鶴来信用金庫
表示
旧鶴来信用金庫本店 (現在は「はくさん信用金庫つるぎ営業部」) | |
種類 | 信用金庫 |
---|---|
略称 | つるしん |
本店所在地 |
日本 〒920-2121 石川県白山市鶴来本町1丁目ワ107番地2 |
本部所在地 |
〒920-8720 石川県金沢市三社町3番15号 (金沢支店内) |
設立 | 1948年(昭和23年)7月 |
業種 | 金融業 |
法人番号 | 7220005002112 |
金融機関コード | 1445 |
事業内容 | 協同組織金融機関 |
代表者 | 玉井重治 (理事長) |
資本金 |
6億3000万円 (2019年度、出資金残高)[1] |
売上高 |
15億4800万円 (2019年度、経常収益)[1] |
経常利益 | 4900万円(2019年度)[1] |
純利益 | 4400万円(2019年度)[1] |
純資産 | 43億700万円(2019年度)[1] |
総資産 | 1226億9500万円(2019年度)[1] |
従業員数 | 110人(2019年度)[1] |
支店舗数 | 13店(2020年6月30日時点)[1] |
特記事項:2020年(令和2年)9月7日に北陸信用金庫に合併[1][2]。 |
鶴来信用金庫(つるぎしんようきんこ、英語:Tsurugi Shinkin Bank)は、かつて石川県白山市に本店を置いていた信用金庫。略称はつるしん。2020年(令和2年)9月7日に北陸信用金庫と対等合併し、はくさん信用金庫となり[1][2][3][4][5]鶴来信用金庫は消滅した。
沿革
[編集]- 1926年(大正15年)4月 - 有限責任鶴来信用組合として発足。事務所を石川郡鶴来町ヲ17番地に設置[6]。初代組合長に新田義明が就任。
- 1933年(昭和8年)6月21日 - 保証責任鶴来信用組合に改組[7]。事務所を石川郡鶴来町タ4番地に移転。
- 1937年(昭和12年)6月18日 - 保証責任鶴来信用利用組合に改称[8]。
- 1944年(昭和19年) - 農業団体法により鶴来農会と合併、鶴来町農業会と改称。
- 1948年(昭和23年)7月 - 鶴来町農業会を母体として、新たに産業組合法による保証責任鶴来信用組合が設立される。
- 1950年(昭和25年)2月 - 中小企業等協同組合法により信用協同組合に転換。鶴来信用組合に改組。
- 1951年(昭和26年)9月15日 - 信用組合より信用金庫に改組を決議[9]。
- 1952年(昭和27年)
- 1953年(昭和28年)11月16日 - 能美郡根上町に根上支店開設[11]。
- 1955年(昭和30年)9月1日 - 石川郡白峰村に桑島出張所開設[12]。
- 1958年(昭和33年)
- 1963年(昭和38年)3月14日 - 能美郡辰口町に辰口支店開設[11]。
- 1965年(昭和40年)12月20日 - 金沢市に金沢支店開設[11]。
- 1968年(昭和43年)12月10日 - 金沢市に円光寺支店開設[11]。
- 1974年(昭和49年)3月27日 - 金沢市に米丸支店開設[11]。
- 1976年(昭和51年)10月21日 - 石川郡野々市町に野々市支店開設[11]。
- 1979年(昭和54年)7月8日 - 石川郡鶴来町に明光支店開設[11]。
- 1980年(昭和55年)11月6日 - 金沢市に八日市支店開設[11]。
- 1982年(昭和57年)
- 1984年(昭和59年)8月22日 - 小松市に小松支店開設[11]。
- 1987年(昭和62年)8月25日 - 松任市に松任支店開設[11]。
- 2019年(平成31年)1月29日 - 北陸信用金庫と提携を結ぶ[13]。
- 2020年(令和2年)
店舗網
[編集]2020年6月時点。営業区域は、かほく市・河北郡津幡町以南の石川県となっているが[1]、かほく市・加賀市ならびに河北郡2町(津幡・内灘)には出店していない。数字は店番。
- 白山市:5店(本店営業部を含む)
- 001 本店営業部
- 003 白峰支店
- 010 明光支店
- 013 美川支店
