app”. CNET. October 24, 2015閲覧。
- ^ Perez, S. (June 6, 2014). “Apple Acquires Spotsetter, A Social Search Engine For Places”. TechCrunch. December 6, 2015閲覧。
- ^ “Apple Announces iOS 8 Available September 17”. Apple Press Info (September 9, 2014). December 30, 2015閲覧。
- ^ Slivka, E. (September 7, 2014). “Apple Filling Out Flyover City Tours Ahead of iOS 8 and OS X Yosemite Launches”. MacRumors. December 6, 2015閲覧。
- ^ “OS X Yosemite Available Today as a Free Upgrade”. Apple Press Info (October 16, 2014). October 24, 2015閲覧。
- ^ Gurman, M. (November 25, 2014). “Top Apple Maps app manager for Watch, iOS & OS X exits for Uber”. 9to5Mac. December 7, 2015閲覧。
- ^ “Apple Watch Available in Nine Countries on April 24”. Apple Press Info (March 9, 2015). November 29, 2015閲覧。
- ^ Allsopp, A. (April 28, 2015). “How to use Maps to navigate from your Apple Watch”. Macworld. December 30, 2015閲覧。
- ^ a b Pino, N. (June 8, 2015). “Apple Maps finally adds public transit info”. TechRadar. October 22, 2015閲覧。
- ^ a b Haslam K. (October 23, 2015). “Mac OS X 10.11 El Capitan updates, issues and fixes: 10.11.1 update released, addresses Mail, Office 2016 and more”. Macworld. October 23, 2015閲覧。
- ^ a b “Dossier: watchOS” (Dutch). iCulture. October 23, 2015閲覧。
- ^ Fingas, J. (May 17, 2015). “Apple bought a company focused on super-accurate GPS”. Engadget. December 25, 2015閲覧。
- ^ Zwaag, G. van der (May 17, 2015). “Apple nam navigatiebedrijf Coherent over” (Dutch). iCulture. December 29, 2015閲覧。
- ^ Tung, L. (September 17, 2015). “Apple acquires mapping visualisation startup Mapsense”. ZDNet. December 25, 2015閲覧。
- ^ “Apple brengt watchOS 2.2 voor Apple Watch met verbeterde Kaarten-app uit” (Dutch). iCulture (March 21, 2016). November 11, 2016閲覧。
- ^ Kulshrestha, Ashish (May 19, 2016). “Apple opens development office in Hyderabad”. The Economic Times. October 15, 2016閲覧。
- ^ “Apple Opens Development Office in Hyderabad”. Apple Press Info (May 19, 2016). October 15, 2016閲覧。
- ^ Srinivasan, V. L. (February 11, 2016). “Apple to open first offshore technology development centre in India”. ZDNet. October 16, 2016閲覧。
- ^ a b Meijer, Eveline (June 13, 2016). “Apple Maps krijgt nieuw design: alle vernieuwingen op een rij” (Dutch). iCulture. November 11, 2016閲覧。
- ^ Zwaag, Gonny van der (September 15, 2016). “Twintig kleine iOS 10-verbeteringen die je zeker even moet proberen” (Dutch). iCulture. November 11, 2016閲覧。
- ^ “Apple Maps shows you the nearest bike-sharing stations – TechCrunch”. techcrunch.com. July 2, 2018閲覧。
- ^ “Apple Maps gets upgraded bike-sharing information”. The Verge. July 2, 2018閲覧。
- ^ “Apple is rebuilding Maps from the ground up – TechCrunch”. techcrunch.com. July 2, 2018閲覧。
- ^ “Questions about Apple's new Maps, answered – TechCrunch”. techcrunch.com. July 2, 2018閲覧。
- ^ “Apple hopes its Maps do-over gets you where you need to go” (英語). CNET (June 29, 2018). July 2, 2018閲覧。
- ^ CNJ. “アップルの地図アプリ「マップ」が、知られざる“進化”を遂げている”. WIRED.jp. 2020年7月26日閲覧。
- ^ “Apple's New Maps - Justinobeirne.com”. 2020年7月26日閲覧。
- ^ 日本だけの機能(2020年12月現在)
- ^ 完全に微細化されたマップではない
