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黒川鍾信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黒川 鍾信(くろかわ あつのぶ、1938年9月2日[1] - )は、英文学者随筆家明治大学名誉教授。

東京市生まれ。明治学院大学大学院修士課程修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)へ留学。明治大学短期大学助教授、教授。2004年情報コミュニケーション学部教授、2009年定年退職、名誉教授。

専門分野は英詩だが、ウィスコンシン州における教育や、家業を継いだ自分のこと、近代東京を中心とした著作などがある。2001年『神楽坂ホン書き旅館』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞、2006年の『旅に出よう船で』で日本自分史学会優秀賞受賞。

叔母(母の妹)の一人が女優の木暮実千代で、その評伝も出版している。

著書

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  • 『大草原に輝いた101人 ローラの里の日本語教育』近代文芸社 1994
  • 『これでいいのか!結婚式 アメリカ・日本のブライダル事情』主婦の友社 1996
  • 『親と子の受験マラソン』黒川元信共著 三省堂 1997
  • 『東京牛乳物語 和田牧場の明治・大正・昭和』新潮社 1998
  • 『犬がいて猫がいて大トロを食う』新潮社 1999
  • 『親から子への経営バトンタッチ』同友館 2000
  • 『神楽坂ホン書き旅館』日本放送出版協会 2002 のち新潮文庫
  • 『高等遊民天明愛吉 藤村を師と仰ぎ御舟を友として』筑摩書房 2004
  • 『旅に出よう船で』講談社 2006
  • 木暮実千代 知られざるその素顔』日本放送出版協会 2007
  • 『神楽坂の親分(オヤビン)猫』講談社 2009
  • 『海辺の家族 魚屋三代記』みやび出版 2012

論文

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参考

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  • 英語年鑑 

脚注

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  1. ^ 『文化人名簿』第25版