鬼武者
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鬼武者 | |
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ジャンル | アクションゲーム |
開発元 | カプコン |
発売元 | カプコン |
主な製作者 |
稲船敬二 佐村河内守[注釈 1] 金城武 福本隆司 倉澤幹隆 佐藤嗣麻子 金田龍 杉村升 曽田博久 雨宮慶太 岩代太郎 高久進 山崎貴 ドニー・イェン 小野義徳 |
1作目 |
鬼武者 (2001年1月25日) |
最新作 |
鬼武者 Way of The Sword (2026年予定) |
『鬼武者』(おにむしゃ)は、カプコンが発売したPlayStation 2(PS2)用の戦国サバイバルアクションゲーム。およびそのシリーズの総称。
概要
[編集]『バイオハザード1.5』のエンジンを使用したアクションゲームとして当初PlayStation用ソフトとして開発が開始されたが、PS2の発表を受けてハードを移行。その後はPS2のデビューコンテンツのひとつとして開発され、PS2用ソフトとしては初のミリオンセラーを達成した。
実在の人物(金城武)をCGキャラクターとしてゲームの主人公にした(顔のモデルだけではなく声優とモーションアクターも担当)。
『鬼武者』のオープニングムービー(佐藤嗣麻子監督)では「シーグラフ2000」(アメリカで開催されるコンピュータグラフィックスの大会)Electronic Theaterで最優秀賞を受賞。また、『鬼武者3』のオープニングムービー(山崎貴監督)では香港のアクション俳優であるドニー・イェンがアクション監督を担当し、「シーグラフ2004」Electronic Theaterで入選を果たした。
キャラクターが苦笑するなど微妙な表情まで再現されたそのクオリティはシリーズを重ねるごとに高まってゆき、『鬼武者2』の発売当時では既に故人となっていた松田優作、『鬼武者3』では金城武に加えフランスの俳優ジャン・レノが主人公のモデルとなった。
当初は三部作完結の予定だったが、『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』が続編として制作された。
現時点での全世界シリーズ累計販売本数は870万本[1]。
2018年12月20日、現行機種でHDリマスター版『鬼武者』(日本語ボイスとBGMが一新されている)が発売された(Steam版は2019年1月16日発売)。
シリーズ一覧
[編集]メイン作品
[編集]- 鬼武者(2001年1月25日、PS2、PC)
- 鬼武者2(2002年3月7日、PS2)
- 鬼武者3(2004年2月26日、PS2、PC)
- 新 鬼武者 DAWN OF DREAMS (2006年1月26日、PS2)
- 鬼武者 Way of The Sword(2026年予定、PS5、Xbox Series X/S、Steam)
外伝的作品
[編集]- 鬼武者 逢魔之章(第壱話「妖魔の蒼森」2002年7月1日配信開始、J-PHONE用Javaアプリ[4][5][6]、2003年3月配信開始、携帯電話mova504シリーズ専用iアプリ[7])
- 第弐話「迷宮の城堡」(2002年7月17日配信開始、J-PHONE[8][9]、2003年3月配信開始、iアプリ)
- 第参話「陰謀の楼閣」(2002年8月配信開始、J-PHONE、2003年3月配信開始、iアプリ)
- 第四話「危機の石壁」(2002年8月配信開始、J-PHONE[10]、2003年4月配信開始、iアプリ[11])
- 第伍話「悲劇の魔殿」(2002年9月2日配信開始、J-PHONE[12]、2003年4月配信開始、iアプリ[11])
- 第六話「無限の魔道」(2002年9月18日配信開始、J-PHONE[13]、2003年5月配信開始、iアプリ[14])
- 最終話「幻魔の冥府」(2002年10月配信開始、J-PHONE[15]、2003年5月配信開始、iアプリ[14])
- パンダ鬼武者(2003年6月配信開始、iアプリ[16])
- 鬼武者タクティクス(2003年7月25日、ゲームボーイアドバンス・2016年2月24日、Wii Uバーチャルコンソール[17])
- 鬼武者 無頼伝(2003年11月27日、PS2、多人数対戦型ゲーム)
- 鬼五目(2004年4月5日配信開始、iアプリ[18]、EZアプリ、S!アプリ) - 鬼武者キャラクターによる五目並べ。
- 鬼武者 からくり幻魔城(2005年1月11日配信開始、iアプリ[19]、EZアプリ、S!アプリ[20])
- 新 鬼武者 Curtain of Darkness(2005年10月19日配信決定[21][22]、同年11月11日配信開始、携帯電話FOMA902iシリーズ専用iアプリ[23][24][25])- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』のサイドストーリー
- 鬼武者Soul(2012年10月19日配信開始、PC、スマートフォン用ブラウザゲーム)
- みんなと 鬼武者 カードマスター(2013年2月18日配信、Mobage用ソーシャルゲーム)
鬼武者
[編集]『鬼武者』(おにむしゃ、英:Onimusha: Warlords)は2001年1月25日にカプコンからPlayStation 2用タイトルとして発売された戦国サバイバルアクションゲーム。
戦国の世に突如現れた怪物・幻魔に滅ぼされた鬼の一族より鬼の篭手を与えられ鬼武者となった明智左馬介の戦いを描いた作品。
発売当初、メディアでは侍が鬼を斬るゲームとして紹介されることが多かった。現在でもゲーム関連史を除くメディアで本作を紹介する際、幻魔は「異形の魔物」と紹介される。オープニングムービーは世界最大のCGの祭典であるシーグラフ2000にて最優秀賞を日本国内企業で初めて受賞した[26]。
国内累計出荷本数は110万本[27]でPlayStation 2において初のミリオンヒットを記録した[26]。全世界累計販売本数は202万本[28]。
発売翌年には新たな敵、要素、エリアを追加し、アイテムの配置を見直したXbox版『幻魔 鬼武者』が発売された。2018年から2019年にはPlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、Steam向けにHDリマスターされた。HDリマスター版のテーマソングにはROOKiEZ is PUNK'Dの「Cleave 〜一刀両断〜」が採用された[29]。
システム
[編集]プレーヤーは主人公である左馬介を操作して、敵である幻魔にさらわれた雪姫を救出するべく、稲葉山城の天守閣や本丸、幻魔の住む幻魔界を進んで行くが、途中2度ほど左馬介の代わりに相棒でくノ一であるかえでを操作することもある[30]。
