高林龍
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高林 龍(たかばやし りゅう、1952年12月12日 - )は、日本の法学者。専門は知的財産法。早稲田大学法学学術院名誉教授[1]。元裁判官。 父高林克巳も裁判官であった[2]。
来歴・人物
[編集]- 1970年 東京都立秋川高等学校卒業(3期)
- 1976年 早稲田大学法学部卒業
- 1976年 司法研修所修習生(第30期)
- 1978年 東京地裁判事補
- 1981年 那覇地裁判事補
- 1983年 東京地裁判事補
- 1986年 松山地裁判事
- 1990年 最高裁判所調査官
- 1995年 早稲田大学法学部助教授
- 1996年 早稲田大学法学部教授
- 2004年 早稲田大学大学院法務研究科教授[1]
- 2023年3月11日 最終講義[3]
- 2023年3月31日 定年退職[3]
- 2023年4月 創英国際特許法律事務所[4]
- 裁判官時代は17年間民事裁判官として主に知的財産権関係訴訟を担当。
研究テーマ
[編集]- 知的財産権関係訴訟の理論と実務
- クレーム解釈論
- アジア及び欧州における知的財産関係判例英訳データベースの構築
在外研究
[編集]- 米国ジョージ・ワシントン大学ロースクール(1997年 - 2000年)
著書・論文等
[編集]- 『標準特許法』(有斐閣)
- 『ケースブック知的財産法』(弘文堂)
- 『司法制度改革と市民の視点』(成文堂)
- 『英和対訳 アメリカ著作権法とその実務』(雄松堂出版)
- 「職務著作と職務発明」(著作権情報センター/コピーライト504号)
- 「職務発明についての権利の帰属と相当な対価額の決定に関する法律上の問題点」(知的財産協会/知財管理52巻7号)
- 「特許侵害訴訟における信義則・権利の濫用」(法曹会/法曹時報53巻3号)
所属学会
[編集]- 日本工業所有権法学会(理事長)
- 早稲田大学知的財産法制研究センター(センター長)
- 著作権法学会
社会的活動
[編集]出典
[編集]- ^ a b “早稲田大学 研究者データベース”. researchers.waseda.jp. 2020年3月8日閲覧。
- ^ 高林龍 (2023-07). “裁判官として 17 年間、学者として 28 年間の知的財産との係わり” (PDF). パテント (日本弁理士会広報センター会誌編集部): 43-50. CRID 1520296885749842688 2024年9月12日閲覧。.
- ^ a b RCLIP. “高林龍教授・最終講義(2023.3.11) – 早稲田大学知的財産法制研究所[RCLIP]”. 2023年1月27日閲覧。
- ^ “弁理士/弁護士”. 創英国際特許法律事務所. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “中央知的財産研究所 | 日本弁理士会”. www.jpaa.or.jp. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “役員 | 日本弁理士会”. www.jpaa.or.jp. 2023年1月27日閲覧。
- ^ “役員 | 日本弁理士会”. www.jpaa.or.jp. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “令和5年度「知財功労賞」について | 経済産業省 特許庁”. www.jpo.go.jp. 2023年4月14日閲覧。
関連項目
[編集]- 知的財産権 - 日本における知的財産訴訟の現状なども記載
外部リンク
[編集]先代 土肥一史 |
日本工業所有権法学会理事長 2015年 - |
次代 (現職) |