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AFCウィンブルドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AFCウィンブルドン
原語表記 AFC Winbledon
愛称 The Dons
クラブカラー 青と黄
創設年 2002年
所属リーグ フットボールリーグ
所属ディビジョン EFLリーグ2
ホームタウン ウィンブルドン
ホームスタジアム プラウ・レーン
収容人数 9,300
代表者 Joe Palmer
監督 イングランドの旗 Mark Robinson
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

アソシエーション・フットボール・クラブ・ウィンブルドンAssociation Football Club Wimbledon)は、イングランドロンドンウィンブルドンを本拠地とするサッカークラブチームである。2022-23シーズンはEFLリーグ2(4部相当)に所属。

歴史

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ウィンブルドン地区には1899年創設のウィンブルドンFCというプレミアリーグの在籍・FAカップ優勝経験も持つ歴史あるクラブが存在していたが、安全性に問題のある立ち見席を廃したスタジアムを用意することをイングランドサッカー協会から求められており、1991年まで本拠地だったプラウ・レーン (en) からセルハースト・パーククリスタルパレスFCと共用(グラウンドシェア)し、2002年まで使用していた。グラウンドシェアの解消をする為、クラブは2003年9月にミルトン・キーンズに本拠地を移転。2004年6月21日には正式にミルトン・キーンズ・ドンズFCに改称し、ウィンブルドンFCとしての活動を停止。これによりウィンブルドンFCを名乗るクラブは消滅した。一方、ウィンブルドン地区からの移転意向を発表したクラブに強く反対して激怒したサポーターにより、2002年にAFCウィンブルドンが設立され、地域リーグのコンバインド・カウンティーズ・フットボールリーグ(9部相当)からスタートした。2004年のウィンブルドンFCからミルトン・キーンズ・ドンズFCへの改称後は、旧来のウィンブルドンFCサポーターの大半は、ミルトン・キーンズ・ドンズFCはウィンブルドンFCの遺産と伝統を代表していないと感じてミルトン・キーンズ・ドンズへの支持を撤回し、AFCウィンブルドンをウィンブルドンFCのフェニックスクラブ(既存クラブの終焉後に、終了したクラブのサポーターによって新たに設立され、支持されているクラブ)として支持することとなった。

2002年から2004年まで足掛け3シーズンにかけてリーグ戦78試合連続不敗を達成しており、これはイングランドの全カテゴリーに所属する全フットボールチームの中での最長記録である。

2008-2009年シーズンにカンファレンス・サウス(6部相当)で優勝、カンファレンス・ナショナル(5部相当)への昇格を決めた後、2009-2010年シーズンの8位を経て、2010-2011年シーズンには2位に入り、昇格を賭けたプレーオフでルートン・タウンFCにPK戦で勝利し、フットボールリーグ2(4部相当)への昇格を決めた。

サポーター

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サウスロンドン、ウィンブルドン地区のファン達が努力を結集して立ち上げ、ゲーム会社であるスポーツ・インタラクティブ等による後援を受けて躍進してきたクラブである為、非常に熱心なファンも多い。ウィンブルドンFCの後継であるMKドンズがライバルであり、2012年12月2日には対戦が実現した。 ウィンブルドンFCの愛称であった“ドンズ”をミルトンキーンズ・ドンズが名乗っている事を一部ファンは容認しておらず、ウィンブルドン・サポータークラブ等はAFCウィンブルドンを““唯一のドンズ””と主張している。

クラブ各種記録

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一試合最多観客動員数

一試合最多得点勝利試合(ホーム)

一試合最多得点勝利試合(アウェイ)

一試合最多失点敗戦試合(ホーム)

一試合最多失点敗戦試合(アウェイ)

タイトル

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国内タイトル

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  • カンファレンス・サウス:1回
2008-2009
  • イスミアンリーグ・ディヴィジョン1:1回
2004-2005
  • コンバインド・カウンティーズリーグ:1回
2003-2004
  • コンバインド・カウンティーズリーグ・プレミアチャレンジカップ:1回
2003-2004
  • サリー・シニアカップ:1回
2004-2005
  • サポーターズ・ディレクトカップ:2回
2002-2003,2005-2006

