コンテンツにスキップ

魚川祐司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

魚川 祐司(うおかわ ゆうじ、1979年 - )は、日本著述家翻訳家[1]。ニックネームはニー仏[2]

来歴・人物

[編集]

千葉県出身[3]東京大学文学部思想文化学科卒業(西洋哲学専攻)、同大学院人文社会系研究科博士課程満期退学インド哲学仏教学専攻)[3]

2009年末からミャンマーに渡航し、テーラワーダを中心とした仏教の行学(実践と学問)を学びつつ、仏教・価値・自由などをテーマとした研究を進める[3]

仏教徒を自称しておらず[4]、自身がいわゆる「仏教徒」であるとの自覚はないとしている[5]。また、自身は学者ではないとも述べている[6]

著作

[編集]
  • 『仏教思想のゼロポイント:「悟り」とは何か』(新潮社) 2015年
  • 『だから仏教はおもしろい! 前編』(Evolving) 2014年12月
  • 『だから仏教はおもしろい! 後編』(Evolving) 2015年2月
    • のち合本『講義ライブ だから仏教は面白い!』(講談社、講談社+α文庫) 2015年12月

共著

[編集]

翻訳

[編集]
  • 『ゆるす : 読むだけで心が晴れる仏教法話』(ウ・ジョーティカ、新潮社) 2015年
  • 『自由への旅』(ウ・ジョーティカ、新潮社) 2016年

論文・寄稿

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ プラユキ・魚川 2016, p. 著者略歴.
  2. ^ 魚川祐司『だから仏教は面白い! 前編』Evolving、2014年12月、著者紹介頁。 
  3. ^ a b c 魚川 2015, p. 211および著者略歴.
  4. ^ “読書日記:著者のことば 魚川祐司さん - 毎日新聞”. 毎日新聞. (2015年12月15日). https://web.archive.org/web/20181029112257/http://mainichi.jp/articles/20151215/dde/012/070/013000c 2018年10月29日閲覧。 
  5. ^ 魚川 2015, p. 213.
  6. ^ プラユキ・魚川 2016, p. 30.

参考文献

[編集]
  • 魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』新潮社、2015年4月。ISBN 9784103391715 
  • プラユキ・ナラテボー、魚川祐司『悟らなくたって、いいじゃないか』幻冬舎〈幻冬舎新書〉、2016年10月。ISBN 9784344984363 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]