高根第二ダム
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高根第二ダム | |
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所在地 |
左岸:岐阜県高山市高根町日影 右岸:岐阜県高山市高根町大古井 |
位置 | 北緯36度01分45.5秒 東経137度27分46.6秒 / 北緯36.029306度 東経137.462944度 |
河川 | 木曽川水系飛騨川 |
ダム湖 | 名称未定 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 中空重力式コンクリートダム |
堤高 | 69.0 m |
堤頂長 | 232.0 m |
堤体積 | 162,000 m3 |
流域面積 | 173.0 km2 |
湛水面積 | 58.0 ha |
総貯水容量 | 11,927,000 m3 |
有効貯水容量 | 5,785,000 m3 |
利用目的 | 発電 |
事業主体 | 中部電力 |
電気事業者 | 中部電力 |
発電所名 (認可出力) |
高根第一発電所 (340,000kW) 高根第二発電所 (25,100kW) |
施工業者 | 熊谷組 |
着手年 / 竣工年 | 1963年 / 1968年 |
高根第二ダム(たかねだいにダム)は、岐阜県高山市高根町日影地先、木曽川水系飛騨川に建設された発電専用ダムである。
沿革
[編集]高根第二ダムは、中部電力が飛騨川の電源開発計画の一環として、すぐ上流に位置する認可出力340,000kWの揚水発電所、高根第一発電所の下池を形成するダムである。着工は1963年(昭和38年)であるが、完成は高根第一ダムより早く、1968年(昭和43年)である。ダム直下には認可出力25,100kWの高根第二発電所が付設されている。
ダムの高さは69.0m、型式は中空重力式コンクリートダムである。この形式のダムは全国でも珍しいが、管理者別で見ると中部電力の管理ダムが目立ち、高根第二ダムのほか大井川にある畑薙第一ダム・畑薙第二ダム・井川ダムが中空重力式コンクリートダムである。また、揖斐川にある横山ダム(国土交通省中部地方整備局・80.8m)も中空重力式コンクリートダムであり、現在は全く建設されない同型式が密集する特異地帯でもある。
高根第二ダムは国道361号沿いにあるが、この付近には高根第一・第二ダムのほか、朝日ダム・久々野ダム・秋神ダムと発電用ダムが密集している。
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高根第二ダム上流側
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放流中の高根第二ダム