道中では幻魔が襲ってくるが、それに対して左馬介は刀や蹴りによる近接攻撃および火縄銃・弓矢といった遠距離武器で応戦する[31]。遠距離攻撃は武器を構えないと使用できない[32]が、かまえながらの移動は可能である[33]。一方でかえでは小太刀や蹴りによる近接攻撃およびくないによる遠距離武器で応戦する[34]。
途中鬼の力の宿った「龍玉」と呼ばれるアイテムを入手できる。龍玉を装備し「鬼力」を消費することで、雷・炎・風を帯びた攻撃「戦術殻」を繰り出すことができる[35]。また龍玉は封印された扉を開くのにも用いる。
敵からの攻撃を防ぐには「防御」を用いる[36]か、武器を使用して「弾き返し」を行う[37]。また敵との武器同士で「鍔迫り合い」が発生することもある[38]ほか、敵の攻撃を受ける寸前にタイミングよく攻撃したり、直前ガードによって弾き返してから攻撃すると、ボス以外の幻魔を一撃で倒すことができる[39]。この「必殺」は左馬介には「一閃」と「弾き一閃」、かえでには「首斬り」が用意されている[39]。
敵から攻撃を受けることで「体力」が減少し、ゼロ未満になるとゲームオーバーになるが、アイテムを使用することで回復できる[40]。
成長要素としては幻魔を倒した際に入手できる「魂」を用いることで玉・刀剣の強化が行える[41]。
クリア特典として、次回作品(『鬼武者2』)の予告が収録されているが、予告編に登場する「柳生十兵衛」は実際の『鬼武者2』とは違い、通説どおりの隻眼である。
開発
[編集]当初は「戦国バイオ」でPlayStationの予定であり、ホラー色の強い物だった[42]。
プロデューサーの稲船敬二が後に語ったところによれば、本作の制作のきっかけは、元々稲船が『バイオハザード2』のプロモーションなどにプロデューサーとして関わっていた際に「自分なら『バイオハザード』はこう作る」との思いが強くなったため、ちょうど『バイオ2』の開発過程で没になった通称『バイオハザード1.5』のゲームエンジンで遊んでいたことも重なり、『バイオ1.5』のエンジンの再利用を兼ねて自分なりの『バイオ』を作り始めたことだったという。そのため「戦国バイオ」も単なる通称ではなく、開発当初のカプコン社内での仮名称であった[43]。
タイトル候補がいくつかあり、「鬼武者」の他に「斬り斬り舞」、「ノブとマゲ」、「鬼頭戦士さまのすけ」があった[42]。社内で候補を決め、採用者にはPS2がプレゼントされた(社員の自腹だった)[44]。
主人公の明智左馬之介は金城武の顔から石膏でライフマスクから作られた[42]。名前が明智左馬介なのは、実在した明智秀満の通称である「左馬助」と被らないためと実際の歴史のパラレルワールドを意識したため。
2000年12月23日には渋谷QFRONTにおいて、先行体験イベントが開催された[45]。2001年1月17日には完成記者会見が開催された[46]。会見では稲船によって、開発に3年かかった点が語られ、シナリオを担当したフラグシップの杉村升によって、シナリオはシンプルにし、歴史を取り込みながらもファンタジー要素を取り入れたことでバイオハザードとは差別化したことが語られた[46]。音楽を担当した佐村河内守は、クラシック音楽では異例の205名の人数を用いた点、歴史感を追求するために和楽器を用いた点が語られた[46]。
制作スタッフ
[編集]- プロデューサー:稲船敬二
- ミュージックコンポーザー:佐村河内守 (新垣隆の作品であると2014年2月に判明)
- 指揮:新垣隆
- 副指揮:小内將人
- 演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
- 邦楽奏者
- サウンドエフェクト:柴崎憲治(アルカブース)
- ゲストクリエイター:金城武
- CGムービープロデューサー(オープニング):福本隆司
- CGムービープロデューサー(中間・エンディング):倉澤幹隆 (ロボット (企業))
- CGムービーディレクター(オープニング):佐藤嗣麻子
- CGムービーディレクター(中間・エンディング):金田龍
- キャラクター(左馬介)造型:原口智生(中州プロ)
- モンスター造型:竹谷隆之
- モーションキャプチャー・アクションコーディネーター:阿部光男(AAC)
- モーションキャプチャー・アクター:阿部光男
- モーションキャプチャー演出:三ツ村鐵治
- シナリオ:杉村升、曽田博久、吉田伸、酒井直行、株式会社フラグシップ
- 絵巻制作:野口竜(東映)
- 監督:竹内潤
- 制作協力:三上真司
評価
[編集]本作に搭載された「一閃/弾き一閃」のシステムに関して、稲船が黒澤明の映画のファンであり、GameSparkのライター・G.Suzukiは『椿三十郎』などの映画の居合の要素が取り入れられたのではないかと考察している[47]。またG.Suzukiは、本作のキャラクターは顔をクローズアップしても再現度が高いことから、フォトリアルによる表現の追求を加速させたと述べ、全てがフル3Dでないものの、一部楽曲にオーケストラが導入されたことからも「映画のようなゲーム」という表現が現実味を増したと評価した[47]。
ゲームライターのベニー松山は公式ホームページ内のコラム「鬼武者、もう少しだけ」において、主人公の明智左馬介は鬼武者世界に転生した金城武そのものであり、演技や台詞も金城自身の肉声であることから、世界初日本発のポリゴン役者と言うほかないと評している[48]。また同コラムにおいてベニーは、背景を擬似3Dで構築しポリゴンキャラクターを動かす手法に『バイオハザード』との類似を指摘する[49]。しかし『バイオハザード』の戦闘システムは主人公が敵に銃弾を撃つ直線的アクションにして、少しずつ迫ってくる敵を倒す、時間とのせめぎ合いにすることで恐怖の演出およびホラー要素を強調させたが、本作は敵の攻撃を回避しつつ、斬撃を繰り出し、隙があれば必殺を行うアクションの自由度の高さに違いがあり、格闘ゲームのように慣れてきて主人公を自在に操れるようになってからが面白いと評している[49]。
明智左馬介のモデルを演じ、ゲストクリエイターとして制作に関わった金城武は『鬼武者3』の制作発表時に、操作が簡単であることで多くの人が楽しめた一方で個人的にはもう少し難しくしてほしかったと語り、この意向に応えて『幻魔 鬼武者』が制作された[50]。
受賞歴
[編集]- シーグラフ2000 Electronic Theater部門 最優秀賞 - オープニングムービー(監督:佐藤嗣麻子)
- 文化庁メディア芸術祭 第5回 デジタルアート(インタラクティブ)部門 審査委員会推薦作品[51]
関連商品
