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Adesso sì

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Adesso sì」
セルジオ・エンドリーゴイタリア語版シングル
B面 Io e la mia chitarra
リリース
ジャンル カンツォーネ
時間
レーベル フォニト・チェトーライタリア語版
作詞・作曲 作詩・作曲:セルジオ・エンドリーゴイタリア語版
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Adesso sìは、1966年にイタリア音楽家たるセルジオ・エンドリーゴイタリア語版が発表し、シングル盤レコードとしてリリースした楽曲。

解説

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本曲は1966年にセルジオ・エンドリーゴ自身の作詩・作曲により制作されたもので、イタリアのレーベルであったフォニト・チェトーライタリア語版よりシングル盤として発売され、イタリアのヒットチャートである「Hit Parade Italia」では最高10位を記録した[1]

1966年サンレモ音楽祭イタリア語版」にて、エンドリーゴと大英帝国の男性ポップソングデュオ:チャド&ジェレミー(Chad & Jeremy)がスペシャル・ユニットを結成して本曲を歌唱、コンクールにて8位入賞を果たしている[2]

なお、チャド&ジェレミーも本曲のシングルレコードをアメリカ合衆国CBSレコードより発売している[3]

またイタリアの伝説的シンガー・ソングライターと云われるルシオ・バティスティイタリア語版がその生涯のうちで初めてレコーディングのために演奏した一曲としても知られている[4]

収録曲

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  • セルジオ・エンドリーゴ盤
    • Cetra - SP 1297
  1. "Adesso sì" (作詩・作曲:セルジオ・エンドリーゴイタリア語版
  2. "Io e la mia chitarra"(作詩・作曲:セルジオ・エンドリーゴ)
  • チャド&ジェレミー盤
    • CBS 2163
  1. "Adesso sì" (作詩・作曲:セルジオ・エンドリーゴ)
  2. Nessuno Piu Di Me(作詩:ジャンニ・マルケッティ英語版、作曲:エットーレ・ストラッタ英語版

日本における展開

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本曲は、1974年に東京放送TBSテレビ)にて放映された連続テレビドラマ『赤い迷路』(制作:大映テレビ株式会社)の劇中挿入歌として採用され、音羽たかし[注 1]の訳詩により日本語版歌詞を当てはめ、エンドリーゴと同じイタリア人カンツォーネ歌手のファウスト・チリアーノが日本語で歌唱し[5]、「去り行く今」という題名を命名されて日本グラモフォン(ポリドール・レコード)より発売した。

収録曲

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  • ファウスト・チリアーノ盤
    • ポリドール DP1962
  1. 去り行く今 (作詩・作曲:セルジオ・エンドリーゴ、訳詩:音羽たかし、編曲:青木望
  2. 「赤い迷路のテーマ」〈Instrumental〉(作曲・編曲:木下忠司

脚注

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注釈

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  1. ^ 「音羽たかし」という人物の正体はキングレコード文芸部のディレクターと云われる。

出典

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  1. ^ ADESSO SI' Hit Parade Italia
  2. ^ Giannotti, Marcello (2005). L'enciclopedia di Sanremo: 55 anni di storia del festival dalla A alla Z. Rome: Gremese Editore. p. 233. ISBN 8884403790. https://books.google.com/books?id=o1HE8o8RTXgC&pg=PA233 
  3. ^ Chad And Jeremy* ? Adesso Si Discogs
  4. ^ Dario Salvatori (2001). “Adesso si”. Dizionario delle canzoni italiane. Elle u, 2001. ISBN 8888169016 
  5. ^ 赤い迷路 テレビドラマデータベース