- ^ “Appleの「マップ」が日本向け大幅アップデート。iPhoneユーザーはココをチェック - Engadget 日本版”. Engadget JP. 2022年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月6日閲覧。
- ^ “iOS 14: How to Get Cycling Directions in Apple Maps” (英語). MacRumors. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “UK, Ireland get Apple Maps Look Around, cycling directions” (英語). AppleInsider. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “Redesigned Apple Maps Expanding to Canada Soon” (英語). MacRumors. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “Redesigned Apple Maps Expanding to Spain and Portugal Today, Italy and Australia Later This Year” (英語). MacRumors. 2021年6月8日閲覧。
- ^ Vroegop, B. (2 October 2012). “Apple Maps efficiënter met data dan Google Maps” (Dutch). iCulture. 1 December 2015閲覧。
- ^ 「データはベクター方式 UIもシンプルに――グーグルがiOS版「Google Maps」を披露」『ITmedia Mobile』。2018年4月2日閲覧。
- ^ a b c “Apple: Acknowledgements”. 29 November 2015閲覧。
- ^ a b “TomTom extends Apple agreement”. TomTom (19 May 2015). 29 December 2015閲覧。
- ^ Marshall, G. (21 September 2013). “Apple Maps: one year on”. TechRadar. 22 October 2015閲覧。
- ^ a b c d “マップ - Apple”. 30 December 2015閲覧。
- ^ a b c d e “iOSとiPadOSで利用できる機能 - Apple”. 11 June 2017閲覧。
- ^ Kahn, J. (16 November 2015). “Apple adds Foursquare business listings to Apple Maps”. 9to5Mac. 25 December 2015閲覧。
- ^ Zwaag, G. van der (12 June 2012). “iOS 6 uitgelicht: Apple Maps-kaartendienst met grote Nederlandse invloed” (Dutch). 29 November 2015閲覧。
- ^ Hall, Z. (January 16, 2016). “watchOS 2.2 adds Nearby search to Maps for Apple Watch”. 9to5Mac. January 23, 2015閲覧。
- ^ Painter, L. (September 15, 2015). “How to use Proactive in iOS 9: How Siri is becoming more proactive and smart in iOS 9”. Macworld. November 1, 2015閲覧。
- ^ Rossignol, J. (September 16, 2015). “Inside iOS 9: Apple Maps Gains Transit Mode and Nearby Search”. MacRumors. November 1, 2015閲覧。
- ^ a b “iOS 9 Available as a Free Update for iPhone, iPad & iPod touch Users September 16”. Apple Press Info (September 9, 2015). October 23, 2015閲覧。
- ^ “Apple activates 'Nearby' Maps search results in 4 countries, expands Flyover support”. AppleInsider (October 26, 2015). November 1, 2015閲覧。
- ^ “Apple Previews iOS 9”. Apple Press Info (June 8, 2015). October 23, 2015閲覧。
- ^ “iOS - Feature Availbility - Apple”. March 20, 2018閲覧。
- ^ “iOS 10.1 Beta、「マップ」アプリで日本でも乗換案内機能が利用可能に”. ゴリミー (2016年10月20日). 2020年7月26日閲覧。
- ^ “iOS - Feature Availbility - Apple”. November 23, 2018閲覧。
- ^ “iOS 13 Preview - Features”. Apple. Apple. June 26, 2019閲覧。
- ^ “アップル版ストリートビューも開始、「マップ」日本向け地図データ大幅刷新(アスキー)”. Yahoo!ニュース. 2020年8月6日閲覧。
- ^ “Apple Launches "Maps Connect" Self-Service Local Listings Portal” (英語). Search Engine Land (October 21, 2014). May 27, 2016閲覧。
- ^ “Maps Connect”. mapsconnect.apple.com. May 27, 2016閲覧。
- ^ “comScore: Market Rankings”. November 3, 2015閲覧。
- ^ Arthur, C. (November 26, 2013). “How Apple Maps won on UK iPhones over Google Maps - despite Waze”. The Guardian. November 3, 2015閲覧。
- ^ “4GEE MOBILE LIVING INDEX: Second half 2013 report” (December 2013). October 22, 2015閲覧。
- ^ Rogerson, J. (August 12, 2014). “Apple Maps surging back in fight against Google”. TechRadar. October 22, 2015閲覧。
