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高木侃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高木 侃(たかぎ ただし、1942年1月4日[1] - 2018年11月22日[1])は、日本法制史学者専修大学史編集主幹。専攻は日本法制史家族史埼玉県出身[2]

1942年朝鮮慶尚北道生まれ[3]。1960年埼玉県立本庄高等学校卒業[3]。1966年中央大学法学部法律学科卒業[3]。1969年同大学院法学研究科修士課程修了[3]。1994年「縁切寺満徳寺の研究」で中央大学より博士(法学)の学位を取得。愛知学院大学助教授、関東短期大学教授、国際日本文化研究センター客員教授、2002年専修大学法学部教授[3]。2011年比較家族史学会会長。太田市立縁切寺満徳寺資料館名誉館長。近世の離婚研究で知られる。

著書

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  • 三くだり半 江戸の離婚と女性たち 1987.3 (平凡社選書) のちライブラリー
  • 縁切寺満徳寺の研究 成文堂 1990.12
  • 三くだり半と縁切寺 江戸の離婚を読みなおす 1992.3 (講談社現代新書)
  • 泣いて笑って三くだり半 女と男の縁切り作法 教育出版 2001.4 (江戸東京ライブラリー)
  • 三くだり半からはじめる古文書入門 柏書房、2011

編著

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  • 縁切寺満徳寺史料集 成文堂 1976
  • 縁切寺東慶寺史料 平凡社 1997.2
  • 老いの相生 専修大学出版局 2006.5

脚注

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  1. ^ a b 坂誥智美「<高木侃先生追悼>高木先生からいただいた言葉と宿題」『専修大学史紀要』第11巻、専修大学大学史資料室、2019年3月31日、124-126頁、ISSN 1883-9223 
  2. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.325
  3. ^ a b c d e 髙木侃教授履歴・業績」『専修法学論集』第114巻、専修大学法学会、2012年3月2日、363-378頁、ISSN 0386-5800 
先代
戒能民江
比較家族史学会会長
2011年 - 2014年
次代
森謙二