国際タイトル

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  • なし

過去の成績

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シーズン ディビジョン FAカップ EFLカップ 欧州カップ / その他 最多得点者
リーグ 順位 選手 得点数
2010-11 カンファレンス・ナショナル 46 27 9 10 83 47 90 2位 2回戦敗退 FAトロフィー 2回戦敗退 ダニー・ケドウェル 23
2011-12 フットボールリーグ2 46 15 9 22 62 78 54 16位 2回戦敗退 予選敗退 フットボールリーグトロフィー 3回戦敗退 ジャック・ミッドソン 18
2012-13 フットボールリーグ2 46 14 11 21 54 76 53 20位 2回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 1回戦敗退 ジャック・ミッドソン 13
2013-14 フットボールリーグ2 46 14 14 18 49 57 53 20位 1回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 1回戦敗退 マイケル・スミス 9
2014-15 フットボールリーグ2 46 14 16 16 54 60 58 15位 3回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 3回戦敗退 アデバヨ・アキンフェンワ 15
2015-16 フットボールリーグ2 46 21 12 13 64 50 75 7位 1回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー
リーグ2プレーオフ2016
1回戦敗退
優勝
ライル・テイラー 20
2016-17 EFLリーグ1 46 13 18 15 52 55 57 15位 3回戦敗退 1回戦敗退 EFLトロフィー 2回戦敗退 ライル・テイラー 14
2017-18 EFLリーグ1 46 13 14 19 47 58 53 18位 3回戦敗退 1回戦敗退 EFLトロフィー 2回戦敗退 ライル・テイラー 14
2018-19 EFLリーグ1 46 13 11 22 42 63 50 20位 5回戦敗退 2回戦敗退 EFLトロフィー 2回戦敗退 ジョー・ピゴット 15
2019-20 EFLリーグ1 35 8 11 16 39 52 35 20位 1回戦敗退 1回戦敗退 EFLトロフィー GS敗退 マルクス・フォルス 11
2020-21 EFLリーグ1 46 12 15 19 54 70 51 19位 2回戦敗退 1回戦敗退 EFLトロフィー 準々決勝敗退 ジョー・ピゴット 21
2021-22 EFLリーグ1 46 6 19 21 49 75 37 23位 3回戦敗退 3回戦敗退 EFLトロフィー GS敗退
2022-23 EFLリーグ2 46 EFLトロフィー

現所属メンバー

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2022年10月14日現在[1][2]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ニュージーランド ニック・ツアネフ英語版
2 DF ウェールズ クリス・ガンター
3 DF イングランド リー・ブラウン英語版
4 MF イングランド アレックス・ウッドヤード英語版 キャプテン[3]
5 DF イングランド ウィル・ナイチンゲール英語版
6 MF イングランド ジョージ・マーシュ
7 FW イングランド ネイサン・ヤング=クームス英語版
8 MF イングランド ハリー・ペル英語版
9 FW イングランド ジョシュ・デイヴィソン英語版
10 MF イングランド アユーブ・アッサル英語版
11 MF 南アフリカ共和国 イーサン・チスレット英語版
13 GK イングランド ネイサン・ブルーメ英語版
15 DF アイルランド アレックス・ピアース
18 FW イングランド カイル・ハドリン
19 MF イングランド パリス・マゴマ英語版
No. Pos. 選手名
20 DF イングランド フセイン・バイラー英語版
22 GK フィンランド ウィル・ヤスケライネン英語版
23 MF イングランド Elliott Bolton
24 MF イングランド アルフィ・ベンドル英語版
25 FW イングランド コートニー・シニア英語版
26 DF イングランド Jack Currie
29 FW イングランド デイヴィッド・フィッシャー英語版
30 DF イングランド ポール・カランバイ英語版
33 DF イングランド アイザック・オグンデレ英語版
34 MF イングランド Kwaku Frimpong
37 DF イングランド ポール・オセウ英語版
39 FW イングランド Quaine Bartley
42 DF イングランド Remi Onabanjo
50 MF ノルウェー Aron Sasu

ローン移籍

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in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
7 FW イングランド ネイサン・ヤング=クームス英語版 (ブレントフォードFC)
18 FW イングランド カイル・ハドリン (ハダーズフィールド・タウンFC)
19 MF イングランド パリス・マゴマ英語版 (ブレントフォードFC)

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
14 FW イングランド ザック・ロビンソン英語版 (ダンディーFC)
17 FW イングランド アーロン・コスグレーヴ英語版 (サウスエンド・ユナイテッドFC)
27 MF イングランド ディラン・アジェイ=ハーシー英語版 (イーストボーン・バラFC)
35 DF イングランド Ethan Sutcliffe (atセイルズバリーFC英語版)
36 DF イングランド ルーク・ジェンキンス英語版 (ハンプトン・アンド・リッチモンド・バラFC)
- DF イングランド Ben Mason (at ベイシンストーク・タウンFC)

歴代監督

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歴代所属選手

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出典

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  1. ^ Retained List Announced”. AFC Wimbeldon. 2022年12月16日閲覧。
  2. ^ Full squad list ahead of the 2021/22 season”. AFC Wimbeldon. 2022年12月16日閲覧。
  3. ^ Cawley, Richard (2021年4月2日). “AFC Wimbledon captain Alex Woodyard was a season-ticket holder at Charlton – and still achieved Valley dream despite rejection as a kid”. London News Online. 2 April 2021時点のオリジナルよりアーカイブ2022年12月16日閲覧。

外部リンク

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