[編集]- 『鬼武者 オリジナル・サウンドトラック / 交響組曲「ライジング・サン」』佐村河内守(新垣隆)、カプコン(セルピュータ レーベル)、2001年1月11日
- 『鬼武者 最速攻略本 FOR BEGINNERS』(最速攻略本シリーズ)、デジキューブ、2001年、ISBN 492507590X
- 『鬼武者 超攻略絵巻』アミューズブックス、2001年、ISBN 4906613691
- 『鬼武者 完全攻略ガイド』(電撃ムックシリーズ 電撃攻略王DEEP)、KADOKAWA、2001年、ISBN 4840218072
- 『鬼武者 解体真書』スタジオベントスタッフ、エンターブレイン、2001年3月12日、ISBN 4757703902
- 『幻魔鬼武者 完全攻略ガイド』 (CAPCOM完璧攻略シリーズ 11)、カプコン、2002年、ISBN 4575163082
鬼武者2
[編集]『鬼武者2』(おにむしゃ2、英:Onimusha 2: Samurai's Destiny)は2002年3月7日にカプコンからPlayStation 2用タイトルとして発売された戦国サバイバルアクションゲーム。
明智左馬介と幻魔の戦いから13年後が舞台。主人公は柳生十兵衛(本作の設定では後の柳生宗厳)となっている。
テーマソングは布袋寅泰の『RUSSIAN ROULETTE』。初回プレス版にはこの曲のPVが映像特典として収録されていた。
国内累計出荷本数は110万本[27]、全世界累計販売本数はシリーズ最高の210万本[28]。
内容
[編集]鬼の力は鬼の一族から授けられたのではなく、鬼の一族(=柳生一族)の末裔として初めから鬼の力を持っていたという設定。新たな力を得る際には龍を模した祠より入手する。必殺攻撃に「鬼戦術」という呼び名が付いた。
前作ではプレイヤーキャラクターは2人だったが、今回は4人の仲間と交代しながら進むことができ、合計5人を操作できる仕様となっている。なお本作の安国寺恵瓊は槍の使い手だが、実際の恵瓊は外交僧として活躍した人物であり、本作の恵瓊のモデルは宝蔵院胤舜に近い。
交代するか否かはそのキャラクターの好感度によって変化し、一定の場面で普段起きない何かしらのイベントが起き、十兵衛が動けなくなった場面で交代する。そのため遊びの幅がかなり広がった反面、アイテムの入手や買い物とそれに伴う資金集めが必要になった。しかし、交流をしてキャラクターとの好感度が高い場合、ボス戦時などに援護に現れ強力な戦力となる。
今回もクリア特典として次回予告(『鬼武者3』)が入っていた。また他のクリア特典として黒のスーツにシャッポ姿の松田優作を操るミニゲーム「黒いスーツの男」が登場する。
開発
[編集]本作は『鬼武者』が完成していなかった(スタッフ、現場共に別々だった)時から製作開始された[44]。2001年6月には制作中であることが発表された[52]。
柳生十兵衛のモデルに松田優作を採用するため、遺族に許可を得ようとしたところ妻の松田美由紀に難色を示されたが、息子の松田龍平、松田翔太は『鬼武者』を知っていたため、快く許可が得られた。2001年6月の制作発表時にプロデューサーの稲船敬二は松田優作を起用した理由として、ゲームに対する理解を持ち、かつ前作主人公のモデルの金城武を超える人物が見当たらない点や稲船ら当時30歳代の人間にとってヒーローかつ存在感のある人物を考慮した結果であると語っている[52]。また2001年10月27日に東京の渋谷で開催された「東京国際ファンタスティック映画祭 蘇える最も危険な男 松田優作13回忌」において稲船は、リアルタイムで松田優作を見ていない当時20歳代前後の人に松田優作を見てほしい点やゲーム内での表現の確認を松田美由紀にしてもらっている点を語っている[53]。またクリア特典のミニゲームの基となる映像も同映画祭内で公開され[53]、その映像内の台詞は松田優作が主演したテレビドラマ『探偵物語』風であり、会場からは喝采された[53][54]。
なお前作主人公の明智左馬介に関して、稲船は本作での登場を否定しなかった[52]が、結果的には名前のみの登場となった。
グラフィックは前作同様に背景はプリレンダリングが採用された[52]。稲船は黒澤明の映画『七人の侍』をモチーフにして雨の場面を用意し、プリレンダリングされた動かない背景の中、いかにも動いているかのように表現することに注力した[52]。
CGに関しては、前作では合戦場面において人と馬が合成されていたため違和感があったが、本作では馬に乗った武将全てをキャプチャーすることで違和感を払拭した[52]。またCGムービーを担当した金田龍は、松田優作らしさを印象づけるため走る場面をクローズアップさせた[55]。
キャラクターデザインを担当した雨宮慶太は、戦国時代の持つ極彩色をイメージしつつ、今まで自分の作品では用いなかった色彩を使用し、衣装の素材に関しては時代考証をしつつも、着用の仕方で個性を出した[55]。
音楽を担当した岩代太郎は作曲の際、本作舞台の「和」を意識することなく、各キャラクターごとにテーマ曲を作成した後、全体を仕上げていった[55]。
シナリオは前作に続き杉村升が担当し、前作と異なりサブキャラクターを用いたドラマ性に焦点を当てた[55]。なおサブキャラクターの一人は開発途中で採用されなくなったことが2002年2月13日の完成プレス発表会で明かされた[55]。
CMには松田龍平が採用され、監督は豊田利晃が担当、2002年2月15日から放映開始された[55]。
こうして完成した本作は2002年2月13日の完成プレス発表会および同年2月25日から3月10日、東京銀座のソニービルにおける発売記念イベントで来場者によって試遊された[56]。
制作スタッフ
[編集]- プロデューサー:稲船敬二(株式会社カプコン)
- CGムービープロデューサー:倉澤幹隆(株式会社ロボット)
- CGムービーディレクター:金田龍(映画監督)
- CGディレクター:岩本晶
- CGスーパーバイザー:野口光一
- キャラクターデザイン:雨宮慶太(有限会社CROWD)
- プレイヤーモーションデザイナー:竹内潤
- パブリシティーデザイン:池野大悟
- モーションキャプチャー・アクションコーディネーター:葉多剣治
- モーションキャプチャー・アクター:島津健太郎
- モーションキャプチャー演出:三ツ村鐵治
- 絵巻制作:野口竜
- 音楽:岩代太郎、奥河英樹、堀山俊彦(作曲家)
- 音楽総指揮:岩代太郎
- サウンドコーディネート:小野義徳
- サウンドエフェクト:柴崎憲治
- シナリオ:杉村升、曽田博久、吉田伸、宮城季詩子、株式会社フラグシップ
- キャスティング協力:辻理(株式会社フラグシップ)
- 監督:江城元秀
関連商品
[編集]- 『鬼武者2 オリジナル・サウンドトラック』カプコン(セルピュータ レーベル)、2002年
