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高麗史節要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高麗史節要
各種表記
ハングル 고려사절요
漢字 高麗史節要
発音 コリョサ チョリョ
日本語読み: こうらいしせつよう
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高麗史節要(こうらいしせつよう)は、1452年に成立した朝鮮歴史書高麗(918年-1392年)の正史のひとつである。

朝鮮王朝の監春秋館事・金宗瑞らが、先代の王朝である高麗の歴史を編年体でまとめたもの。1451年に成立した鄭麟趾撰の『高麗史』の節要(ダイジェスト)という位置づけであるが、『高麗史』とは独立に編纂されたためにオリジナルの記事を多く含むほか、『高麗史』よりも詳細な部分もあり、貴重な史書である。35巻からなる。

外部リンクとその解説

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ソウル大学
奎章閣韓国学研究院(木版本)PDF形式見ることができる。
卷之一 
不明
卷之二
惠宗 定宗 光宗 景宗 成宗 穆宗
卷之三
顯宗
卷之四
德宗 靖宗 文宗
卷之五
文宗1
卷之六
宣宗大王 獻宗大王 肅宗大王
卷之七
肅宗2 睿宗1
卷之八
睿宗2
卷之九
仁宗
卷之十
仁宗2
卷之十一
毅宗
卷之十二
明宗1
卷之十三
明宗2
卷之十四
神宗 熙宗 康宗 高宗
卷之十五
高宗2
卷之十六
高宗3
卷之十七
高宗4
卷之十八
元宗
卷之十九
元宗2 忠烈王1
卷之二十
忠烈王2
卷之二十一
忠烈王3
卷之二十二
忠烈王4
卷之二十三
忠烈王5
卷之二十四
忠肅王
卷之二十五
忠惠王 忠穆王
卷之二十六
忠定王 恭愍王1
卷之二十七
恭愍王2
卷之二十八
恭愍王3
卷之二十九
恭愍王4
卷之三十
禑王1[1]
卷之三十一
禑王2
卷之三十二
禑王3
卷之三十三
禑王四
卷之三十四
恭讓王1
卷之三十五
恭讓王2

脚注

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  1. ^ 高麗史節要では禑王は、辛禑と記されている。これは、朝鮮王朝は高麗王朝恭讓王から禅譲で王権を得たことになっている。禑王は王の血統を引かない王氏ではない偽の王ということで、 辛禑という卑称になっている。朝鮮王朝は前朝の正史 高麗史、高麗史節要を編纂し、正史として広く配布する一方、明からの歴史書は禁輸、所持を厳禁した。なお高麗王朝実録等は消失、焚書された。

関連項目

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