- ^ “4GEE MOBILE LIVING INDEX: First half report 2015”. October 22, 2015閲覧。
- ^ Donna Tam (12 September). “Apple's iOS 6 release date: Start your downloads on Sept. 19”. CNET 2012年9月19日閲覧。
- ^ Allsopp, Ashleigh (2012年9月1日). “Apple's iOS 6 Maps app fails to impress, users want Google Maps back”. Macworld. 2012年9月21日閲覧。
- ^ Fottrell, Quentin (2012年9月21日). “In Apple-Google maps war, consumers lose”. MarketWatch. 2012年9月23日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Apple's new map system riddled with errors”. Emirates 24/7. Agence France-Presse. (2012年9月20日) 2012年9月21日閲覧。
- ^ a b c d “新宿東口に「西口」、謎の駅──iOS 6地図アプリの“日本珍百景””. ITmedia ニュース. (2012年9月20日) 2012年9月22日閲覧。
- ^ “「iOS 6」マップで世界のユーザーが混乱”. WIRED 日本版. (2012年9月21日) 2012年9月22日閲覧。
- ^ “Six maps get Apple store, Sydney location wrong”. The Register. 2012年9月23日閲覧。
- ^ a b “17 People Apple Maps Has Already Horribly Misled”. Gizmodo. 2012年9月23日閲覧。
- ^ a b c d “iPhone5地図誤表示「パチンコガンダム駅」出現”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2012年9月23日). 2013年3月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “iOS 6地図アプリは使わないで──豪の州警察が警告「命に関わる」”. ITmedia ニュース. アイティメディア (2012年12月10日). 2013年5月20日閲覧。
- ^ “「アップルの地図アプリ」で空港滑走路への突入が続出”. WIRED 日本版. (2013年9月26日) 2013年10月23日閲覧。
- ^ a b c d e f iOS6珍マップシリーズ第2弾!間違いさがしができるレベル AppWoman 2012.09.23 21:00
- ^ マピオンの地図とiOS6の地図を比べてみました - マピオンラボ 2012.09.21
- ^ Apple、iOS 6の地図アプリデータを大幅改善 「パチンコガンダム駅」消滅 - ITmedia ニュース 2013年3月12日
- ^ iOS6の地図アプリがヤバいと話題に | AppWoman 2012.09.20 19:00
- ^ a b “ここにビジネス・ヒントあり!? 欧米の良くも悪くも日本では成立しづらいIT技術・端末の使われ方”. ダイヤモンド・オンライン (2012年9月27日). 2014年3月20日閲覧。
- ^ セントレア空港に関するニュース[リンク切れ] Ceron.jp. 2013年3月14日閲覧。
- ^ 【アップル】iOS6の地図で尖閣諸島を検索したら「魚釣島」が2つ出てきたでござる / 日本と中国それぞれに1つずつ | ロケットニュース24 2012年9月20日
- ^ “「ガンダム駅」なぜできた アップル地図騒動の真相”. ニュースの深層. 日本経済新聞 (2012年10月17日). 2013年3月13日閲覧。
- ^ “アップル地図で「棚からガンダム」?”. テクノロジー編集部BLOG. 日本経済新聞 (2012年10月19日). 2013年3月13日閲覧。
- ^ “iPhone『iOS6』のマップが表示している謎の「パチンコガンダム駅」に行ってみた”. ロケットニュース24. ソシオコーポレーション (2012年9月21日). 2014年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月17日閲覧。
- ^ 「iOS 6」マップで世界のユーザーが混乱 « WIRED.jp 2012年9月21日
- ^ Washington State DOTさんはTwitterを使っています: "Although #ios6 may say differently, we can assure you that the Tacoma Narrows Bridges have not melted: http://t.co/oxBWddCl" 2012年9月20日
- ^ 東京タワーは高層ビル? iOS 6地図アプリでまた不思議な光景 - ITmedia ニュース 2012年10月8日
- ^ “The Amazing iOS 6 Maps”. theamazingios6maps.tumblr.com. 2012年9月23日閲覧。
- ^ Carey, Bridget (2012年9月21日). “Competition arising from Apple's map flop”. CNET. 2012年9月29日閲覧。[リンク切れ]
- ^ Wingfield, Nick (2012年9月20日). “Apple on Its iOS 6 Maps: Things Can Only Get Better”. The New York Times. 2012年9月25日閲覧。
- ^ Tetzeli, Rick (August 8, 2016). “Playing The Long Game Inside Tim Cook's Apple”. Fast Company. October 16, 2016閲覧。
- ^ McGregor, Jena (August 12, 2016). “Tim Cook, the interview: Running Apple 'is sort of a lonely job'”. The Washington Post. October 16, 2016閲覧。
- ^ April 2013, Hugh Langley 22. “TomTom still defensive over Apple Maps, says smartphones not a threat” (英語). TechRadar. 2020年7月29日閲覧。
関連項目
[編集]- iOS / iPadOS / watchOS / macOS
- パチンコガンダム駅
- グローバル・ポジショニング・システムによる死
- 他社の地図サービス
- オープンストリートマップ