- 『鬼武者2 オーケストラアルバム 岩代太郎セレクション』カプコン(セルピュータ レーベル)、2002年 - 『鬼武者2』の作曲をした岩代太郎は自分の作曲に不満があり、本作にて作曲し直した[57]。
- 『鬼武者2 最速攻略本 FOR BEGINNERS』2002年、デジキューブ、ISBN 4887870302
- 『鬼武者2 完全攻略・秘伝ノ書』(講談社ゲームBOOKS)、2002年、講談社、ISBN 4063396541
- 『鬼武者2 解体真書』2002年、カプコン、ISBN 4757708505
- 『鬼武者2 公式攻略DVD』 (CAPCOM完璧攻略シリーズ)、2002年、双葉社、ISBN 4575163147
- 『ゲームの神様が舞い降りるとき 「鬼武者2」「クロックタワー3」のデザイン』雨宮慶太、2004年、講談社、ISBN 4062124114
関連作品
[編集]- 『鬼武者2 奪還!封魔の三器』(南原順著、雨宮慶太挿画、2002年3月31日、二見書房、ISBN 4576020463)
- 時系列は『2』と『3』の中間となっている。
鬼武者3
[編集]『鬼武者3』(おにむしゃ3、英:Onimusha 3: Demon Siege)は2004年2月26日にカプコンからPlayStation 2用タイトルとして発売された戦国サバイバルアクションゲーム。
信長三部作の完結編[58]。本作では主人公・明智左馬之助とその宿敵・織田信長との永きに渡る因縁の決着が描かれている。
オープニングムービーは山崎貴が監督し、アクション監督は香港のアクション俳優であるドニー・イェンが担当した[58]。またジャン・レノは自らモーションキャプチャでジャック・ブランを演じた[44]。
全世界累計販売本数は152万本[28]。
内容
[編集]時代設定は本能寺の変が起こる天正10年(1582年)と2004年のフランス・パリ。物語は明智左馬介が明智光秀と共に本能寺で織田信長を討とうとする所から始まる。左馬介は本能寺で信長と対峙するが、突如時のねじれが起き、左馬介は2004年のパリへと飛ばされる。2004年のパリでは突如として幻魔が出現し、市民に襲いかかる。フランス軍の特殊部隊に所属する本作のもう1人の主人公ジャック・ブランは幻魔に立ち向かうが、突如時のねじれが起き、左馬介と入れ代わるように本能寺の変前の日本・比叡山へ飛ばされる。左馬介とジャック、双方共に違う時代に飛ばされ、その原因となった織田信長を討つために立ち向かう。
幻魔に改造され復活した蘭丸が未来の左馬介の前に、左馬介に敗れる以前の蘭丸が戦国時代のジャックの前に現れるなど、「時の交錯」を意識したストーリーとなっている。そのお互いに違う時間を烏天狗の少女・阿児が行き来することによりストーリーが進行していく。一部フランス語の会話シーンがあるが、阿児の能力で言葉の壁が無くなり、日本語が共通言語となっている。
シリーズ恒例の交代パートではジャックの婚約者でフランス陸軍所属のミシェル・オベールを操作する。また、物語中盤には徳川家康の家臣である本多平八郎忠勝が登場。本編をクリアした後は「鬼特典」という項目で本多平八郎忠勝を操作するミニゲームをプレイできる。
また、必殺技として「戦術殻」の呼び名が再び登場。ジャックの場合は「戦術輪」となっている。呼び名が異なるのは、鬼の篭手に装着する鬼の力を封じ込めたものが左馬介は「珠」、ジャックでは「輪」とそれぞれ異なることに由来する。
『鬼武者』の時代より23年後の時代設定となっており、左馬介は40代後半でありながら1作目の時とほぼ変わらない容貌をしているが、それは鬼の力によって若々しさを保たれているからだとされている。
開発
[編集]稲船敬二は本作でタイムスリップする発想は『鬼武者』の開発が終わった段階で考えていて、「侍が戦うゲーム」という枠では表現が縛られるため、本作でタイムスリップが受け入れられるよう、『鬼武者2』のストーリーを展開させていた[59]。また強大な力を持った最終ボスの信長を倒すには1作目・2作目の主人公だけでは足りないだろうと発想して、世界中から力を集める観点から日本国外のキャラクターを登場させ[59]、稲船は作品の舞台が現代のパリになったのは、誰もが想像しないものを作ろうと考えた結果であると語っている[60]。
前2作では背景がレンダリングの1枚絵であったが、日本国外からフルポリゴンを望む声が多く、稲船もフルポリゴンでないことが欠点であることが分かっていた点や、フルポリゴンにすることにより、プレイヤーに違和感なくキャラクターを動かしてもらうことも考慮してゲームエンジンを作り直した[59]。稲船は第1作からフルポリゴンにしようと思えばできたが、クオリティの面から見合わせていたことを制作発表会で語っている[60]。
CGムービーを担当した倉澤幹隆と山崎貴に対して、稲船は2人の仕事の質を信頼していたことから、指示は最小限で大半は2人に任せていた[59]。山崎は写実的なCGにこだわるため、ミニチュアを用いて巨大なセットを構築し、そのセットとCGキャラクターの合成を行ったことで、それだけで映像作品として完結するほどの出来映えとなった[61]。
アクションディレクターにはドニー・イェンが起用されたが、その理由として、稲船はアクションにこだわるためと語っている[60][62]。ドニー・イェンは配下のスタッフとともに日本に世界最大規模のモーションキャプチャのスタジオを作ったが、それでもモーションキャプチャをするには狭いほどだった[61]。
なお作品の難易度に関しては、前2作までを体験したプレイヤーが楽しめるように高めに設定され、プレイ時間も「短い」という評価が多かったため、前2作よりは長めになった[59]。
制作スタッフ
[編集]- プロデューサー:稲船敬二(株式会社カプコン)
- ラインプロデューサー:竹内潤
- モーションデザイン:竹内潤
- モーションキャプチャーディレクター:三ツ村鐵治
- セカンドアクションディレクター:谷垣健治(KME)
- CGムービープロデューサー:倉澤幹隆(株式会社ロボット)
- CGムービーディレクター:山崎貴(映画監督、株式会社白組)
- CGムービーアクションディレクター:ドニー・イェン
- CGディレクター:上坂浩光、八木竜一
- 音楽:天野正道、海田明里、奥河英樹、鈴木幸太
- 編曲:天野正道
- 演奏:ポーランド国立・ワルシャワフィルハーモニック・オーケストラ
- 指揮:天野正道
- サウンドエフェクト:柴崎憲治
- シナリオ:杉村升、吉田伸、株式会社フラグシップ、金沢弘哲、中井実(CAPCOM)
- 方言指導:九太朗(希楽星)
- 監督:中井実
評価
[編集]第1作に続き、本作で主人公のモデルを務めた金城武は、本作にもう一人の主人公がいることに関して、「ゲームでも映画でもない、それらを超えたエンターテイメントとしての一つの新しい形だと思う」と評した[60]。