- 015 松任支店
- 金沢市:2店(金沢支店内に実質的な本店機能の本部を設置)
- 002 金沢支店
- 008 米丸支店
- 野々市市:1店
- 009 野々市支店
- 能美市:3店
- 004 根上支店
- 005 寺井支店
- 006 辰口支店
- 能美郡川北町:1店
- 016 川北支店
- 小松市:1店
- 014 小松支店
- 合併に際して
旧北陸信用金庫との合併に伴い、旧鶴来信用金庫の店舗名は合併後変更されたものがある。太字ははくさん信用金庫の店舗名(以下の店舗以外は変更なし)。
- 本店営業部(白山市鶴来本町) → つるぎ営業部
- 松任支店(白山市専福寺町) → 松任南支店
- 美川支店(白山市湊町) → 美川南支店
- 野々市支店(野々市市新庄) → 野々市南支店
- 金沢支店(金沢市三社町) → 本部廃止(店舗名は変更なし)
- 廃止済の店舗
- 007 円光寺支店
- 011 八日市支店
- 012 緑が丘支店
- 017 笠間支店
ATMについて
[編集]ATMでは、北陸地方3県(富山県・石川県・福井県)内に本店を置く信用金庫(しんきん北陸トライアングルネットワークATMサービス)のカードに限ってATM利用時間内に関わらず入出金手数料が終日無料で利用できるほか、北陸3県以外の信用金庫(しんきんATMゼロネットサービス)のカードでも平日8:45-18:00の入出金・土曜9:00-14:00の出金に限り手数料が無料で利用できる[要出典]。
不祥事
[編集]2019年(令和元年)、渉外担当だった職員が約20万円を着服していたことが判明し、懲戒解雇された[14]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k “2020鶴来信用金庫ディスクロージャー誌” (PDF). はくさん信用金庫. 2020年9月7日閲覧。
- ^ a b c 『北陸、鶴来が合併 9月7日「はくさん信金」始動』(2020年6月13日付北國新聞朝刊)[要ページ番号]2020年6月13日閲覧
- ^ “北陸信用金庫と鶴来信用金庫の合併に関する基本合意について”. 財務省北陸財務局 (2019年9月20日). 2020年9月7日閲覧。
- ^ a b “北陸信用金庫と鶴来信用金庫の合併認可について”. 財務省北陸財務局 (2020年8月27日). 2020年9月7日閲覧。
- ^ a b “北陸・鶴来信金の合併認可、9月に「はくさん信金」”. 日本経済新聞. (2020年8月27日) 2020年9月7日閲覧。
- ^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. doi:10.11501/2956356. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. doi:10.11501/2958476. 2024年7月7日閲覧。
- ^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. doi:10.11501/2959755. 2024年7月7日閲覧。
- ^ 『-21世紀に輝く- 鶴来信用金庫のあゆみ』(1998年12月25日、小川重喜著)8頁。
- ^ a b c 『-21世紀に輝く- 鶴来信用金庫のあゆみ』(1998年12月25日、小川重喜著)9頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『日本金融名鑑』 1989年版下巻、日本金融通信社、1988年10月2日、420-422頁。doi:10.11501/11937894。
- ^ a b 白峰村史編集委員会 編『白峰村史』 上巻、白峰村役場、1962年1月1日、238頁。doi:10.11501/3028135。
- ^ 石川の2信金提携 北陸と鶴来、取引先支援や共同業務(2019年1月29日、日本経済新聞)2020年5月18日閲覧
- ^ 鶴来信用金庫、20万円着服で職員解雇(2019年12月6日、日本経済新聞)2020年5月18日閲覧