高橋佳子 (邦楽演奏家)
高橋 佳子(たかはし よしこ)は、日本の箏曲家・三弦奏者である。福島県郡山市生まれ[1]。生田流。箏を母の宮城会大師範である高橋奈津曳、三弦を芦垣美穂に師事[1]。宮城会会員、森の会会員、福島県三曲連盟会員、一穂会会員、和佳奈会副会主のほか、あいおいの会・グループ「煌」に参加している[1]。
来歴
[編集]1997年(平成9年)東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業[1]。サントリーホール主催『新人演奏会』に出演[1]。1998年(平成10年)国際交流基金助成のもと、日本・パキスタン友好交流公演に参加[1]。1999年(平成11年)東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了[1]。同大卒業生とグループ「煌(きらら)」を結成し[1]、グループ「煌」第1回コンサートを開催した[1]。
2000年(平成12年)第45期NHK邦楽技能者育成会卒業[1]。和佳奈会20周年記念「箏曲コンサート」を卒業記念として郡山市民文化センターで開催[要出典]。グループ「煌」第2回コンサートを文京シビックホールにて開催[要出典]。国際交流基金助成のもと、アメリカ・キューバ・ニカラグアにおいて友好交流公演を行う[1]。2001年(平成13年)郡山、ドイツにて「アマデウス室内管弦楽団コンサート」に箏ソリストとして出演[要出典]。
2002年(平成14年)NHK邦楽オーディションに合格[1]。2003年(平成15年)郡山市で邦楽振興基金助成事業「箏・三絃リサイタル」を開催する[1]。文化庁新進芸術家研修生に選ばれる[1]。
2004年(平成16年)東京紀尾井小ホールにて「筝・三絃リサイタル」開催[1]。
2005年(平成17年)富山舞台芸術代表団の一員としてチェコ(プラハ・ブルノ)での公演を行う[要出典]。ビクター邦楽オーディションに合格、ビクターより合格記念CD「生田流箏曲/高橋佳子」をリリース[2]。池上眞吾作品集CD「春・夏コレクション」にレコーディング参加[要出典]。
受賞歴
[編集]- 1985年(昭和60年) - 宮城会箏曲コンクール児童部秀位入賞[1]
- 1986年(昭和61年) - 宮城会箏曲コンクール児童部秀位入賞[要出典]
- 1996年(平成8年) - 宮城会箏曲コンクール第三位受賞[1]
- 1997年(平成9年) - 大学より推薦を受け宮城賞受賞[1]
- 1997年(平成9年) - 優秀新人に贈られる奨学金NTTドコモ賞受賞[1]
- 1997年(平成9年) - 宮城会箏曲コンクール第一位[1]
- 1998年(平成10年) - 郡山市教育委員会より郡山市芸術文化振興褒章メダルを受賞[1]
- 1998年(平成10年) - 郡山市文化団体より文化栄誉賞を受賞[1]
- 2001年(平成13年) - 第八回賢順記念全国箏曲コンクール奨励賞受賞[1]
- 2002年(平成14年) - 第八回長谷検校記念 全国邦楽コンクール優秀賞受賞[要出典]
作品
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w “第6回:高橋佳子《生田流箏曲》邦楽技能者オーディション合格者 | 公益財団法人 日本伝統文化振興財団”. jtcf.jp. 2022年2月4日閲覧。
- ^ 邦楽技能者オーディション 第6回合格者 高橋佳子(2013年11月25日確認)
- ^ CD「生田流箏曲/高橋佳子」 VZCF-1005(2013年11月25日確認)