受賞歴
[編集]- 第8回 CESA GAME AWARDS 2003-2004 優秀賞受賞
- シーグラフ2004 Electronic Theater部門 入選 - オープニングムービー(監督:山崎貴)
関連商品
[編集]- 『鬼武者3 オリジナル・サウンドトラック』2004年、カプコン(セルピュータレーベル)
- 『鬼武者3 攻略奥義・秘伝ノ書』 (講談社ゲームBOOKS)、2004年、講談社、ISBN 4063396991
- 『鬼武者3 最速虎ノ巻』 (カプコンオフィシャルブックス)、2004年、カプコン、ISBN 490658201X
- 『鬼武者3 解体真書』2004年、カプコン、ISBN 4757718500
- 『鬼武者3 ザ・メイキング+最速攻略指南』2004年、ソニー・ミュージックソリューションズ、ISBN 4789722171
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS
[編集]『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』(しん おにむしゃ DAWN OF DREAMS、英:Onimusha: Dawn of Dreams)は2006年1月26日にカプコンからPlayStation 2用タイトルとして発売されたアクションロールプレイングゲーム。
『3』において信長が左馬介に討たれた後、豊臣秀吉の治世となった慶長3年(1598年)が舞台。主人公は灰燼の蒼鬼(かいじんのそうき)の異名を持つ[63]結城秀康。前3作からの続編ではないが[64]、『2』の主人公である十兵衛の孫の柳生十兵衛 茜が登場するなどシリーズ全体の繋がりをより意識したものになっている。
オープニングテーマは「Startin'」、エンディングテーマは「rainy day」で、いずれも浜崎あゆみが担当。
内容
[編集]今作品は前3作からの多くの点が変更された。その一つがキャラクターが使用する武器である。前三作品のキャラクターが使用する武器は平均して五つほどであり、多くとも隠し武器などを含めて『鬼武者3』の主人公、明智左馬介の10個であった。しかし今作品では一人あたりの取得武器が30個超と大幅に増加された。更に武器レベルも過去最大が3だったのに対し今回は最大レベルが10。防具に至っては最大レベルが100とやり込み度が上がっている。
その他にも「鬼武侠」と呼ばれる本編中随所に挿入されるミニゲームの追加、一閃システムの変更、コマンドの入力によって技を発動する、従者との協力プレイによって攻略する「従者システム」、「戻り移動」によって以前プレイしたステージに戻り入手できなかったアイテムを入手できるなどやり込み要素も多い。
開発
[編集]2005年11月9日に行われた完成披露会において、エグゼクティブプロデューサーの稲船敬二は『鬼武者』が1月に発売されたことから、本作も1月に発売に発売すると発表した[65]。
また同披露会において、プロデューサーの小野義徳は前3作までのアクションに加えて、武器の種類の増加やアイテム売買などRPGの要素を取り入れたことで、作品のボリュームや内容を求めるユーザーに訴求できる点を説明した[65]。
新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(制作スタッフ)
[編集]- エグゼクティブプロデューサー:稲船敬二
- プロデューサー:小野義徳
- ディレクター:木村幸一
- シナリオ:山下宏
- メインプログラマー:池田修
- モーションデザイナー:林毅
- 背景モデルデザイナー:岩崎弘典
- イベントデザイナー:中村良一
- サウンドディレクター、メインサウンドデザイン:遠藤正
- ミュージックコンポーザー:深澤秀行
- エフェクトデザイナー:竹中亮
関連商品
[編集]- 『新 鬼武者マガジン』2005年9月16日、カプコン、ISBN 4906582958
- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS 公式ファイナルガイド』2006年、エンターブレイン、ISBN 4757727224
- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS ザ・マスターガイド』2006年、メディアワークス、ISBN 4840233799
- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS 攻略奥義・秘伝ノ書 』(講談社ゲームBOOKS)、2006年、講談社、ISBN 4063672220
- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS オフィシャルコンプリートガイド』2006年、カプコン、ISBN 4862330223
- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS オフィシャルコンプリートワークス』2006年3月30日、カプコン、ISBN 486233041X
- 『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS THE STORY』2006年7月26日、DVD
関連作品
[編集]小説
[編集]- 『新 鬼武者 悲劇の暴君、豊臣秀次』(中里融司著、2006年6月30日、カプコン、ISBN 4862330584)
- 『新』ゲーム本編より少し前の天海をメインに描く。
漫画
[編集]- 『新 鬼武者 NIGHT OF GENESIS』(大崎充著、カプコン)
- 時系列は『3』後かつ『新』の直前。2巻の結末は物語の続きを予期させる展開となっているが、続刊には至っていない。
- 壱(2005年12月22日、ISBN 4862330193)
- 弐(2006年6月30日、ISBN 4862330568)
- 『新 鬼武者 TWILIGHT OF DESIRE』(矢口岳著、2006年1月31日、メディアファクトリー、ISBN 4840113548)
- 時系列は『3』と『新』の中間。『悲劇の暴君、豊臣秀次』と同様に天海をメインとした外伝だが、同小説とは展開に若干の差異があり、『新』本編には出番の無い過去シリーズの人物や高等幻魔も登場する。
ドラマCD
[編集]- 『新 鬼武者 〜結城秀康地獄変〜』(2006年1月25日、ソニー・ミュージックディストリビューション、カプコン)
- 『新 鬼武者 〜柳生十兵衛 茜の旅立ち〜』(2006年2月22日、ソニー・ミュージックディストリビューション、カプコン)
- 『新 鬼武者 〜始動する物語〜』(2006年3月29日、ソニー・ミュージックディストリビューション、カプコン)
