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龍山村 (岡山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たつやまむら
龍山村
廃止日 1954年4月1日
廃止理由 新設合併
久米郡弓削町神目村龍山村誕生寺村久米南町
現在の自治体 久米南町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
久米郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 久米郡福渡町弓削町大垪和村鶴田村誕生寺村
龍山村役場
所在地 岡山県久米郡龍山村
地図
旧・龍山村役場庁舎位置
(現・久米南町公民館竜山支館)
座標 北緯34度55分29秒 東経133度54分32秒 / 北緯34.92464度 東経133.90894度 / 34.92464; 133.90894 (龍山村)座標: 北緯34度55分29秒 東経133度54分32秒 / 北緯34.92464度 東経133.90894度 / 34.92464; 133.90894 (龍山村)
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龍山村(たつやまむら)は、岡山県久米郡にあった

現在の久米郡久米南町上籾、下籾、中籾、別所に当たる。

村名の由来

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明治21年(1888年)4月25日の町村制発布に伴い、上籾、中籾、下籾、別所の4か村が合併及び新村名について協議したが、新村名を「籾村(もむら)」を主張する上籾、中籾、下籾に対して、別所が絶対反対の立場を取ったことから、当時4か村の連合戸長であった光元東伯は、いずれの村も毎年灌漑水の不足に悩まされており、竜王宮を祀り水神に雨請祈願を村人総出でするという古い習慣を共有することを挙げた上で、「竜王の守護し給う山村として将来の発展と協力を念願して、『龍山村』と命名してはどうか」と諮った。4か村内の合併とこの提案に賛同する有志者が運動することにより、合併が成就し新村名は龍山村となった。

沿革

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歴代村長

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  • 初代 光元東伯(明治22年7月〜明治26年7月)
  • 二代 景山浩巍(明治26年7月〜明治31年10月)
  • 三代 光元円太郎(明治31年12月〜明治32年10月)
  • 四代 景山浩巍(明治32年11月〜明治36年11月)
  • 五代 景山勘三(明治37年1月〜明治37年10月)
  • 六代 光元武夫(明治38年3月〜明治43年3月)
  • 七代 赤木政八(明治43年4月〜昭和2年2月)
  • 八代 河島昇一(昭和2年3月〜昭和14年2月)
  • 九代 赤木照一(昭和14年3月〜昭和18年2月)
  • 十代 宮本誠意(昭和18年3月〜昭和21年3月)
  • 十一代 森尾寿作(昭和21年4月〜昭和21年11月)
  • 十二代 杉山万作(昭和22年4月〜昭和29年3月)

地名の読み方

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  • 上籾 (かみもみ)
  • 下籾 (しももみ)
  • 中籾 (なかもみ)
  • 別所 (べっしょ)

現在の様子

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郵便番号

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  • 709-3621 久米郡久米南町上籾
  • 709-3622 (久米郡久米南町仏教寺)→龍川村
  • 709-3623 久米郡久米南町中籾
  • 709-3624 久米郡久米南町下籾
  • 709-3625 久米郡久米南町別所
  • 709-3626 (久米郡久米南町上神目)→神目村
  • 709-3627 (久米郡久米南町神目中)→神目村

教育

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旧村内に現在教育機関なし

交通

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鉄道

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旧村内を走る鉄道及びその駅なし

道路

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高速道路
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旧村内を走る高速道路なし

国道
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旧村内を走る国道なし

県道
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  • 主要地方道

旧村内を走る主要地方道なし

山岳

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  • 竜王山

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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  • 上殿城跡

寺院・神社

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  • 清水寺
  • 上籾神社

参考文献

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  • 和泉橋警察署 『新旧対照市町村一覧』第2冊(東京:加藤孫次郎, 1889(明22))
  • 岡山県『岡山県郡治誌 上巻』1937年(昭和13年)
  • 石田農夫男『籾村風土記』1973年(昭和48年)1月1日
  • 地名編纂委員会 『角川日本地名大辞典33 岡山県』(角川学芸出版, 1989, ISBN 4040013301

関連項目

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