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1234 (ロン・ウッドのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『1234』
ロン・ウッドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1981年 カリフォルニア州ロサンゼルス マットレス・サウンド、シャトー・レコーダーズ、ザ・レコード・プラント
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース ロン・ウッド、アンディ・ジョンズ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 164位(アメリカ[2]
  • ロン・ウッド アルバム 年表
    ギミ・サム・ネック
    (1979年)
    1234
    (1981年)
    ライブ・アット・リッツ(with ボ・ディドリー
    (1988年)
    テンプレートを表示

    1234』は、イングランドロック・ミュージシャン、ロン・ウッド[3]1981年に発表した、ソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム

    解説

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    アンディ・ジョンズを共同プロデューサーに迎えて、まずマットレス・サウンド(当時ウッドが住んでいた家のガレージ)でセッションを開始し、その後、シャトー・レコーダーズとザ・レコード・プラントでレコーディングが行われた[4]チャーリー・ワッツニッキー・ホプキンス等のローリング・ストーンズ人脈も参加しているが、ウッドの過去3作のソロ・アルバムと異なりキース・リチャーズは関与していない。また、ウッドの2作目のソロ・アルバム『ナウ・ルック』(1975年)に全面参加したボビー・ウーマックが「プライスレス」をウッドと共作し、更に「愛するお前に」のレコーディングに参加した。その他、ポインター・シスターズのアニタ・ポインター、ディーヴォのアラン・マイヤース、イエロージャケッツジミー・ハスリップ等がセッションに参加している。

    「レッド・アイズ」はミック・ジャガーにインスパイアされて作曲されたインストゥルメンタルである[5]。また、「プライスレス」のアレンジロッド・スチュワートによる[5]

    本作リリース後の1981年9月25日より、ウッドはローリング・ストーンズのアメリカ・ツアーに参加しており、本作のプロモーション・ツアーは行われなかった[1]。セールス的には前作『ギミ・サム・ネック』(1979年)ほどの成功を収められず、アメリカのBillboard 200では164位に終わる[2]

    収録曲

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    特記なき楽曲はロン・ウッド作。4.はインストゥルメンタル

    1. ロックはワン・ツー・スリー - "1234" - 3:28
    2. 愛するお前に - "Fountain of Love" (Ron Wood, Jim Ford) - 5:11
    3. アウトローズ - "Outlaws" (R. Wood, J. Ford) - 4:02
    4. レッド・アイズ - "Redeyes" (R.Wood / inspired by Mick Jagger) - 3:32
    5. 風は激しくて - "Wind Howlin' Through" - 3:02
    6. プライスレス - "Priceless" (R. Wood, Bobby Womack) - 4:18
    7. 逃げたあいつ - "She Was Out There" - 5:13
    8. ダウン・トゥ・ザ・グラウンド - "Down to the Ground" - 3:37
    9. シー・ネヴァー・トールド・ミー - "She Never Told Me" (R. Wood, J. Ford) - 5:50

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ a b 日本盤リマスターCD(SICP 30468)ライナーノーツ(越谷政義、2006年)
    2. ^ a b Ron Wood - Awards”. AllMusic. 2016年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月8日閲覧。
    3. ^ 日本盤CDの帯ではロン・ウッド名義となっているが、ジャケットでは本作よりRonnie Woodと表記されるようになった
    4. ^ リマスターCD(SICP 30468)裏ジャケットに記載されたアンディ・ジョンズのコメント参照
    5. ^ a b CD英文ブックレット内クレジット