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黒川久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

黒川 久(くろかわ ひさし、1911年1月6日 - 1990年1月12日)は、日本経営者。三菱油化(後の三菱ケミカル)社長、会長を務めた。東京府(現・東京都)出身[1]

経歴・人物

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1932年東京帝国大学経済学部を卒業し、同年に三菱銀行に入行した[1]ロンドン駐在などの国際銀行業務に携わった[1]。終戦後にGHQとの渉外嘱託で大蔵省に入省[1]1949年に三菱銀行に復帰し、1967年に専務に就任した[1]

1970年三菱油化の副社長に就任し、1972年に社長に昇格した[1]1981年に会長に就任し、1988年から相談役を務めた[1]

1981年勲二等旭日重光章を受章した[1]

1990年1月12日膀胱癌のために死亡[2]。79歳没。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 「現代物故者事典 1988-1990 p242」
  2. ^ 1990年 1月13日 日本経済新聞 朝刊 p35