鬼武者タクティクス
[編集]『鬼武者タクティクス』(おにむしゃタクティクス)は2003年7月25日にカプコンからゲームボーイアドバンス用タイトルとして発売された、クォータービュー形式のシミュレーションロールプレイングゲーム。
内容
[編集]主人公は鬼一族の血を引く鬼武者である王仁丸(おにまる)。妹のおぼろなどの仲間とともに、地底から出てきて地上を支配しようとする幻魔と交戦し[66]、最終的に幻魔王である織田信長を倒すことが目的。
クォータービュー形式のマップは「戦闘マップ」と「全体マップ」があり、戦闘マップではストーリーが進行するほか、武器・防具の装備およびアイテム合成、戦闘を行う[67]。戦闘では味方側と敵側がそれぞれユニットとして存在し、味方ユニットの操作が終了したら敵側に操作が移るターン制を採用している[68]。戦闘中は移動、攻撃、特技、道具のほか、『鬼武者』などメイン作品で採用された「一閃」が使用できる[69]。戦闘後は戦績処理画面へ移行し、敵に与えたダメージや敵から受けたダメージなどを基に10段階で評価される[70]。次のステージに進む場合やゲーム内容の保存は全体マップで行う[71]。
関連商品
[編集]- 『鬼武者タクティクス 完全攻略秘伝ノ書』(講談社ゲームBOOKS)、2003年、講談社、ISBN 4063396835
鬼武者 無頼伝
[編集]『鬼武者 無頼伝』(おにむしゃ ぶらいでん、英:Onimusha Blade Warriors)は2003年11月27日にカプコンからPlayStation 2用タイトルとして発売された対戦アクションゲーム[72]。
明智左馬介やかえでなどメイン作品に登場したキャラクター[72]のほか、宮本武蔵や佐々木小次郎などが登場する。また本作では4人対戦が可能である[60][62]。
制作スタッフ
[編集]- プロデューサー:稲船敬二
- ラインプロデューサー:竹内潤
- キャラクターデザイン:雨宮慶太(スタジオクラウド)山崎貴(白組)
- 音楽:佐藤眞一郎、蓑部雄崇、澤田朋伯、瀬津丸勝、白津順子、安部栄基、小林秀聡(株式会社 ウェーブマスター)
- 監督:三宅秀紀
関連商品
[編集]- 『鬼武者 無頼伝 オリジナルサウンドトラック』2003年12月17日、ソニー・ミュージックディストリビューション
- 『鬼武者 無頼伝 完全攻略ガイド』 (CAPCOM完璧攻略シリーズ 40)、2003年、双葉社、ISBN 4575164119
- 『鬼武者 無頼伝 公式ガイドブック』2004年、カプコン、ISBN 4757717350
主な登場人物
[編集]幻魔の名前はフォーティンブラス、ギルデンスタンなどウィリアム・シェークスピアの戯曲に登場する人物から採られている[73]。
用語
[編集]- 鬼の一族
- かつて幻魔により滅ぼされた鬼の一族。高度な文明を持っていたが、拠点である鬼ヶ島の陥落やその攻勢には敵わず滅ぼされ、高い技術力や施設を幻魔に悪用されている。後に幻魔と戦う者のために数々の武器や能力を残した。僅かながら生き残りや血を受け継ぐ者が存在する。
- 鬼の篭手
- 鬼の力が封じられた篭手。作品中で装備するキャラクターは左馬介とジャック。『新』では主に天海(左馬介)が装備するが、幻魔王・フォーティンブラス戦のみ結城秀康も装備した。右腕に装備されている。倒した幻魔の魂はこの篭手によって封じられる。後述の戦術殻は篭手の手の甲に、戦術輪は手首にあたる部分に装着される。
- 劇中の表現から受け取った者の腕と有機的に結合されているようである(『1』の左馬介の台詞、ジャックが鬼の篭手を失った際にコートが破れていたシーンなど)。しかし『新』に登場した篭手は形状や色が『3』までから変化しており、自由に取り外すことも可能になっている。
- なお、柳生一族のような鬼一族の血を受け継ぐ者、または幻魔の力を持つ者の血族は篭手を持たずとも幻魔の魂を封じることができる。茜のように鬼の一族でもなく、左馬之助のように鬼の篭手があるわけでもないお初が幻魔の魂を封じ込められるのは幻魔の王であった信長の血が流れているためである(阿倫いわく、魂を封じ込められるのは鬼の一族・修行を積んだ僧・強力な幻魔の力を持った者だけらしい)。
- ゲーム中では篭手に幻魔の魂を注入することにより色が変化(手甲の部分から先端部にかけて変色)し、左馬介が織田信長を封印した際には赤と黒に変化した。また、ジャックの装備する鬼の篭手は掌全体まで装着されており、グローブに近い形状となっている。
- 左馬介が信長を封印した篭手は、『新』の時代では比叡山延暦寺に厳重な封印を施されて保管されている。篭手を狙う幻魔が現れるのを防ぐため、比叡山全体に幻魔が立ち入ることができないほどの強力な結界が張られている。『TWILIGHT OF DESIRE』で、篭手を狙った豊臣秀次は幻魔の力を手に入れていたため比叡山に立ち入ることができず、人間の軍を使うことで結界を破り侵入している。また、同作に登場した篭手は、『3』でジャックの武器・炎蛇剣が封じられた塔に封印されていた。
- 戦術殻
- 鬼の力の宿った珠。篭手に装着することで左馬介が使用する。それぞれ異なった能力と必殺技を持ち、使用時は戦術殻に対応した形状の武器に変化する(武器の形状は刀から両刃の大剣、薙刀、斧など幅広い)。また、封じられた扉の開放にも用いられ、解放には戦術殻のレベルも関係してくる。
- 鬼の篭手によって封じられた幻魔の魂を注入することによって強化が可能であり、最大でレベル3まで強化でき、形状、必殺技の威力、エフェクトが変化する(『1』では珠と武器はそれぞれ別に強化だったが、『3』では改められた)。
- 戦術輪
- 鬼の力が宿った輪。篭手に装着することでジャックが使用する。用途は戦術殻と同様だが、形状が玉ではなく、名称のとおりリング状になっている。ジャックの基本武器が鬼之鞭であることから変化する武器は鞭のように撓るものが多い(伸縮式の剣、槍型の三節棍、フレイル型モーニングスターなど)。
- 鬼戦術
- 『2』で柳生十兵衛が使用する必殺技。新たな力を得る際には龍を模した祠より入手し、使用する鬼戦術を選択すると武器の形状が変化する(戦術殻と同様に刀や薙刀、大剣に加え、槍、金槌が追加された)。
- 戦術殻、戦術輪と同様に幻魔の魂を注入することによって強化が可能である(こちらも同様にレベル3まで強化可能で、形状、必殺技の威力、エフェクトが変化)。
- 『新』においてプレイヤーキャラクターたちが使用する必殺技も鬼戦術である。『新』の鬼戦術はこれまでの必殺技とは大きく仕様が異なっており、武器の入手方法が豊富になっている・鬼力ゲージが武器ではなくキャラクターごとに管理するなどといった違いがある。
