高橋哲夫 (教育学者)
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高橋 哲夫(たかはし てつお、1933年[1] - )は、日本の教育学者。文部省初等中等教育局教科調査官や、文教大学教授を歴任した。
教科調査官としては、おもに中学校における特別活動を担当し、性教育の扱いなどに関わった[2]。
文教大学では、教育学部教職課程に所属した。また、1992年の日本特別活動学会の設立を実務面で支え[3]、ほかにも日本ピア・サポート学会[4]などの学会、研究会の役員を歴任した。
東京都北区教育委員会教育長を務めたのは同姓同名の別人。
おもな著書
[編集]編著
[編集]- 性の指導Q&A、大成出版社、1987年
- 中学校新教育課程を読む 特別活動の解説と展開、教育開発研究所、1989年
- 中学校新教育課程の解説 特別活動、第一法規出版、1989年
- 改訂中学校教育課程講座 特別活動、ぎょうせい、1989年
- 新学習指導要領の指導事例集:中学校特別活動(新しい学校行事の指導事例:全3冊)、明治図書出版、1990年
- 特別活動の内容と指導のポイント(高等学校新学習指導要領の解説)、学事出版、1990年
- 中学校学校行事・体験的活動の新展開(特別活動の新研究 9)、明治図書出版、1991年
- 学級活動の指導過程 中学校(特別活動の新研究 13)、明治図書出版、1991年
共編著
[編集]- (小泉英二との共編著)学校教育相談の理論・実践事例集、第一法規出版、1986年
- 改訂中学校学習指導要領の展開 特別活動編、明治図書出版、1989年
- (宇留田敬一との共編著)中学校学習指導要領:'89告示 特別活動の解説と実践、小学館、1989
- (坂本昇一との共編著)改訂高等学校学習指導要領の展開 特別活動編、明治図書出版、1990年
- 中学校学級活動 1年-3年(全3冊)、教育出版、1991年
- (原口盛次、井上裕吉との共編著)特別活動研究(教員養成基礎教養シリーズ)、教育出版、1999年
- (仙崎武、藤原正光、西君子、今泉紀嘉との共編著)生徒指導の研究:生徒指導・教育相談・進路指導、学級・ホームルーム経営、 教育出版、2009年
- (原口盛次、井上裕吉、今泉紀嘉、井田延夫、倉持博との共編著)特別活動研究、教育出版、2010年
- (井上裕吉との共編著)中学校特別活動指導法ハンドブック 1巻(学級活動)、明治図書出版、1992年
- (白井三恵との共編著)中学校特別活動指導法ハンドブック 2巻(生徒会活動・クラブ活動)、明治図書出版、1992年
- (槙常三との共編著)中学校特別活動指導法ハンドブック 3巻(学校行事)、明治図書出版、1992年
- (森嶋昭伸、今泉紀嘉との共編著)「ガイダンスの機能の充実」によるこれからの生徒指導、特別活動、教育出版、2010年
脚注
[編集]- ^ “高橋, 哲夫,、1933- 検索結果”. 国立国会図書館. 2015年8月15日閲覧。
- ^ 夢 (1990年2月22日). “学校での性教育はなぜ進まないか(根ほり葉ほり)”. 朝日新聞・朝刊: p. 16 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ 学会設立初期から、長く研究企画委員長、研究大会準備委員会代表などを務めた。:“日本特別活動学会『会報』掲載記事一覧” (DOC). 日本特別活動学会. 2015年8月16日閲覧。
- ^ “日本ピア・サポート学会 第3期役員”. 日本ピア・サポート学会. 2015年8月16日閲覧。