6-アミノヘキサン酸二量体ヒドロラーゼ
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6-アミノヘキサン酸二量体ヒドロラーゼ(6-aminohexanoate-dimer hydrolase、EC 3.5.1.46)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- N-(6-アミノヘキサノイル)-6-アミノヘキサン酸 + 水2 6-アミノヘキサン酸
従って、この酵素の基質は、N-(6-アミノヘキサノイル)-6-アミノヘキサン酸と水の2つ、生成物は6-アミノヘキサン酸のみである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、N-(6-アミノヘキサノイル)-6-アミノヘキサン酸 アミドヒドロラーゼ(N-(6-aminohexanoyl)-6-aminohexanoate amidohydrolase)である。他に、6-aminohexanoic acid oligomer hydrolase等とも呼ばれる。
構造
[編集]2007年末時点で、この酵素の3つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1WYB、1WYC、2DCFである。
関連項目
[編集]出典
[編集]- Okada H; Terada, T; Taniguchi, T; Takene, Y; Masuda, S; Matsunaga, N; Okada, H (1981). “Purification and characterization of 6-aminohexanoic-acid-oligomer hydrolase of Flavobacterium sp. Ki72”. Eur. J. Biochem. 116 (3): 547–51. doi:10.1111/j.1432-1033.1981.tb05371.x. PMID 7262074.