- さらに魂を注入することにより強化は可能であるがレベルアップによる形状の変化はなくなっている、また、力を貯めることによって威力を三段階に変化させることができるのも特徴である。更に従者がいる状態では「合体鬼戦術」という広範囲に高い威力を持った鬼戦術を行うことも可能となった。
- 鬼武者変身
- 鬼の力を持つ者はある条件の下で鬼へ変身することが可能である。これを「鬼武者変身」、もしくは「鬼武者覚醒」という。ただし、負の力を以て幻魔を討伐していたり、幻魔の殺戮に快楽を見出したりした場合、鬼の持つ負の感情に飲み込まれ鬼武者になるのではなく、無差別に破壊し尽くす「殺戮兵器」と化してしまう。『1』では左馬介以前にも鬼の篭手を授かった人間がいるが、幻魔を倒すことに快楽を見出してしまい、殺戮兵器・マーセラスと化したため稲葉山城の地下に封印されていた。鬼武者変身の際は肉体が大きく変化し(肌の変色、眼光の変色、髪の白髪化など)、通常使用できない技を使用できる。下記に鬼武者変身の経緯を記す。
- 明智左馬介(『1』)→フォーティンブラス最終戦の後、雪姫たちを逃がすためフォーティンブラスに捕らえられる。その際に吐き出された血が鬼の篭手に降りかかり、鬼武者へと変身した(最終戦の後のムービーのため、プレイヤーによる操作は不可能)。なお、この時「鬼武者真剣」を使用しており、鬼武者真剣の説明文を読む限りこの瞬間既に左馬介は真の鬼武者になっているものと思われる。
- 柳生十兵衛(『2』)→元より鬼の血を受け継いでいるためか、鬼武者への変身を制御することができる。この際は掌(幻魔の魂を吸収する部分)より無数の鬼神弾を放って攻撃することができる。黄金魔神像との最終決戦において「礼」・「仁」・「聖」・「和」・「勇」の玉を吸収し、真鬼武者へと変身。右腕が砲となり、鬼神弾による攻撃を行う。現時点で刀を使用せずこのような攻撃手段をとる鬼武者は唯一彼だけである。
- 明智左馬介、ジャック・ブラン(『3』)→左馬介、ジャック両方で鬼武者変身が可能。一作目時では鬼武者への変身を制御できなかった左馬介だが、長い修行の末に、鬼武者への変身を制御することに成功。そして未来より戻ってきた左馬介が本能寺にて織田信長により討たれたもう一人の自分を吸収することで真鬼武者へと変身した。武器は「鬼武者真剣」へと変化し、信長の手放した愛刀から魂を吸収することで更に強力な「鬼切り左文字」へと変化する。この状態では両腕に鬼の篭手があり、魂を吸収する際は胸から吸収する。
- 結城秀康―灰燼の蒼鬼―(『新』)→黒き破壊神の生まれ変わりである蒼鬼は鬼武者への変身を制御することができる。幻魔王・織田信長の封じられた鬼の篭手に仲間の想いと幻魔の魂を吸収することで「神をも切り裂く鬼」こと「極限鬼武者」へと変身し、血染山河と山河慟哭(操作中は変更可能)を振るう。空を飛ぶことも可能となっており、復活した幻魔創造神・フォーティンブラスと空中戦を繰り広げた。
- 『2』以降では紫魂を一定数以上吸収することで、プレイ中に鬼武者へ変身することが可能になっている。いずれも強敵に対し有効であるが、一度使用した場合再び紫魂を吸収しなければならないため、タイミングが重要となる。ただし『3』および『新』ではこれが改められ、一定の数の紫魂を吸収→変身のボタンを押すという方式となったため、任意のタイミングで鬼武者への変身が可能となった。また、『新』では鬼武者変身のためのゲージを回復させるアイテムが登場したため、アイテムがあれば何度でも鬼武者変身することが可能になっている。
遊技作品
[編集]- メダルゲーム
- 鬼武者Soul カードラッシュ(2014年6月稼働開始)
- パチスロ
- パチンコ
Webアニメ
[編集]アニメ | |
---|---|
原作 | CAPCOM |
総監督 | 三池崇史 |
監督 | 須貝真也 |
アニメーション制作 | サブリメイション |
配信サイト | Netflix |
配信期間 | 2023年11月2日[81] - |
話数 | 8 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
2022年9月に制作が発表された[82]。Netflixにて2023年11月2日から配信開始。主演は大塚明夫[82][81]。
スタッフ(Webアニメ)
[編集]- 原作 - CAPCOM[82]
- 総監督 - 三池崇史[82]
- 監督 - 須貝真也[82]
- 制作 - サブリメイション[82]
- 主人公・宮本武蔵のモデル - 三船敏郎(協力 - 三船プロダクション)[82]
- 主題歌 - マネスキン「THE LONELIEST」[83]
キャスト
[編集]- 宮本武蔵 - 大塚明夫
- さよ - 山根綺
- 佐兵衛 - 山下大輝
- 平九郎 - 小西克幸
- 五郎丸 - 木村昴
- 海全 - 興津和幸
- 松木兼介 - 大塚芳忠
- 弦斎 - 古川慎
- 雲昇 - 緒方賢一
- 鬼火 - 土師孝也
- 吉岡清十郎 - 高橋英則
- 吉岡伝七郎 - 濱野大輝
- 吉岡亦七郎 - 広瀬裕也
- 吉岡お京 - 中原麻衣
- 吉岡お宮 - 志田有彩
- 吉岡お冴 - 白石涼子
- 或触奴 - 高木渉
- 伊右衛門 - 木村良平、藤堂真衣(少年期)
- 佐々木小次郎 - 関俊彦[83]
その他作品
[編集]- 映画
- 2002年にギャガが『鬼武者』の実写化権取得し[84]、ハリウッドで制作準備が進められ、2005年公開と発表された[60][61][62]。また2007年には金城武が出演に向けて制作会社と交渉中とされていた[85]が、制作中止となった。
- イベント
- 2001年7月20日から9月2日まで北九州のテーマパーク「スペースワールド」でジャパンアクションクラブによってスタントショーが行われた[86][87]。
- 2004年にラスベガスでイリュージョン・ショーが公演されると発表された[60][61]。
他作品での客演
[編集]- SNK VS. CAPCOM カードファイターズ2 EXPAND EDITION(2001年9月13日、ネオジオポケット、開発はSNKプレイモア) - 明智左馬介秀満とかえでがキャラクターカードとして登場している。
- タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES(2008年、Wii、アーケード) - 結城秀康が「灰燼の蒼鬼」名義でプレイヤーキャラクターとして登場。
- ストリートファイター×オールカプコン(2013年11月19日配信、iOS/Android用アプリ) - 参戦タイトルに本シリーズがあり、多数のキャラクターが登場。
- TEPPEN(2019年7月4日より北米・欧州、2019年8月8日よりアジア・日本でサービスを開始。スマートフォン向けカードゲーム)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 後に新垣隆がゴーストライターをしていたと判明。詳細は「佐村河内守#ゴーストライター問題」を参照。
