黒箔(くろはく)とは、銀箔などを加工して黒く変色させたもの。
銀箔を酸化させる[1]、あるいは漆に鉄粉を混ぜて酸化させるなどして[2]加工したもので黒褐色に鈍く輝く。酸化による加工のためもろく、金箔などに比べ貼付が困難。絵画で使われることが多いが、漆器などでは金箔や銀箔を貼り付ける前の下塗り用、あるいは製本の箔押しとしても使われる。