出典
[編集]- ^ “株式会社カプコン シリーズソフトの累計販売本数”. 株式会社カプコン (2024年6月30日). 2024年11月4日閲覧。
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- ^ “幻魔を滅せよ――「鬼武者」がJ-PHONEに参上!”. SOFTBANK GAMES. Softbank Publishing (2002年7月1日). 2025年2月9日閲覧。
- ^ “カプコン、『鬼武者』シリーズの新シナリオがJava[TMアプリでJ-フォンに登場!]”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2002年7月1日). 2025年2月9日閲覧。
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- ^ “カプコン、オリジナルシナリオが楽しめるJ-スカイ向けアクションRPG「鬼武者 逢魔之章」”. GAME Watch. インプレス (2002年7月17日). 20020726201426時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月9日閲覧。
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- ^ “「鬼武者~Onimusha Tactics~」がWii Uバーチャルコンソールに登場!”. GAME WATCH. インプレス (2016年2月25日). 2025年2月9日閲覧。
- ^ 鬼五目 - ウェイバックマシン(2007年12月20日アーカイブ分)
- ^ 鬼武者 からくり幻魔城 - ウェイバックマシン(2007年12月20日アーカイブ分)
- ^ 鬼武者 からくり幻魔城 - ウェイバックマシン(2009年9月5日アーカイブ分)
- ^ 『カプコン、最新 FOMA®902i 向けに『新 鬼武者 Curtain of Darkness』を配信決定』(プレスリリース)カプコン、2005年10月19日 。2025年2月10日閲覧。
- ^ “FOMA 902iシリーズ向けに「新 鬼武者 Curtain ofDarkness」を配信”. ITmedia Mobile. ITmedia (2005年10月21日). 2025年2月10日閲覧。
- ^ “カプコン、PS2版との連携機能も搭載した3Dアクション FOMA 902i専用「新 鬼武者 Curtain of Darkness」”. GAME Watch. インプレス (2005年11月11日). 2025年2月10日閲覧。
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- ^ “ROOKiEZ is PUNK'D、人気ゲーム"鬼武者"テーマ・ソングに新曲「Cleave ~一刀両断~」を書き下ろし!国内ツアー第1弾ゲストに彼女 IN THE DISPLAYら決定!”. 激ロック Loud Rock Portal. 激ロックエンタテインメント (2018年12月13日). 2025年2月17日閲覧。
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- ^ a b c d e f g “ゲーム「鬼武者」初アニメ化!主人公・宮本武蔵のモデルは三船敏郎、総監督に三池崇史”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月25日) 2022年11月2日閲覧。
- ^ a b “アニメ『鬼武者』がNetflixで11月2日に独占配信決定。宮本武蔵は大塚明夫、伊右衛門は木村良平、佐々木小次郎は関俊彦が演じる”. ファミ通.com (KADOKAWA Game Linkage). (2023年9月20日) 2023年11月26日閲覧。
- ^ “ギャガが大幅反発、米映画制作に本格進出―「鬼武者」の実写化権取得”. Bloomberg (2002年12月18日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “5億円超の高額オファー?金城武、ゲーム「鬼武者」実写化へ向けて起動―台湾”. Record China (2007年11月20日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “「鬼武者」のスタントショーが7月20日から”. SOFTBANK GAMES. Softbank Publishing (2001年7月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “北九州スペースワールドで、『鬼武者』を題材にしたアクションショーが開催!”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2001年7月11日). 2025年2月23日閲覧。
参考文献
[編集]- スタジオベントスタッフ『鬼武者 解体真書』エンターブレイン、2001年3月12日。ISBN 4757703902。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 『鬼武者』シリーズ公式サイト(2017年7月18日時点のアーカイブ)
- 『幻魔 鬼武者』公式サイト - ウェイバックマシン(2012年10月18日アーカイブ分)
- 『鬼武者2』公式サイト(2012年10月18日時点のアーカイブ)
- 『鬼武者3』公式サイト(2018年4月4日時点のアーカイブ)
- 『新 鬼武者』公式サイト(2019年12月26日時点のアーカイブ)
- 『鬼武者タクティクス』公式サイト(2015年7月13日時点のアーカイブ)
- 鬼武者~Onimusha Tactics~ - Wii Uバーチャルコンソール
- 『鬼武者 無頼伝』公式サイト(2015年5月12日時点のアーカイブ)
- 『鬼武者Soul』公式プロモーションサイト(2017年3月24日時点のアーカイブ)
- 鬼武者 逢魔之章 ケータイカプコン J-SKY - ウェイバックマシン(2003年8月3日アーカイブ分)
- 鬼武者 逢魔之章 ケータイカプコン iアプリ - ウェイバックマシン(2003年6月19日アーカイブ分)
- 『鬼武者』 HDリマスター版公式サイト
- 『鬼武者2』 HDリマスター版公式サイト
- 『鬼武者 Way of the Sword』公式サイト
- 鬼武者 (@onimusha_capcom) - X(旧Twitter)